東京バレエ団の<ベジャール・ガラ>で
ニコラ・ル・リッシュの「ボレロ」を見てきました。
実は、私がプロのバレエ公演を見たのも、
同じ五反田の「ゆうぽうと」で「ベジャール」だったので
ちょっと懐かしい。ベジャールさんもご健在でしたし。
あれは音楽「クイーン」(故・フレディが好きでした)
衣装「ヴェルサーチェ」(デザイナーも生存中だった)
の幻の話題作でした。15年くらい前かな?
脱線、脱線![ase2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/ase2.png)
ニコラ・ル・リッシュは、
パリ・オペラ座のエトワールで、
私がロンドンでオペラハウスにシルヴィ・ギエムを見に
通って(ってそれほどでもないけど)いた時、
ロミオ役をやるはずがケガで出られず
(代役がミラノ・スカラ座のマッシモ・ムールで彼は彼で良かったけれど)
その時からやっぱり見たい気持ちを引きずっていたのでした。
(関係ないけど、代役も国をまたがって動く・・・ちょっと感動)
と、「ボレロ」の前に
東京バレエ団による別のベジャール作品が2作あり、
なかなかチャーミングなステージだったのです。
特に1作目の「ギリシャの踊り」は
シンプルな「これぞコンテンポラリー」な衣装も美しく
日本人のバレエもいいなあ
と思いました。
そして「ボレロ」ー
ジョルジュ・ドンの映像では見たことあるけど
ステージでは初めてです、ドキドキ・・・
おなじみの曲とともに
小さなスポットライトが手を照らすところから始まり
動きとライトが大きくなってニコラの上半身が登場・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/b5/266e86991df5d5b54d1d47c89ad6e87f.jpg)
ぎゃっ![eq](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/eq.png)
それまでに日本人ダンサーの肉体に見慣れた目には、
XLサイズのボディの出現にショック![nose4](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/nose4.png)
そして反対に赤の円のまわりで踊るダンサー達が、
「ボレロ」なのにミシマの「M」とかの、
日本のエキシシズムを誇張した作品のように見えるのです。
憧れのニコラ・ル・リッシュ、生のボレロなのに
そんな邪念を抱きながら
ニコラの肉体を見つめ
「こんな大きな身体をリズムに一体化させられる
筋力と音楽センスはやっぱりすごい」
なんて偉そうに思っているうちに
すっかり「彼が正常で日本人のダンサーが細すぎ」と、
基準は逆転。
ダンサー、動いてこそ神様が宿ります。
動きが早く激しくなってからは
すっかり見入ってあっという間に終わってしまいました。
ああ、終わって欲しくなかった![horori](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/horori.png)
カーテン・コールではすっかり緊張がとけ
恥ずかしいセリフだけど「心が洗われるような笑顔」で
頬を紅潮させてあいさつするニコラの顔が
なぜかとってもシルヴィ・ギエムに似ていました。
写真ではあまりハンサムに写ってることが少ない
(私は好きだけど)
と思っていましたけど、
とってもとってもチャーミングな笑顔でした![kirakira2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/kirakira2.png)
やっぱり生のボレロってすごいんだなあ。
こんなことなら、ギエムの最後のボレロも
見ておきたかったです、
と今頃おそい・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ab/c09f1147f93a3a94f6ba548fba555004.jpg)
よくパンフに載ってるこの写真が好きです![kirakira2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/kirakira2.png)
![fukidashi](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/fukidashi.png)
私の隣にお年を召したご夫人がふたりすわっていたのですが、
その方々の会話に実は耳が向いて向いて・・・
「あ~
ねむいわね」
「小牧さんもまだ生きてたのよ」
「~~さんは~歳よ。森下さんより2つ上だもの」
「なかなかきれいな子よ。ここで踊ってたの」
「~~もね、教えてるの」
どういう方達だったんだろう?!
会場にはってあった、東京バレエ海外公演のポスター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/88/a78f768bd85afa1c0e1461d11b02d00f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6a/3eecc166f5c4d0b648e4d8a16a87afbf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e0/789b862f7d7f6debecfdef553eab5d13.jpg)
フランスのサイトles nuits de fourviereに公演の記事がでています。
http://www.nuitsdefourviere.fr/2010/article-2010-en.php3?id_article=620
チケットはSOLD OUTだったようです。
でも値段は35ユーロ・・・
同じ値段で日本でも見たいんですけど・・・・
ニコラ・ル・リッシュの「ボレロ」を見てきました。
実は、私がプロのバレエ公演を見たのも、
同じ五反田の「ゆうぽうと」で「ベジャール」だったので
ちょっと懐かしい。ベジャールさんもご健在でしたし。
あれは音楽「クイーン」(故・フレディが好きでした)
衣装「ヴェルサーチェ」(デザイナーも生存中だった)
の幻の話題作でした。15年くらい前かな?
