Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

POLDARK 0502

2019-07-22 22:43:00 | POLDARK
相変わらず字幕は出ません!けど、とにかく見れるうちに見ました。

裁判、政治の話は細かいことは全然わかりませんけど、とにかく奴隷制をめぐってロスとジョージがまた対決するのはハッキリしておりますね。

ジョージのところにはアメリカの奴隷商人がイギリスでも商売をしたくて出資を求めて近寄ってますし、あわや契約しそうになった時にエリザベスに救われたのがすごい!

方やロスは黒人女性を妻とした人が命の恩人ですし、このネッドって人がロスに負けず劣らずの血気盛んなおっさんで現行勢力を敵に回すんですわ。ロスがふたりになったような落ち着かなさよ。

そしてその本筋は置いておいても、

奴隷商人の進歩的な(女性の権利を本で勉強してました)娘と成長したジェフリー・チャールズのピュアな恋愛にキュン。





その昔、デメルザの弟とモワナちゃんがデートするのにくっついていたジェフリー・チャールズです。同じ道を歩んでます。

だって奴隷商人は自分の娘をジョージの後妻にする腹ですから。

しかし外野がなんて言ったって、当のジョージはエリザベスとのパラレルワールドに片足突っ込んでおりますから若い後妻になんて用はありませんけどね。

そんなジョージの台詞に今回は胸を打たれました。

ロンドンで偶然会ったジョージに、ロスはまたジェフリー・チャールズの軍隊入りを支援しろと(たぶん)口を挟みます。それがエリザベスの望みだったとオレ達は知ってるんだから、と。

それに対しジョージは「お前が自分の妻の何を知ってるというんだ」と顔色を変えます。これにはロスも怯み、ジョージが以前言いかけていたことを思い出して何のことか尋ねると、

「お前の諦めの悪さと私の猜疑心がエリザベスを死に追い込んだのだ。私は自分のしたことを責めている。お前もそうしろ。」

!!!ジョージ!君はバカじゃなかった!わかってたんだ・・・

ポルダーク始まって以来のジョージの名言だと思います!

いよいよ心配なジョージ・・・叔父さんが余計なことしないといいけど。なんかもうジョージはパラレルワールドで幸せになればいいよ。

でもヴァレンタインが可愛いそうなので誰かどうにかしてあげてほしい。


あとは、今エピもギャリックは大活躍でした。ふふふ




POLDARK 0501

2019-07-17 00:00:00 | POLDARK


ポルダーク、シリーズ5、最終シリーズですよ!

ずっとBBCに拒否られて心の黒い雲が晴れなかったんですが、やっと繋がることができました!

ポルダーク見るときってなぜだかすごいドキドキするんです。

きっとロスが何をやらかすか不安なせいでしょうか(笑

シリーズ4の最終回のブログはいつ書いたか見てみたら、去年の7月でしたので調度1年ぶりなのですね。

1話でもちゃんと「これまでのお話」をまとめてくれていて記憶が悪い私にもやさしい。

エリザベスが早産を促した薬のせいで亡くなったしまった、ここが4の終わりです。もっとも死因はエニス医師しか知りません。

5はいきなり1781年アメリカ独立戦争でロスが重体を負った時に引き戻されてます。命の恩人を出すためでした。ロスの顔の傷はその時の名誉の傷だったのね。

そして1800年に戻って、エリザベスの死で長男ジェフリー・チャールズがロンドンから成長して戻ってきました。

ポスダーク1から約20年の年月が経ってるのですが、登場人物ほとんど変わってないのでジェフリー・チャールズの成長ぶりだけが時の経過を告げております。

ジェフリー・チャールズの父親はロスの従兄弟フランシスでまだ彼が小さい時に亡くなっているのでこれで両親を亡くしてしまって・・・

その生家に戻って、ロスとデメルザ兄弟とモワナ、エニス夫妻でエリザベスに乾杯。ここではもしやこの家がジェフリー・チャールズに譲られたのかな?と思ったのですが、

いやいや、ジョージはそんなに甘くなかった、悪党中の悪党、ジェフリー・チャールズがハロー卒業後は軍に入るので支援を頼みにロスと一緒に尋ねても、仮にも義理の父親のくせに「一銭も出さん」と追い返しましたよ。

