Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

死を招くファッション

2021-05-07 10:14:00 | ファッション


私は昔アパレル業界にいたこともあり、服や靴やその素材にとても愛着を持っています。あ、逆かな?だからそういうお仕事をしていたのか。

そこでこの本を手に取りました。著者はファッション大学院の准教授で、服がどんな原料でどんなふうに作られたか、その危険度を新聞や残された現物資料からよくまとめている本です。

服の話に「ドクター・フー」が登場するとはこの先生にすごい親近感。



そしてヴィクトリア時代の男性用靴下と聞いて、「女王ヴィクトリア」のアルバートがこんなシマシマソックスを履いていたの?と考えてニヤニヤ・・・



だがあの時代にこんな左右同じ靴を履いていたなんて知らなかった?!確かにロンドンのV&Aでヴィクトリア展を見た時、バレエシューズのような靴だと思ったかも・・・なぜかというとバレエシューズは左右の違いがないんですよ。



ファッションが危険というのは毒性のある染料や、アイテムそのものが身体に有害であると主にヴィクトリア時代のコルセットや細い靴を現代の見地から見ると明らかですが、

今でも安くて扱いやすいポリエステルなどはペットボトルからの再生品なども現れ、綿、ウール、シルクに比べたら肌に良くないのでは?と思いながらも自分も身につけてますので危険をゼロにして生きていけないのでは・・・とも思いました。






ヴィンテージ・セリーヌでダイエット

2021-02-11 11:19:00 | ファッション
古道具屋でたびたび奇妙なものを買い込んでくるのは、ご承知かと思います。

そして今回はヴィンテージ・セリーヌのキュロットです。



エディ・スリマンがセリーヌのデザインをするようになって、ずっとショーの写真やお店を遠回りに指をくわえて眺めつつ、何も買えないでプチプラでちょっとそれらしきコピー品など手に入れて満足していたのですが、

近所の店で「かわいい生地のスカートだな、やっぱり昔のものは質がいい、おや、キュロットなんだ、セリーヌみたいに着れる、・・・セリーヌだ?!」

ということで買ってしまいました。

ー 家に帰って試着してみたら2cmくらい小さいんです ー
 
・・・これはまた、何度目かのこれを着たいからダイエットの目標か・・・

いや待て、エディ・スリマンといえば、亡きカール・ラガーフェルドも彼の服を着たいがためにダイエットしてスリムになったんですよ。



カール様のような栄養士も調理士も私は雇えませんが、後ウエスト2cmなら・・・










ボタンを付け替え

2021-02-05 11:45:00 | ファッション


もう10年以上持ってる黒いカシミアのカーディガン、買ったときに普通の貝ボタンがついてたのが地味すぎて、宝石みたいな飾りボタンに付け替えました。

でもなんだか今見ると、ゴージャス趣味で気分じゃない~。

なのでまた付け替えることにしました。

ところがなかなか今の気分にあうものがなくて、ボタン探しの巡業の旅に出てしまいました。

おかげでユニークなものが見つかりましたが、買いすぎ!しかも、テリア多すぎ!です。

シャムロックまで見つかり、夫に見せました。

そしたら子供のころテリアの一種の犬を飼っていた彼は、「僕の過去を集めたんだね~」と。

いや、テリアは私の趣味でシャムロックも実は。。。


シモーネ・ロシャ×H&M

2021-01-16 00:00:00 | ファッション
シモーネ・ロシャは、アイルランド、ダブリン出身のファッションデザイナーです。たまにしか見なくなった雑誌で好きだな〜、その名前、ずいぶん前から知ってる気がするな〜と思ったら、彼女のお父さんジョン・ロシャのせいでした(同じくデザイナー)。シモーネは1986年生まれなので私がアパレルにいた20年近く前に活躍していたはずはないのでした!

そのシモーネ・ロシャとH&Mのコラボが3/11に発売されると昨日アナウンスがありました。わ〜〜〜欲しい!買えるかなあ?!早い者勝ち勝負にはめっきり自信がない。



パール使いのヘアアクセサリーもたくさん発売されるみたいで、全部欲しい、欲望の権化と化しました。

下のコートもっめっちゃかわいい!と思ったらよく見たら着てるのは男子・・・こういうジェンダー超えも好きなんですよ。



今回このコラボの話でプロフィールを見て知ったのですが、ロシャ家は香港出身のアイルランド人だったんですね。それでシモーネのデザインがどこかコムデギャルソンのような東洋的な装飾性があるのかと大納得。でも日本人デザイナーにはない服の重みというのか深さ暗さがあって、そこが魅力なんです。

BLACKPINK

2020-09-04 19:17:00 | ファッション
9/6追記ファッションを本気で考える時、それはやはり「舞台を見に行く」=「押しに会いに行く」時だなあ〜と自分でこの記事の最後の文『ハタチだったら真似する』を書いて思いました。でも実際はハタチじゃないし、だったらハレの日には何を目指せばいいのか・・・ちょっと悩みに入ってます。ティルダ様みたいな容姿なら悩まないけど。追記ここまで



去年12月にギリギリコロナ前で韓国はソウル旅行に行けました。その時も、そして今でも韓国のミュージックシーンも映画もドラマにも疎い私が、唯一ステキだな〜と思っているのがBLACKPINK。

ジャニーズのように事務所にアイドル志望者を抱えて、鍛えて、選ばれたメンバーがやっとデビューできるという韓国のアイドル界のシステムがどうも苦手で、KPOP好きの娘に見せられても印象に残らず名前も顔も覚えられなかった中、BLACKPINKだけは、その昔、名前の意味「BLACK=クールでPINK=かわいい」を何かで見たときから覚えていたのです。

容姿淡麗なのはこれまでの日韓アイドルでもあったのでしょうけれど、たぶん、ファッションセンスが、本人たちのだけでなく当然事務所の打ち出しの結果でもありますが、ふつうにオシャレでカッコよくて、早い話が、私もこの年代だったら真似したい!という存在だからです。

今でも事務所が所属タレントを仕事面もプライベート面も厳しくコントロールしてスタービジネスを運営している、ということは人工的で好きじゃないんですけども、

まあ私がいつも推している俳優さんたちのお仕事であっても、スタッフが結集して作り上げる作品の1ピースとして、その肉体や才能を提供しているという点では同じなんだよな・・・とも思うのですけど。

いったいその他のアイドルとどう違うのか、その他をちっとも知らないので何も言えないのですが、世界のトップファッションブランドからもアンバサダーに任命されているあたり、トップファッションが似合うアジアのアイドルというのが初めてなのかもです^^

パワフルでかっこかわいい!私も今ハタチだったら真似するだろうなあ。