脱線、脱線
![ase2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/ase2.png)
ニコラ・ル・リッシュは、
パリ・オペラ座のエトワールで、
私がロンドンでオペラハウスにシルヴィ・ギエムを見に
通って(ってそれほどでもないけど)いた時、
ロミオ役をやるはずがケガで出られず
(代役がミラノ・スカラ座のマッシモ・ムールで彼は彼で良かったけれど)
その時からやっぱり見たい気持ちを引きずっていたのでした。
(関係ないけど、代役も国をまたがって動く・・・ちょっと感動)
と、「ボレロ」の前に
東京バレエ団による別のベジャール作品が2作あり、
なかなかチャーミングなステージだったのです。
特に1作目の「ギリシャの踊り」は
シンプルな「これぞコンテンポラリー」な衣装も美しく
日本人のバレエもいいなあ
![heart](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/heart.png)
そして「ボレロ」ー
ジョルジュ・ドンの映像では見たことあるけど
ステージでは初めてです、ドキドキ・・・
おなじみの曲とともに
小さなスポットライトが手を照らすところから始まり
動きとライトが大きくなってニコラの上半身が登場・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/b5/266e86991df5d5b54d1d47c89ad6e87f.jpg)
ぎゃっ
![eq](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/eq.png)
それまでに日本人ダンサーの肉体に見慣れた目には、
XLサイズのボディの出現にショック
![nose4](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/nose4.png)
そして反対に赤の円のまわりで踊るダンサー達が、
「ボレロ」なのにミシマの「M」とかの、
日本のエキシシズムを誇張した作品のように見えるのです。
憧れのニコラ・ル・リッシュ、生のボレロなのに
そんな邪念を抱きながら
ニコラの肉体を見つめ
「こんな大きな身体をリズムに一体化させられる
筋力と音楽センスはやっぱりすごい」
なんて偉そうに思っているうちに
すっかり「彼が正常で日本人のダンサーが細すぎ」と、
基準は逆転。
ダンサー、動いてこそ神様が宿ります。
動きが早く激しくなってからは
すっかり見入ってあっという間に終わってしまいました。
ああ、終わって欲しくなかった
![horori](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/horori.png)
カーテン・コールではすっかり緊張がとけ
恥ずかしいセリフだけど「心が洗われるような笑顔」で
頬を紅潮させてあいさつするニコラの顔が
なぜかとってもシルヴィ・ギエムに似ていました。
写真ではあまりハンサムに写ってることが少ない
(私は好きだけど)
と思っていましたけど、
とってもとってもチャーミングな笑顔でした
![kirakira2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/kirakira2.png)
やっぱり生のボレロってすごいんだなあ。
こんなことなら、ギエムの最後のボレロも
見ておきたかったです、
と今頃おそい・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ab/c09f1147f93a3a94f6ba548fba555004.jpg)
よくパンフに載ってるこの写真が好きです
![kirakira2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/kirakira2.png)
![fukidashi](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/fukidashi.png)
私の隣にお年を召したご夫人がふたりすわっていたのですが、
その方々の会話に実は耳が向いて向いて・・・
「あ~
![symbol6](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/symbol6.png)
「小牧さんもまだ生きてたのよ」
「~~さんは~歳よ。森下さんより2つ上だもの」
「なかなかきれいな子よ。ここで踊ってたの」
「~~もね、教えてるの」
どういう方達だったんだろう?!
![down](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/down.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/88/a78f768bd85afa1c0e1461d11b02d00f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6a/3eecc166f5c4d0b648e4d8a16a87afbf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e0/789b862f7d7f6debecfdef553eab5d13.jpg)
フランスのサイトles nuits de fourviereに公演の記事がでています。
http://www.nuitsdefourviere.fr/2010/article-2010-en.php3?id_article=620
チケットはSOLD OUTだったようです。
でも値段は35ユーロ・・・
同じ値段で日本でも見たいんですけど・・・・
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