Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

グリンチ 字幕版

2019-01-02 22:02:00 | ベネディクト・カンバーバッチ


もともと日本では吹き替え版をメインに公開が始まりましたが、クリスマスを過ぎたらますます字幕版がなりもう見られないかと思いましたが、

劇場案内一覧表をよーーーーーく見つめたら、地味に(字幕)という字が紛れてました!

さっそくお正月から行き慣れない池袋まで頑張りました。

ベネさんの演技力が発揮されるであろう「ひねくれ者」グリンチを楽しみに。

・・・しかしひねくれ具合は、今までの役(シャーロックとかね)ですっかり慣れていたせいか、どこがひねくれているのかさっぱりピンとこない、というのが正直な感想です。

しかしそれは設定のせいだしベネさんの役の解釈ではないでしょうけど、この子供向けアニメの主役ということで、ベネパパの顔が前面に出てるんだな〜と思います。

しかもイルミネーション作品なので、モンスターであるグリンチの醜さをあまり感じません。

多分、アメリカではクリスマス・キャロルのスクルージのようなキャラとして、みんなが知っている前提の映画なのだな、とネットで調べてわかりました。ジム・キャリーが苦手なので実写版も見たことがなかったので、画像を検索してその実写版の気持ち悪さ、恐ろしさにおののきました。

グリンチの心を改めさせる少女の心も見上げた清らかさなのですが、私が一番心を奪われたのは、グリンチの飼い犬、忠犬マックスです!

マックスと一緒なのにグリンチは自分がひとりぼっちと思ってるなんてマックスに失礼じゃないかとさえ思いました。

ダウントンアビーの使用人部屋のように、グリンチが呼び鈴をならした場所がマックスにわかるようになっていて、かいがいしくコーヒーを運んでいくんですよ。1匹で執事と従者と下男を兼ねて働いています。

そしてグリンチの悪巧みでも飼い主にそれは忠実に助けるんですね、ああマックス!!

とはいえ、クリスマスディナーに招待されたグリンチが心を入れ替えたというスピーチをするシーンでは、(ずっと孤独だった人がこんなスピーチいきなりできないよな)(ベネさんがキッズに読み聞かせる姿が目に浮かぶな)と大人の冷めた見方をしつつも同時に不覚にも涙が出てしまいました。

ところで、グリンチってタータンチェックのガウンが可愛いんですよね。



それを見て、アパレルメーカーがこのようなグリンチデザインを出したのがようやく理解できました。



そうそう、グリンチの住む村って、WHO(フー)っていうんですよね。何か意味があるのかな。

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2 コメント

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Unknown (hedgehog)
2019-01-04 14:17:21
しましまさん

>実写版の気持ち悪さ、恐ろしさにおののきました。

私もジム・キャリーが苦手で実写版はちゃんと見ていないのですが、上映された当時の予告映像だけでドン引き/おなかいっぱいになりました。それだけに、イリュミネーションが「グリンチ」をCGアニメ化する、ベネディクトがグリンチ役をやる、と知って不安だったのですが、出来上がりのかわいさにほっとしました。

マックス、かわいいですよね。私も、マックスと一緒に暮らしている以上、グリンチはちっとも孤独じゃないのにと思いました。実際のところ、グリンチはクリスマスが強烈なトラウマだっただけで、クリスマスシーズン以外はある程度まっとうな振る舞いをしているのかもしれません。

>ずっと孤独だった人がこんなスピーチいきなりできないよな

おっしゃる通り!

>グリンチの悪巧みでも飼い主にそれは忠実に助ける

いなくなったトナカイに替わってソリを引けるとわかって喜ぶマックス! 前に進めず雪の下に埋もれても頑張るマックス! ああ、何ていい犬だ……(感泣)
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Unknown (しましま)
2019-01-04 15:13:49
hedgehogさん

やはりジム・キャリー実写版が辛いのは私だけじゃなかったのですね^^;

>>上映された当時の予告映像だけでドン引き/おなかいっぱいに

役どおりの意地悪モンスターを通り越して不気味でしたよね~~!

あれに比べたらこのアニメグリンチは実写で大きく人気を失ったキャラの復活をかけたのかと思うような可愛さでした。
イルミネーションの人間の造作が私にはちょっと不気味なお人形にも見えるのでかえってモンスターや動物のかわいさがひきたちました。

>>前に進めず雪の下に埋もれても頑張るマックス! 

雪の下から浮上するシーンはエンタープライズ号のようでした!!
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