上の図は「ダニング=クルーガー効果」という1999年に実験により定義された現象で、縦が自信、横が経験です。
つまり、「ちょっと慣れてくると全てを知ったような気になるが、もっと経験すると奥の深さを知り最後にやっと能力と自信が一致する」というものですが、
よく「ダメなやつほど自己評価が高い」ことを語るときにこの実験結果が証拠として出てきます。
実は私、よく職場でイヤな奴に出くわすのですが、みんなこれだったんです!
しかも、その人たち、横軸は動かないんです。
自己評価が高すぎて学習せず永遠に自信マックスの新人さんレベルの能力・・・
何かミスした時、トラブルが生じたのは状況のせいだと思ってる。
上司に怒られても「その人が感情的だから」で自分が間違ったことに気づかない。
なのに私が職場でいちばん後輩だから、私を「自分より下の人」と思っていて、いらぬ指導をしてきたり、仕事ができてないのに私の助言を無視したり。
それでずっと腹が立っていたのですが、この「能力がない奴は自分の能力も他人の能力もわからない」ことを知ってすっごーーく納得して、
「能力がない」可哀想な奴なんだから仕方ないか〜と彼に対する敵意が消えました。
そしたら最悪にも気を許されてしまい、つまらない彼の生活とか興味の話をいろいろしてくるー・・・私が忙しいことにも気づかずに!
職場で発行してる新聞用のマンガ描いてたら(私はこういうことは自分の世界に没頭したいので人前で描きたくないんだけど締め切りギリギリなのでオフィスで描いてた)、「しましまさん、僕は自分に絵心がないので絵が描ける人はすごいと思います」と言ってきて、私は会話を続けたくなかったので「先輩はギターが弾けるからいいんじゃないですか」(彼は音楽専門学校にも行ったバンドマン)と不覚にも褒めてしまった!
私のバカーーーー!!!これに気を良くしてまた話しかけてくるにちがいない・・・ああ、バカ、バカ・・・
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