ジョージの辛さには同情し掛かるも、あの子供達への憎悪剥き出しはヴィラン中のヴィランですね。

ヴァレンタインが不憫でならないけど、これも元はと言えばロスのせいなんですよねー。こんな育ち方したら性格ヒネちゃうでしょー、チャールズ皇太子みたいになっちゃうよ〜

しかしロスにはそんな自覚はなく、デメルザに「自分の人生は君なしでは意味がない」とか言ってるんですけど、う〜ん、そうなのか、デメルザが好き勝手にやらせてくれるから?

ところでBBCが見れても、どういうわけか字幕が出せないので台詞がわからなくて話の詳細がわかってません。

とにかくジョージの意地悪でロスの鉱山の賃金が半分になってしまい労働者の反感マックスになっています。

しかしロスはアメリカ時代の命の恩人に助けを求められロンドンへと出発。

コーンウォールに残ったデメルザに何者かが嫌がらせを仕掛け、

ロンドンではロスが劇場で王の暗殺者を追ったところ逆に権力者に呼び出しを食う

2箇所でのスリリングな展開が同時進行してました。

私的には一番の見せ場は犬のギャリックが番犬として大活躍したことです。いいぞ、ギャリック!!演技うまいぞ!

あと受けたのは、黒人にお茶を差し出すプルーディーの目つき。

そしてジョージがマッド・ジョージになってエリザベスとの世界へと逃避してしまったこと・・・・!悪魔だけどこれは痛い!そしてこの状態で嫌がらせをしたらどんなことが起きるのか?!







POLDARK 0408

2018-07-30 22:13:00 | POLDARK


フィナーレです!

このシリーズずっと文句も言い続けてきましたが、感動の最終回でした。

何がって、オープニングからして1780年ですよ!!!ポルダーク家におばちゃんの85歳の誕生日を祝って集まる人々の中に、アメリカ独立戦争へ行く前のロスが!フランシスが!ジョージが!そしてエリザベスも・・・

これにはやられました。この4人、その頃からこうして会っていて(身分が違うジョージがなぜいたのかはよくわからないけど)エリザベスはみんなの憧れプリンセス、でもロスが彼女の心をとらえ、フランシスとジョージには高嶺の花。そしておばちゃんのタロットの予言は「彼女のせいで二人が悲嘆にくれ、そして愛らしい子供たちを授かるであろう」・・・ここで考えてみたら、エリザベスは、この場にいた若者3人の子供をひとりずつ産んでるんですよね?!なんという・・・

ま、しかし、このシーンのおかげでロスとエリザベスのつながり、ジョージのロスへの執着、フランシスの彼のなんでも持って行ってしまう従兄弟への劣等感がすごくすごくわかった。


そして舞台は1799年へと、19年も経っていたのか!

先週のジェフリー・チャールズの「ヴァレンタイン、ロスおじさんにそっくり!瓜二つ!」発言以来、エリザベスへの疑惑が復活したジョージはすこぶる不機嫌でヴァレンタインに当たったり無視したり。

最後の手段、また早産してジョージの疑いを晴らそうと危険な賭けに出たエリザベスは、早産には成功するも自滅して産後に亡くなってしまいます。

エリザベスの具合が悪いというニュースを聞いてすぐに駆けつけるロスを見て、私の心には
「ロス!やめろ!君の出番じゃない!いくらなんでもジョージに失礼じゃないかー。恋人の元に駆けつけた男の顔にしか見えないよ。ジョージにお悔やみくらい言え!!」
と罵倒が浮かびました・・・・元はと言えばこの事態を招いたのもロスの後先考えなしの熱血のせい。

しかしエリザベスもなくなった今、ジョージは彼女の心に寄り添って初めて譲歩したのでしょうか、「彼女に会うまで去らないぞ」というロスを妻の寝室に通します。でもここは、今までのジョージらしく追い返しても良かったのでは?と思ったくらいロスの図々しさが気にかかりました。デメルザだって傷つかない?それともそこを許すのが大きな愛だとこのドラマは思っているのか。エリザベスの亡骸にキスをしたロスを見ても私は反発さえ覚えました。

