Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ペンハリガン

2015-02-02 19:06:00 | イギリス
セールの季節もそろそろ終わりそうでしょうか?
私もお買い物とセールが大好きです。元から高くないものでもさらに安くなると嬉しいし、正価ではなかなか手が出せないものがお安くなると・・・それが必要でないと分かっていても、買いますとも!買い物とは感情的な行動なんです。恋愛に通じるものがあります。理性を失う行為。

最近、理性を失って手に入れたものは、香りです。
ペンハリガンの、前から好きだった「リリー オブ ザ バレー」と、箱とラベルのユニコーンが前から気になっていた「アルテミジア」の練り香水を買いました。

リンク先は香りの参考までにボトルの香水ですが、私が買ったのは練り香水という、小さなコンパクトに入ったもの。



完全にジャケ買い(レコードの時代、音を知らずジャケットを気に入って買うことを言いました)!
馬、ペガサス、ユニコーンに弱いんです~~~ついでに鹿も。

このユニコーンの香りは、リンク先の説明で想像できると思いますが、甘いです。そして粉っぽい。懐かしいと思ったら、遠い記憶の母の鏡台の化粧品の香り。

実は、今回セールでもあきらめたものがあります。
今でも気になってしかたがありません。

それは・・・・


これ、王室御用達ブランドならではのアイテムで、エリザベス二世戴冠25周年に作られた香りなんですって!
「ザ・オーディエンス」で女王様を見た後ですので、ほぼ信者のように「手に入れなくては!」と思いましたですよ。
しかも、日本ではもうセールで見た1本が最後のストックという・・・・なぜ買わなかったのか~~

イギリスでも110ポンド、日本では25000円のお値段なのでセールでも二の足を踏んだ意気地なしです・・・

しかしね、これを買おうと考えるのが日本のすごいところだと自分でも思うんです。
ロンドンに住んでいた時には、こういう高級品、しかも王家縁のアイテムなんて自分には縁がないものでした。というのは、日本に住んでると遠い国のことなので「外国のもの」のくくりにカテゴライズするんですが、イギリスに住んでいると、それは国産品。すると「お金持ちのもの」と「庶民のもの」というカテゴリーができて、まず住んでる家に合わないものを所有するのが恥ずかしいし、大体そういうものは買えない値段だから買い物リストに載りません。

と言っても昔に比べたらイギリスも日本化して、庶民も高級品を楽しみ出してはいるのですけどね。やっぱり本物のお金持ち(中上流階級)を見てしまうと、自分を振り返った時、ロンドンでブランド品を買いあさる中国人観光客と同じに見えて恥ずかしくなるんですね・・・

ああ、日本に住んでて良かった。




ちなみに、この冬のセールで買ったヘビロテアイテムはというと、娘用に買ったカーキ色のモッズコートです。娘は学校に行く時は、私のトップショップのダッフルコートを着て行くので、その間に拝借しています。ラフォーレ原宿の外のワゴンで一目見て5秒で買った2000円のコート、大役立ちです。