涼しくなってきたので、暑い時期に買っておいたウールの肌着上下を出してみた。買ったのはアメリカ大使館宿舎のフリマなんだけど、買ってからタグを見たら英国製だった。
おばあちゃんっぽいところが気に入ってるのだけど、調べたら本当に60年代のヴィンテージだった。
今でもイギリスのちょっと高級なスーパーチェーン「マークス&スペンサー」では、これの現代版を売っている。どこが現代なのかと言うと、色が黒と白。素材はアクリル100%
とあまり嬉しくないけど、実はそれも私は持ってて毎冬愛用しています。
これで思い出したのは、エジンバラに行った時に見た、国立博物館でやってた「プリングル創立200周年記念展」。プリングルとはスコットランドの由緒あるカシミアニットのメーカーで、ニット製品やパネルで歴史が紹介されていた。
そして私が気になったのは、この下着とそのパターン・・・
ほとんどモモンガである。
これは女性用だけど、「パレーズ・エンド」のクリストファーもこのような下着を軍服の下につけていました。200年の歴史があるプリングルだったら第一次大戦下にもあった。将校の制服は注文だったのだから、きっと高級肌着も・・・