Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

アメリカの手作りお菓子

2013-12-09 17:54:00 | たべもの
つい最近、Thanksgiving Dayにケーキをいただいたばかりなのに、本日もうクリスマスのお菓子が来ました?!
職場の廊下が何やら騒々しいと思ったら、10名くらいの女性がクリスマスの歌を歌いながら私のいる部屋に入って来て「HO-HO-HO-! Marry Christmas!!」トナカイの角つけてる人や赤いドレスの人もいる・・・



先輩方にきくと、会社の顧客にあたるメンバーの女性グループが、毎年こうして手作りのビスケットを会社の各部署に配ってるのだそうです。部屋に一箱いただいてそれを皆で分けました。そしてそれを夕食前にいただいてしまいました。日本人の先輩は「アメリカの味だからしつこいわよ」と言ってましたが、ふふふ、イギリスの甘い味にも屈しない私の味覚をご存知ない。

見た目はただのビスケットかと思ったのですが、実は中がねちっと柔らかいカントリーマァムにもっと具を加えて手作りしたような食感の、ロシア・ケーキを柔らかくしたようなボリュームでした。中でもチョコレートのは、中に濃~い私の大好きなフォンダンショコラのようなとろっとした部分があって、食べてて一緒に溶けそうなトキメキがありました!

ふとイギリスの手作りビスケットやケーキを思い出してみましたが、真っ先に思い出すのはどちらかというとケーキで、ビスケットはトッピングが色々デコられてたなあ・・・・でもよく考えると私は子育て真っ最中だったので、子供のパーティーとか学校のファンドレイジングのためのバザーでよく買ったので、庶民のママや子供テイストだったんですね。それに比べて、今日いただいたのは、会員制クラブの女性グループの手作りということで、洗練された大人テイストなんでしょうね。どうりでトキメキの美味しさ。やはりお国がどちらでも、国民性よりも、社会のどの層かということも種類の差につながりますよね。たぶん富裕層に国境はあまりない。

ところで、ビスケットと言えば、先日ドクター・フー5thシリーズのエピソード3をHuluの字幕つきで見ました。そこに、出て来たんです。ジャミー・ドジャーが!!ドクターはちゃんと商品名を言ってたけどその字幕は「クッキー」でした。日本では商品名じゃ通じないし、しかもイギリス式名称「ビスケット」よりもアメリカ式「クッキー」の方が一般的ということなのですね。では今日私がいただいたのも「クッキー」ですね。そして、そのドクターのエピソードの時代は第二次世界大戦中で、約60年前、ジャミー・ドジャーは存在したのか?とふと疑問に思って調べたらWikiによれば50年以上の歴史があるということ。ううむ、60年が50年以上に含まれるとは言え、やはりあのドクターが持っていたジャミー・ドジャーは戦時中のものじゃなくてポケットに入っていたと考えた方がいいのかしら。。。

話はそれましたが、富裕層の手作りクッキーも、庶民のビスケットもどちらも好きです。私のSweet Toothには国境も階級もありません。(←威張れない)