実はきょう2回目の「アントマン」を見て来ました。2回も見なくてもそんなに難しい映画じゃないから迷ったのですが、初回で5分くらい眠ってしまったこともあり、今後アベンジャーズにつながるようだし大きいスクリーンはそろそろラストチャンスかも、と決意しまして。
やっぱり、良かった~!!!見逃し部分もしっかり見れて、細部もクリアになって、体験はお金を出しても買うものですね。
なぜ良かったのかも、初回だけだと自分でもわかりませんでしたが、今度はそれも少しクリアになってきました。
アントマンになるスコットがおもしろい。頭が良くて正義感も強いのに、犯罪してしまうあたりと、軽い台詞がツボです。それはエドガー・ライトっぽさなのか。おかげで小柄で普通っぽい顔で好みでもなんでもないのに手に汗握って応援してしまいます。
蟻がかわいい! アントニー!!
アントマンが蟻サイズの戦士ってだけだったら、この映画は絶対ここまで面白くなかったですよね。甲斐甲斐しい働き者なんだもの。虫ってどちらかというと避けたい生き物でしたけど、もう大好きになってしまいました。ラストに出て来るテーブルの下のもツボでしたねえ・・・
蟻が戦士になって、戦う相手は企業秘密だったのもよかったです。私は戦闘ものが苦手なのでアベンジャーズ2みたいに人と人の武器による闘いのシーンはできたらなるべく少ない方がありがたい(だったらマーベル見るなって感じなんですけども)です。
企業秘密を破壊する蟻の攻撃は電気だけでしたし、コンピューター回線が電気でやられて行く様子は美しかった。それと似ているけど、粒子の世界のグラフィック化というのも美しかった。クライマックスの感動は異次元の宇宙にも匹敵するロマンがありました。「2001年宇宙の旅」のゾクゾクする感じに似ていました。
それと、2回目でやっとこ気がついたのですけど、プロローグに出て来た女性が老人のはずがかっこいいと思ったら、エンドロールにヘイリー・アトウェルの名前が出てるではありませんか!エージェント・カーターだったのですね。んもう、壮大な一大叙事詩を狙ってるのねマーベル。
スコットの明るい友人ルイスもいい味だしてました。通常の私だったらマヌケな脇役のこと考えないのに、この人は存在感が大きくて。狂気の部分はピム博士とスキンヘッドの悪役クロスが担っていましたけど、妙に明るいルイスも愛すべき狂気ですよね。
大富豪の天才色男=トニー・クラークとはまったく違う普通の人(と言っても頭もよくて身体能力も高いのですが!)が蟻さん達と戦うので、普通の人と普通の生活を見直せるという意味で、まったくリアルではないのに現実的な映画でした。
続編も2018年公開と決まりまして、また蟻さん部隊が活躍してくれるのかと楽しみではありますが、女性の小さい戦士ワスプの衣装が伝統的な胸を強調したやつなのがどうも抵抗があります・・・
これ欲しいくらいアントニーかわいい
アントニー可愛かったです。
英語圏でも「買った時ヒヨコだったからヒヨちゃん」みたいな適当な名前の付け方あるんだ・・・と思いました。でも、名前つけたら愛着湧いちゃうじゃないですか!アントニ-ーーー!
あの3人組もいいですよね。あの3人だけの映画がみたいくらい好き。
アントニー!!!ですよね~(涙)
実を言うと最初、キャンディキャンディの王子さまのアンソニーかと聞き間違えたんです。そしたら「アント」ニーだった!!W
3人組は、普通だったらあんな汚い(失礼)脇役なんて見向きもしないのに、なぜかこの映画ではいい味出しすぎてましたね。
早くも「2」が楽しみです。