このロスとエリザベスのつながり、20年前からの大きな愛だとは冒頭の感動シーンでわかりましたが、今はそれぞれ結婚していてそれぞれの場所があったら、ジョージやデメルザをリスペクトしてあくまでも心の中だけにしてもらいたいんです。

と、こっちの大人の関係はまたロスのおかげでモヤモヤしましたが、エリザベスも我が子のことは可愛かったのね、自分への疑いを晴らすだけが目的ではなかったか、と最後の最後にちょっとエリザベスもそんなに悪女でもなかったのか、と見直しました。

しかもジョージもダメダメだけど偶然いいこともしちゃった。訪ねてきていたモワナちゃんを追い出し、悪漢下僕に追わせたせいで、迎えに来たドレイクと晴れて触れ合うことができました。

しかしモワナちゃんはまだあの牧師の苗字だけど、嫁に行った家から家出???

やっとドレイクと結婚できたから、まあそっちの方はどうでもいいですかね。だってドレイクのプロポーズ泣かせましたよね!鍛冶屋なのに、すごい詩人ですね!

結局、ロンドンとコーンウォールに別れ別れになっていたポルダーク夫妻とエニス夫妻もやっと元の鞘に収まり、

POLDARK WILL RETURN です。

シーズン5では何が起きるのかなあ。

モワナとドレイクの結婚式の陰で、ヴァレンタインと乳飲み子を連れエリザベスのお墓に向かうジョージ、それを見て「エリザベスはポルダーク家の人間だよね!」とまたまた無邪気なジェフリー・チャールズ、この二人が気がかりです。

来年かな!

POLDARK 0407

2018-07-27 10:15:00 | POLDARK
とってもわかりやすいradio timesの凝縮エピ動画がありました

 
シリーズ4もエピソード7で佳境を迎え、主要キャラがロンドンにどっと移動して繰り広げられたコーンウォールの泥沼感とも。

初めての大都会ロンドンで新婚旅行のようにラブラブだったデメルザ&ロス、前のエピでカロラインにもくっついて来てたアドリーがデメルザを口説きにまとわりついてきたことで大変なことに・・・!

デメルザとしては、ロンドンの流儀がわからないので、流れに任せた受け身の態度になったのが災いなのはロスにも明らかではないのか・・・

考えてみると、ずっと上流社会にいてロンドンと地方を往復する暮らしをしていたカロラインや、ロンドンの社交界に実家の知り合いもいるエリザベスと比べたらデメルザは労働者階級出身ってことで二重によそ者なわけです。地方のサラリーマン家庭出身の私が東京の山の手グループの中に放り込まれたようなものです、粗相がないよう振る舞うだけで精一杯です。

ロスはデメルザを責めてはいないけど、アドリーの蛮行に感情的になって決闘まで受けるとは〜〜〜〜

主役だからシリーズ途中で死なないのはわかってたけど、親友のアドバイスも聞かずに。あの時代はすでに決闘は違法になっていたんですね、まあロスにとって法は従うものではないでしょうけど、自分の名誉のために死んだら妻子はどうなるのとか考えないのがヒーローなのかなあ。この展開は納得いかないなあ。

結果はアドリーが死にロスは腕にケガ。

血が熱いポルダークとはいえ、ひよっこのジェフリー・チャールズにまで「不良ポルダークは僕1人じゃなかったね!」と笑われる始末ですよ。

そのひよっこポルダークの無邪気な「なんで気づかなかったのかなあ!ヴァレンタインってロスおじさんに生き写しじゃない?!」に凍りつくジョージとエリザベス夫妻・・・いよいよ来たか。ついにジョージのエリザベスへの不貞疑惑は確信へと。

そしてエニス先生もロンドンはもう十分とカロラインを残してコーンウォールに帰帰ります・・・どうして?今あのふたりは別れない方がいいと思うのに。彼にとってはデメルザみたいにロンドン限界ってことはないと思ってたのに。

