コリン・モーガンが、テレビドラマのシリーズ2のエピ4-6に出ているとは知っていても、どうせまた英語版のDVDを見なくちゃならないんだろうなあと、しかもコリンが出てないシーズン1から見ないと意味わからないんだろうなあ、とウダウダしていたTHE FALLが、なんと日本版DVDもでていてネトフリにも入っていたと最近になって知りました!
有名な人気シリーズ「Xファイル」の女優さんが主役だからでしょうか、暗そうなイギリスのミニシリーズが、よもや身近に提供されていたとは!だってウィキのコリンのフィルモグラフィーにも邦題表記なくて原題のThe Fallとしか書かれていないんですよ。なんだも~
とにかく配信で見られると知ったので迷わず0204から見てしまいました。コリンはなかなか出てこなかったのですが、珍しい妖精ちゃん的なキャラではなく、若手刑事として、人間らしい姿で登場してくれました。じゃん!
そしてそして、主役のステラ・ギブソンキャラもよく知らない間に途中から見たので、コリン目当ての私には意外な展開が待っていたのでした!ちなみにThe Fall Colin Morganで画像を探してみたらネタバレを突きつけられますので未見の方はご注意ですよ!
この話の舞台は北アイルランドのベルファーストです。ステラ役のジリアン・アンダーソンもコリンもアイリッシュ系俳優です。
ステラはロンドンから事件解決のために送られて来た警視。中年モースの肩書は主任警部で、警視はその上ですので偉いのです。彼女の話し方は小声で口数も少ないのですが、要点を淡々とはっきりというところがとても好きです。怒鳴ったり、説得するためにドラマチックに語ったりしないんです。そして感情を完全にコントロールしているところも、外見の小柄な金髪美人のイメージを裏切っていて良いです。
日本と比べれば異次元のように女性の地位は高いイギリスでさえも、やはり警察組織は男社会。そこでの彼女の静かな仕事ぶりと、体裁やプライド、感情のため右往左往する男性警官たち。いつの間にかステラ目線。コリンの役のトムに対してもステラ目線。あれ?やっぱりここでもコリンは立場の強い人の下で健気に頑張る役か。
そしてびっくりしたのは、シリーズ2の途中から見たというのに、話は0101からずっと続いていたということです。こう言う犯罪サスペンスドラマシリーズというのは、1話完結かせいぜい続いても2~3エピ、と勝手に思っていたのです。
どうも犯人のポール・スペクター(ジェイミー・ドーナン)は主役を張るクラスのイケメンのようで、警視vs犯人の一騎打ちがドラマの核のようなんです。え!そしたらコリンはどうなのよ!?って思いますが、本当に本当にどうなのよ!とシリーズ2のラストのクリフハンガーでは思うんですよ!!
でも少し我慢していればシリーズ3は撮影も終わっていて、コリンのクレジットもしっかり入っているのでBBC2に向かって「どうなのよ!」と言える日も近いのではないかと期待しています。
しかしBBCといえば、コリン主演のヴィクトリアン・ホラーなドラマシリーズThe Living And The Deadも控えていて、そちらのプレビュー&Q&Aが6月14日に予定されているので放送はその少し後になりそうです。6月末か7月頭くらいでしょうか、楽しみ楽しみ楽しみです。
はい、犯罪サスペンスと言ってもシャーロックともモースとも他の見たことのあるドラマと違うな~っと思いました。話がずっと続いているし、そのためじっくりと経過を追う丁寧な作りですね。ジリアン・アンダーソンの若い頃を見たことがないけど、金髪美人だと年齢を重ねてる方が深みもあっていいのではと思ってみました。つい若いとお人形さんぽく見てしまうので。ジェイミー・ドーナンは別の役の写真を見たらもっとカッコよかったですw。そうか~モデルだったんですね。ラストのクリフハンガーではなんとも予想もできないけど、コリンが出るってだけわかってるのでいいです。
ヘレン・ミレンのの警視の方が時代が前ということですね。The Fall見たおかげでそっちも見たいです。
これはまだ観れてません。
私の場合はDVDしか手段がないのですが
シーズン3が日本語字幕版がAmazonになくてとても迷っています。
コリンは3は全エピ出ているというのにね・・・
英語字幕で雰囲気だけつかんであとはコリンを目の保養に・・・
とも考えているのですが(笑)。
このコリンのスクショ(ですか?)カッコいいですね。
コリンって立ち姿がきれいですよね。
もちろんシュッとした体型だからこそなのでしょうけど
私が見た中ではどちらかの脚を少しだけ前に出して立っている場合が多いです。
脚が長く見えるだけじゃなく全身がスッキリ美しく見えますよね。
>>シーズン3が日本語字幕版がAmazonになく
な、なんと2までは日本語版があって3は出ていないのですか?!
