もう最後から2番目のエピになってしまいました!
今週も息もつけぬ展開です。はーっはーっゼーゼー!!
(深呼吸)
登場人物は多いけど、あっちこっちで一騎打ちです。
その会話が結構重要ぽくて、いつもは字幕なしでひととおり見てから2回目で細部に追いつくんですが、今回は「あれ?今なんて言った?!」って気になって字幕出してしまいました。
最初は前回のラストからの続き、レオは妊娠検査薬の「+」を理解してました!どこでそんな知識を?!っと一瞬頭抱えたのですが、デジタル脳時代にあらゆる情報をインプットしていたのでしょうか、きっとそうだ。
そ、それで、「+」に対して、一番言ってほしくないセリフがレオの口から飛び出しましたよー(涙)。「父親になんてなれない。事態を悪化させるだけだ。」まあ、レオの場合は自分の存在自体に疑問を抱き、なおかつ父に対する混乱真っ只中ですから自分のことだけでせいいっぱいなんでしょうが、マッティの身にもなってくれ〜
一方、ちょっと希望が見えるのはスタンリーです。
アナトーたちとシンス居住地に戻った彼がなかなか頭いいんですよね。いわばスパイとしてホーキンス家で暮らしたので、人間の素(あのうちはシンスと人間が共存したいいお見本でした)を見ています。ですのでアナトーが「人間は種の保存だけのために生きている」と言えば自分たちのやっていることもそれと同じだと発言する。賢い!ただのマッチョ人形じゃなかった。
アナトーって、エルスター博士を創造主=神と崇め、自分たちは他の種より優れた存在だから自分たちを攻撃する種には暴力で報復、それが神の示した道だと信じてるのが、過激派イスラム教組織やオウムを思い出させイタイ。
マックスが「君たちにデイ・ゼロに目覚めたのは神の意志ではなく、ミアを救ったコードの不産物にすぎない」と指摘しても、「これは神による僕への試練なのだ」とつぶやくあたりホントの宗教信者と同じでイタっ!イタすぎる・・・
アナトーがレオに暴力をふるっていると気づいたスタンリーがマックスのスイッチを入れる、マックスとアナトーの一騎打ちからレオを危険だからと遠ざけるスタンリー、いい動きしてます。(写真)スタンリー好きになってきた。レオをよろしく守ってください。
さらに一方、ニスカの謎の動きです。
「眠るシンス」の存在を、それこそ神の啓示のように受け取ったニスカは、バーで出会った男の助けでウェールズまでやってきました。
風景見たときはどこぞの砂漠かアメリカのまんなかへんのようで、とてもイギリスには見えませんでした。ウェールズも可愛いパブのある村の写真は見た事があるけど、いやああ、こんな場所が。
でも小さいウェールズなので(笑)、砂漠にも古道具屋みたいのがあって、壊れたシンスと彼女の描いた絵を売ってる。そこで入手したヒントを元についにニスカは、何度も意識にフラッシュバックした家にたどり着きました・・・
・・・が後もう30歩くらいというところでチャージ切れ・・・
その時、その家から人影が現れ倒れたニスカに近づいてきました。被っていたフードを下ろした手のあいだに見えたその顔は、
お お オディーーー!?!?!?
このシリーズに戻ってくると何かの記事で読んだのに、出てこない出てこないとずっと思っていたオディがぁ!
意識に目覚めて「僕には耐えられない」と姿を消した時はあちこちガタが来てかわいそうな姿だったオディは、きれいな紫色の瞳になって帰ってきたあーーーー!!!