とても良かったです!
もともとはクリス・プラットにつられて前作を見たのですが、その続編のこちらはクリプラはもちろん、恐竜たちや少女メイジーがもう可愛くって、新キャラの若い男女もそれぞれ楽しくて、
なおかつ舞台が前回のジュラシック・ワールドからゴシックな館ロックウッド邸となり、ロンドンの自然史博物館さながらの広さの豪邸と隠された研究所と恐竜養育施設・・・
こ、これはゴシックロマンス動物ものだったのか・・・!ど、どっちにも弱いぞ!
しかも前作ではクレアが癇に障ったのですが、大きな組織のポジションをなくし、今度は恐竜愛のために自ら活動をリードしているという好ましい女性に。
そしてロックウッド邸では、カリフォルニアだというのに当主の孫娘はナニーによって養育され「クイーンズ・イングリッシュで話しなさい」と躾けられている。このナニー、アイリスさんもステキだった。
恐竜さんたちもそれぞれに可愛く、可愛いもの満載。
特に泣けるのはブルーちゃんです。ですよね?
個人的には、いくら知能が高いとはいえ、いくらオーエンを育ての親だと認識しているとはいえ、オーエンに会いにジャングルから出てきたら、人間に痛い目に合わせられて捕獲され拘束されてしまったのに、それをオーエンのせいではないと複雑な事情をどうやって察することができたのか、かなり気にしてしまいました。
しかしまあ、これは映画だ、ストレンジ先生にとってのマントちゃんみたいなものだと無理やり納得(可愛いから許しちゃう)、
最後の最後に、あんな大きくて怖い敵の上にドーーンと舞い降り君臨して誇らしげに雄叫びをあげる様子(あげたかな・・・?)には、映画館の席の中で飛び上がって拳を振りたくなりました。
賢く強い女の子のブルーちゃんはまた、自由な子なので、育てのパパの敵をやっつけたらジャングルに帰っていく様子も良かった。
そしてこの作品のポイント、メイジーちゃんも頭の回転が早く勇敢な女の子でしたね。
クレアの部下の女子ジアも同じく賢く強い、そして部下の男子は逆にジャングル行くのに日焼け止めを一生懸命塗りたくるという、一昔前なら白人女子に振られていたであろう役割を担っているのも今のハリウッドだな〜と気持ちが良かったです。
しかもラストで、オーエンとクレアが、自分の感情では恐竜を救いたいけど社会的にそれは許されないと諦めたのに反し、
自分の出生の重大な秘密を知ってしまったメイジーは、「命には価値がある」と科学によって生まれた恐竜たちを救うのですよね。。。
なかなか解けなかった問題の回答をもらったようなスッキリ感いっぱいの作品でした
・・・・が、野生の恐竜がどうなるか、が次回作のテーマ?
1種1頭ずつしかいないんだから繁殖しないので大丈夫じゃないの???
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