今回のNYの旅では、まゆみさんに全面的にたいへんお世話になったのですが、なんとミュージカルへのご招待もいただきました。それがこの「SOMETHING Rotten!」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6b/e9a1e03ac9c261a7b5723dd2dcec695c.jpg)
数多いブロードウェイのミュージカルの中でもなぜこれかと申しますと、シェイクスピアを題材としたコメディとのことなので、ハムレット以来つい惹かれてしまうのです。
舞台は幕が上がってなくてもシェイクスピアの時代そのものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/8f/09313c9c4e4ba1c06ac6560931243ffe.jpg)
あらすじ:
自らの劇団を率いるボトム兄弟は演劇界での成功を目指していた。時のスターであったシェイクスピアをなんとか出し抜きたい団長の兄は、大預言者ノストラダムスの甥を訪ね、次に何がヒットするのかを聞き出す。予言では、台詞が全部歌われる「ミュージカル」なるものが流行り、シェイクスピアは「オムレット」の「デニッシュ・・・何ちゃら」を当てるという。ボトムはそれを自分達がやってしまおうと企むが、スパイによりその企みを嗅ぎつけたシェイクスピアは、逆にボトム兄弟の新作を探るため、無名の役者に変装してミュージカル「オムレット」の役を得る・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/80/549a6416dfad5661df0158461718c549.jpg)
感想:
楽しかったです。衣装やセットは16世紀らしく暗くて重いというのに、ミュージカルですから、その重いものたちが弾けて踊るんですから。
この作品の見どころは、ブロードウェイミュージカルへのトリビュートとシェイクスピアのネタです。
ミュージカルはそんなに見ていないんですが、どこかで見たような風景が次から次へと現れるので、だいたいパロディ場面はわかります。
しかし去年からハムレット~ホロウ・クラウンと見てきて、自分としてはなかなかのシェイクスピア・ファンになってきたのではないか?と密かに自負していたにもかかわらず、こちらの方は舞台の台詞を聞き取るのに加え、作品の発表順番を把握するなどの知識や有名な台詞も元ネタとして必要とされるので、まだまだ勉強の余地あり!と思い知らされました・・・(まあ、これからの人生の楽しみと思うことに)。
数々の元ネタは分からなくても、この舞台そのものがストーリーのある華やかなミュージカルなので、ドイルの聖典を知らずとも「シャーロック」が楽しめる程度に楽しむことができます。
そしてさらに、秘密兵器がこのシェイクスピア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/85/63de24bb8ebf1ff4493efe8f4d093713.jpg)
彼は時のロック・スターのような存在なのでした。
レザーのジャケットとズボンを履いて、いつも美男子風取り巻きを数人引き連れ、観客の視線を集めるセクシーなビル。彼を見ただけでもこれを見た価値があったというものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6b/e9a1e03ac9c261a7b5723dd2dcec695c.jpg)
数多いブロードウェイのミュージカルの中でもなぜこれかと申しますと、シェイクスピアを題材としたコメディとのことなので、ハムレット以来つい惹かれてしまうのです。
舞台は幕が上がってなくてもシェイクスピアの時代そのものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/8f/09313c9c4e4ba1c06ac6560931243ffe.jpg)
あらすじ:
自らの劇団を率いるボトム兄弟は演劇界での成功を目指していた。時のスターであったシェイクスピアをなんとか出し抜きたい団長の兄は、大預言者ノストラダムスの甥を訪ね、次に何がヒットするのかを聞き出す。予言では、台詞が全部歌われる「ミュージカル」なるものが流行り、シェイクスピアは「オムレット」の「デニッシュ・・・何ちゃら」を当てるという。ボトムはそれを自分達がやってしまおうと企むが、スパイによりその企みを嗅ぎつけたシェイクスピアは、逆にボトム兄弟の新作を探るため、無名の役者に変装してミュージカル「オムレット」の役を得る・・・
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感想:
楽しかったです。衣装やセットは16世紀らしく暗くて重いというのに、ミュージカルですから、その重いものたちが弾けて踊るんですから。
この作品の見どころは、ブロードウェイミュージカルへのトリビュートとシェイクスピアのネタです。
ミュージカルはそんなに見ていないんですが、どこかで見たような風景が次から次へと現れるので、だいたいパロディ場面はわかります。
しかし去年からハムレット~ホロウ・クラウンと見てきて、自分としてはなかなかのシェイクスピア・ファンになってきたのではないか?と密かに自負していたにもかかわらず、こちらの方は舞台の台詞を聞き取るのに加え、作品の発表順番を把握するなどの知識や有名な台詞も元ネタとして必要とされるので、まだまだ勉強の余地あり!と思い知らされました・・・(まあ、これからの人生の楽しみと思うことに)。
数々の元ネタは分からなくても、この舞台そのものがストーリーのある華やかなミュージカルなので、ドイルの聖典を知らずとも「シャーロック」が楽しめる程度に楽しむことができます。
そしてさらに、秘密兵器がこのシェイクスピア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/85/63de24bb8ebf1ff4493efe8f4d093713.jpg)
彼は時のロック・スターのような存在なのでした。
レザーのジャケットとズボンを履いて、いつも美男子風取り巻きを数人引き連れ、観客の視線を集めるセクシーなビル。彼を見ただけでもこれを見た価値があったというものです。
お誕生日、おめでとうございます!
この1年、良いことがたくさんたくさん起きますようにお祈りしています。
ところで、このミュージカルを観た翌日、シェークスピア役のChristian Borle以外の3人のオリジナルキャストが交代しました。トニー賞受賞のシェークスピアを見ることができたのは本当に良かったです。
しましまさんがご覧になった舞台は、ニック役の俳優さんだけがすでにオリジナルと交代していたのですが、実は先週空港で、初演のニックを演じたBrian d'Arcy Jamesにばったり会ってしまいました。彼の舞台を見ていた私は、向こうから歩いてくる人が彼だとわかり、あなたのニックは素晴らしかったと、思わず声をかけてしまいました。彼は、映画『スポットライト』にも出ています。私にとっては嬉しいオチでした。
では、お誕生日の1日を楽しんでくださいね!
おかげさまで心の充実した誕生日を過ごせました。
特に何もイベントはしてないのですが、
皆様からお祝いの言葉をいただけるって満たされるものですね。
初代のニックの人は、パンフレットに写真の出ている人ですね。
クラシックな顔立ちの人で目立ちそうです。
劇場でもChristian Borleにばったりお会いになったんでしたよね?!
この演目と強いつながりがあるんじゃないでしょうか。
貴重なミュージカルを見せていただいて本当に良かったです。
全米ツアーに出るようですが、その後は世界ツアーや
映画にもなるといいですね。
もう一つ興味のあったSchool of Rockは、映画版を帰りの飛行機で見て
それで満足しました。
ですので、SOmething Rottenにしていただいて大正解です。
ありがとうございました。
いいなあ、いいなあ、私はこのミュージカルのダイジェスト(?)を去年だかおととしだかのトニー賞授賞式で観て「何ておもしろそう!」と思ってそれっきり。来日公演、は、夢のまた夢かしら……。
なんとダイジェスト映像が流れていたのですね。
それは2015年のトニー賞のはずです。
2015年から始まったので、このまま人気が続けば世界ツアーに出ないでしょうか。
本当はシェイクスピア没後450周年の今年がチャンスでしたがそんな話は聞かないし。
「ひとごろしいろいろ」だから生誕は1564年とすると次の記念は2064年?!