デメルザも、今、ジョージがロスを陥れようとしてる時に(いつもだけど)ロスを残して帰っちゃいます。置き手紙に書かれた「あなたの家に、あなたの子供たちのところに、あなたの銅鉱に帰ります」って文章が「あなたの場所はコーンウォールです」って言ってますね。

もう一組気の毒なのはモワナちゃんとドレイク。なんとモワナちゃんは、あの変態牧師のせいで「人に触れられない病」=立派な心の病にかかっているではないですか、あの時代に精神病に理解があったとは思えないし、一応いい家の牧師だったから、虐待があったとモワナちゃんが訴えるところもなく・・・なんて気の毒な結婚をしてしまったの?!でもドレイクに説明できてよかったです。なんとか新しい治療に詳しいエニス先生のお力で治してもらえることを祈ります。

来週はシリーズ4最終回、エリザベスのお産もあるようで、いったい誰がどう転がるのかさっぱりわからない展開となってきました。


7/28追記
BBCサイトのエピ8のクリップを見たら、エリザベスが早産を画策して偽名でお医者を尋ねるシーンでした。1、2ヶ月も早く産みたい理由って、ジョージと子供を作ろうとした時期からの計算としか思えない、だけどエリザベスって最近浮気してた覚えがないんですが・・・?!やっぱりまたロスとあったのですか、例の教会で?!私は何か大事なところを見逃したのでしょうか・・・(汗)

POLDARK 0406

2018-07-17 20:01:00 | POLDARK


じわじわと物語は進んでいきます。

ロスはロンドンでピット首相(ベネさんじゃなかった!)とお食事をしておりました。弱き者の味方同士、これから関係は強くなるのかな?!

可愛いジェフリー・チャールズはロンドンで賭事に夜遊びで放蕩息子となっているのをロスに見つかり実家に連れて返されました。うーん、母親が嫌な男と結婚している息子としてのささやかな抵抗?

未亡人となったモワナに追い返されたドレイクは海に浮かぶ死体のように暗くなっちゃって・・・モワナとラブラブだった時はカッコよく見えたのにすっかり田舎のネズミのごときボロボロさ。今は弟を気遣うお兄ちゃんの方がキリッとしています。人間って状況で外見までこうも変わるのですね。

そのモワナですが!前エピのコメントでhedgehogさんが推測した通り?!あの足フェチ牧師の子供を身ごもっていました!わーhedgehogさん素晴らしい。

(でも来週の予告でモワナちゃん、姑に「asylumに行け!」って言われてるんですよ。asylumって保護施設の意味ですけれど、調べたら精神科病院という意味も。どういう所なのかはっきりわからないけど、家を出るということは、ドレイクと会えるチャンス???)

そして今週で1番気になったのはですね、ロスとエリザベスが何やら仲よさげな。少し前に教会でふたりきりになった時がありましたけど、その時に「8ヶ月の子供をまた産んであげるとか?」ってロスがエリザベスに言っていたって?!

な、なんか、このふたりのこういう雰囲気、嫌なんですけど・・・昔の恋人同士だったからって、エリザベスさん、あーたはその元恋人の従兄弟と結婚しただけでなく、宿敵とも結婚しているんですよ、もっと自分を嫌いになりなさいよ!

そ、それでエリザベスは再び妊娠したことがわかりますが、今度こそジョージとの子供なんですかね?!なんかよくわからなくなってきました。

ヴァレンタインはそんな大人の事情には関係なく、美しい少年に成長してきて、ちっともジョージに似てませんwww

ジョージのロスいじめは、今度はマネーフロー陰謀でロスの財産と仲間の銀行を潰しにかかりました。しかし結果、ロスは新銀行の役員になってしまいました。苦境転じて出世、ロンドンにデメルザを連れて戻ります。

そりゃそうです!エリザベスに甘い顔をして、自分の妻には金策をさせておいて、そのくらいしないと心底ロスを嫌いになりますわ!

しかしこんなプロットの70年代原作の話を現代にリメイクとは、どこかでちゃんとデメルザがいい思いをできるどんでん返しをやってくれますか?でないと身勝手な男の話になってしまう〜〜