うーむ、Netflixやアマプラは1度終了しても復活することもあるので
これも期待できないこともないですが、当てにもできませんし。
そうですね、私だったら待ちきれなくて英語版の字幕に頼るかもです。
そして長い目で日本語版を待つ感じ?
イギリス放送を見た時のブログ記事がこのブログを「The Fall 03」で検索するとエピごとに出てきます。よろしければご参考に。
>>このコリンのスクショ(ですか?)
これはどこかで拾ってきた画像でした。
私はスクショがへたっぴーですのでボケボケのしか取れないです。
このコリンは、現実の人間みが濃いですが、
3の最後まで見るとやっぱりかわいかったです^^
>期待できないこともないですが、当てにもできません
そうなんですよね~
要望を書いても可能性はゼロに近いでしょうし。
細切れの映像や画像は目に入っていて
どうやら警視と犯人の心理合戦のようなので理解できるか心配だったのですが
やはり観たい気持ちの方が大きいです。
地道にポーズボタン押しまくって字幕を読み、頑張ることにしますか(笑)。
その時はぜひ関連記事を参考にさせていただきます!!
シリーズ2までは日本語字幕付きで見れるならば
きっとシリーズ3はその勢いで見れること請け合いです!
またまただいぶ前の記事から失礼します。
The Fall 2までの感想を。
タイトルからの連想で、キリスト教がベースになっている自己犠牲と救済のストーリーなのかな思いました。
ステラは父親への過度な執着とその父を亡くしたことによって強度のエレクトラコンプレックスに苦しむ人生を送っており、そのため全ての男性は父親の代用に過ぎず愛することができません。一貫してダークヘアの美形を好みますが、父親の影でしょう。
キャラクター双璧のもうひとりは幼少期の不幸に起因するサイコキラーと成り果てたスペクターですが、奇跡的に父性だけは失っていない。彼もまた一貫してブルネットの美人を狙いますが、母親の影です。
両者はそれぞれ「親との闇」で共鳴しそうですね。
シリーズ2 最終話はスペクターを抱えてWe are losing him!と取り乱しているところで終わりました。このweはステラ自身と彼の娘オリビアではないかと思います。
父親を愛し、幼いながらも守ろうとし、「結婚したい」くらい大好きなオリビアの父親を失わせるわけにはいかない。自分と重ねているように見えました。普段のクールさからは想像できない動揺の仕方です。
第3のキャラクター、アンダーソンが登場しています。
皆さんの書き込みからですが、ステラに翻弄されながらも、また彼女の愛を得られないことを承知したうえで危険を顧みず彼女を守る、という展開のようですね。この自己犠牲がステラの闇に一条の光をもたらす?
敬虔なクリスチャンのアンデルセンは人魚姫で自己犠牲を描いていますよね。人ではないから魂がなく天国に行けない彼女を憐れんだ神様が空気の娘エアリアルにしてくれます。エアリアルというとまたコリン…コリン循環笑
シリーズ3が来るまでは、マーリンやベンジャミンと楽しい時を過ごします♫
3観たら感想はまた変わるかも。。
的確な考察ありがとうございます^^
>>両者はそれぞれ「親との闇」で共鳴し
言われてみたら本当ですね!
We are losing himの取り乱しかたもその潜在意識の深い闇から
出たのかと納得できます。う〜〜〜〜〜ム!
>>スペクターですが、奇跡的に父性だけは失っていない
わあああ、ステラのコンプレックスと凸凹コンビでピタッとはまる相性。
「愛されないコンプレックス」を他人に埋めてもらおうと
してる限りはロクでもない関係を引き寄せてしまうんですよねー
親とのことって理性ではかたがつかないトラウマなので厄介です。
>>キリスト教がベースになっている
ある意味あってますよ!
監督はミルトンの「失楽園」をベースにしていますので。
確か英語のエピソード名は失楽園の詩から引用されてます。
シリーズ3の感想も気長にお待ちしておりますが
適度にマーリンとベンジャミンで愛を補給して完走してくださいませ。