イギリスのテレビ局Channel4系More4で8/3に放送されたはずのPiano Nightの予告編を見てピアニストJames RhodesのCDを買いました。
Channel4というのは、その名のとおりイギリスの第4番目のテレビ局で、デジタル放送のFreeviewが多チャンネルを提供始めるまで、BBCの2チャンネルでは放送しないマニアックな番組を若者や知識層に提供するという役割を持っていたのです。
実はチャンネルのことは知らずに予告編見て彼の弾きっぷりにズキュンと胸を打たれ、そして番組のこと調べたら、いつもベネディクトが出てるBBCじゃなくてChannel4だったことに気づき、その局の生い立ちというか性質を思い出したんです。
Jamesくんに、インディー系で孤独で、だけど熱いエネルギーというか魂の存在を感じて、すごいChannel4っぽいなあ、と。
私はクラシックの教育受けたことないので専門的なことはわからないけど、心を揺さぶられるアーティストは何かのボーダーラインにいて、その壁に必死で掴まってたり薄い壁の上にバランスをとりながら立っているというイメージがあります。
ジェイムズくんのことは、ベネディクトの友達として存在を知って以来、ポロポロと彼の音楽へのポジションや思いの書かれた記事を読んだり、本人のリンクでyoutubeの演奏を聞いたりして少しずつ知って来たのですけど、今回の予告編見て、映画「アマデウス」見てモーツァルトがあんなロック野郎だったのか?!と知った時のような衝撃を受けました。
クラシック音楽が血管を流れる人なのに、クラシック純粋培養の世界には住めないような彼の孤高さに惹かれます。私の勝手な思い込みかもしれないけれど、RadioheadなどのUKロックと同じものを感じます。
神を讃えるバッハの曲を、本当に神を讃える気持ちで弾くアーティストは素晴らしいと思うのですが、エゴとか迷いとかが見えてしまう人間による演奏の方が私は好き。きっと私のヨコシマな心を表現してくれるからかな・・・
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この冊子にはArtist's Noteが入っているので、それはまた追記します。
Noteではない追記ですが・・・
ジェイムズ君は婚約したとのニュース写真があまりにもいいので貼ります
まるでお守りになりそうな笑顔です。
MailOnineより 7 August 2013
きっと自分の感情なりに何かしらあったからCD買ったんだな~と思って
それを何とか書いてみました。まったく思い込みの世界かもですね。
このCDインタヴューも入ってます。そんなことも書きたいけど
今日も書けなかった・・・でも曲は期待通りとてもよかったので、
紅薔薇さんの買われたのもいずれ買って聞きたいと思ってます。