Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

The Times ベン・ウィショー10/31号

2020-11-13 11:03:00 | ベン・ウィショー


 2020/10/31付けThe Timesにベン・ウィショーのインタビューが掲載されたのだけれど、有料メディアなのでオンライン契約するのもなんだし、でもタイトルが

THE LONELINESS OF BEN WHISHAWベン・ウィショーの孤独

BEN WHSHAW IN LOCKDOWNロックダウン下のベン・ウィショー

というZoomライブ、この前のポッドキャストに続くパンデミック下での近況ということで、あのシャイな人がトークの仕事を受けてるんだからファンとしても受け止めねば!と紙雑誌を購入しましたよ〜。

注文したのはこちらのサイトです。Your Celebrity Magazines



約1週間ほどで届きました。
封筒を開けてビックリ!出てきたのがこの人?!



過去に買った紙雑誌はちゃんと表紙にもなっていたので間違った雑誌が送られてきた?!と疑いましたが、中に掲載されていました・・・(汗)

しかも過去に買ったこちらはTHE SUNDAY TIMESでちょっと違った!同じ雑誌のつもりでした


でもインタビュアーはこの2冊と同じChrissy Ileyという人で、右の号は2014年ですからもうおなじみの記者さんなんですね。ここでウィショーさんにストレスがかかってないとホッとする自分のナニーぶりが恥ずかしい・・・


インタビューの和訳です。

場所はイーストロンドンのレストラン、テラス席。ボトルグリーンのローゲイジセーターにジーンズという姿でもちょっと痩せたようなウィショーは、歩道の割れ目にもつまずきそうであった。髭がくっきりとした頬骨をさらに際立たせていた。

また何らかの行動規制がかかるという前日は、雷が来そうな午後のようだ。
「そうだね。でももう前に経験してるし。嫌だけど、仕方ないね。避けては通れない、孤独。」とホットサンドチーズがすごく食べたいと言いながら席を立つ気配のないウィショー。

この時はまだ「007 No Time To Die」の2度目の公開延期は知らず、公開まであと2週間のはずだった。

「出歩くにはマスク、5分おきの手洗い、消毒の時代になる前がどんなだったか思い出せない。ボンド映画はまさしくこういう時に必要なものだと思う。スリリングで楽しくて逃避になるもの。出かけてでも見たいと思わせてくれる映画かな。多様性があり年代も問わず皆んなをつなぐ力がある。」

彼の熱意に反し映画の内容は語れないことについてー

「撮影は随分前だったし。実際はそれほどじゃなくてもすごく前のことに感じる。
それに脚本全体を知らないし、時系列順に撮っていないし、やっぱりネタバレは許されない。言えるのは、ある夜遅くに彼を助ける何かをあげる、ということだけ。秘密ではあるけれど、正直難しい仕事だった。意図的らしいとはいえ監督の仕事の仕方はかなり即興型で、時間も限られていた。でもやっぱり何も知らされてなかったから(言えることがない)ね。」

コロナのプラス面は、彼の切れ目のないキャリアに”一時停止”を押したことだろう。イギリスで2021年にリリースされる「ファーゴ」への初出演、アダム・ケイ原作のNHS医者のTVドラマ「すこし痛みますよ」の撮影は1月へ延期された。

「早くてもだよ。」

次から次へとこなしていた仕事も今や「・・・ゼロ。ちょっと世捨て人になってる。一旦無理やり止められたら、何もやりたいことがなくなった。本当に何にも。やめたくなった。行けるときにはファミリーに会いに行って、長い散歩に出たり、やたら昼寝してたよ。」

寒く聞こえないか気にもせずウィショーは言った。

筆者が前に会ったのはロックダウン前のシカゴだった。007のもともとの4月の公開日の直前だった。ファーゴの撮影中。ウィショーが偶然住むことになったエアbnbのアパートメントで。ミシガン湖を臨む天井の高いエレガントな建物。ウィショーはバックプリントに「オルフェウスとエウリュディケ」のイラストが描かれたシャツを着ていた。

「9階で湖を見渡すのが好きなんだ。太陽が昇って姿を変えていく様子が見える。窓に近いソファーに座って何時間でも空想にふけっていられるよ。ずっとそんな時間があるなんて、lovely。」

(略:筆者のウィショーさん観と略歴紹介〜彼女はかなり好意的な記者さん)

アメリカにいた間はパートナーのマーク・ブラッドショーとあまり会えてないんじゃないかという問いに

「んー・・・」との反応。

「今年はもっと自宅にいて、手入れをする時だと思う。需要があるっていい。でもホント思うけど、ある一定の期間家にいないとダメ。もうここに6ヶ月もいるよ。全然帰ってなくて。マークは1ヶ月くらい来てくれて、僕もクリスマスには帰ったけど。確かに大きな試練だな。」

この時は知らなかったことだが、家に戻るというウィショー予言は瞬く間に現実となった。数日後、欧州行きのフライトはすべてなくなり、UKへの入り口は小さな窓のようになってしまった。

あの夏彼の髪は短くカットされていた。ファーゴではウィッグをつけていた。今は伸びている。最近、肉を絶っているらしい。

「健康的になった感はない。でも決めたことだから、どうなるか様子を見る。」

*長くなったので後半に続きます


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