Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

BBCのBBBBインタ

2022-02-08 21:46:00 | ベン・ウィショー
ドラマ「This Is Going To Hurt」が本日から放送ということでBBCサイトのインタビューです:

Ben Whishaw on a best seller, Bond and a Bear」リンク → tyusha

新作ドラマのあたりをメインに、少し訳しますよ(少し痛みますよのイントネーションで):

ベン・ウィショーはPCを再起動した。Bafta、エミー、ゴールデングローブの受賞者も音声の不具合には困る。

「ハロー。少しは良くなりました?」と期待されたがまだ潜水艦で誰かがうがいをしてるような音しかしない。(この後ウィショーさんのネット改善がなく放送予定もあったためスマホ録音に切り替わった)

This Is Going to Hurtはアダム・ケイがNHS分娩室でのジュニアドクターとしての経験を書いた同名ベストセラーのドラマ化で全7エピソード。

「今でもアダムに関してはすっごく気まづい思いなんです。彼のことをよく知ってるわけではないというのに、彼の個人的な生活を綴る役を演じてしまったので。未だにとても変な感じがします。」

「まったく科学には縁がない」と自分のことを描写するウィショーは現場では「素晴らしい医師陣」に監修してもらえたと言う。

「毎日仕事のシフトから撮影に駆けつけてくれたはずです。そしてその日の撮影シーンが実際にはどういう動きになっているのかを教えてくれました。」

「人体模型のパーツで練習しました。お医者さん達は”こうしなくちゃ。手を置いて。こんな感じ。”とよく教えてくれました。」

人体模型は撮影中ずっと役に立ったのだろうか。

「えっと、僕は上手かったと思います。お医者さん達も悪くないって言ってくれたし。でも当然、模型から本物の人体に変わったら大きな違いがあります。あまり似てるわけじゃないんです。」


*ドラマに登場するジュニアドクターの現実がどうなのかを確認するため、実際大学病院に勤務する本物ジュニアドクターにエピ1を見てもらったところ、「とても笑えるし、リアリティーがあり、ジュニアドクターの仕事がいかにプライベートにまで影響を与え幸福を左右するかを描いています。思い当たる点がとても多いので笑えます。」「医療以外の友達に自分たちのことを理解してもらうのにいいと思います。患者が回復したり命が助かったり、新しい命をこの世に取り上げたりする時にどんなやりがいがあるかを描いてくれています。」「けれど別の側面として、一日の終わりには感情的になったり喪失感もあり、間違ったり途方にくれたり悲しくなったりする人間だと描いてもいます。」


この後、ボンドの次作については何も知らないこと、

もうひとつのイギリスの注目のキャスティングであるジョディ・ウィタカーの次のドクター・フーについて、

「それは僕の役ではない気がする。同じではないけれど、ちょっとQぽいし、その役にはもっと意外な別フィールドからの人じゃないとという気が。それが一視聴者として期待することかな。」


ひとつウィショーが言えるのは「パディントン3」がある、今年の終わりに撮影開始予定ということ。ひとつ重要なアドバイスとして、もしお子さん連れで彼に会うとしたら、クマの中の人が彼なんだと説明しようとしないでほしい。

「それってとても残念なことです。よく親御さんが子供たちに僕のことを指さしてると困惑しているのがわかるんです。いったいなんで僕がパディントンなんだろうと。子供たちには訳が分からない。そして僕が声を当てていると説明するのはさらに子供を混乱させてしまうんですよ。気の毒に。」


そしてこの後、あとはウィショーさんが極上の声の録音を送ってくれるだけとなり、テレビやラジオに乗せられるはずだったが、このテクノロジー天才のQは録音ボタンを押し忘れたとのことでした。




広がるウィショーさんの言葉

2022-02-01 23:19:00 | ベン・ウィショー


↑ ザ・ガーディアンより

1/29にもリンクを貼ったインタビュー記事ですが、訳もしたいところ長文に手をつける時間が取れないでいたら、あちこちのメディアがここから一部抜粋して「Qは不満」のような記事を書いてるのをさっき発見してしまいました。

確かにインタビュー中「No Time To Die」で「Qにはボーイフレンドがいる」ことがわかるセリフがたった1行だけ登場していて、それはQのセクシュアリティの暴露にしてはそのセリフに続くセリフもシーンも後にも先にも何もないことへの気持ちとして「 I remember, perhaps, feeling that was unsatisfying.」とインタビューがあった時に後から脚本を初めて読んだ時を回想してウィショーさんが言ったことなんです。

この話題は結構長く、インタビュアーの意見も含めて前後あるのに「unsatisfying」をあえて切り抜く他のメディアのアクセス数稼ぎ見出しに私は心が震えました。

まさにこのインタビューの締めのあたりで、ウィショーさんは「矛盾するものが大好き、曖昧で多義的なものが。」と発言しています。

それを全く無視した記事の切り取りでパパラッチのようなことを!

実は去年の秋にも同じようなことがあったのを覚えています。あれもボンド映画でのウィショーさんのインタビューで「ゲイの俳優によるボンドがいてもいい」という発言が短く切り取られ「ゲイボンド」という見出しがあちこちのメディアにババーーッと並んだのでした。

こんなことをされたら、インタビューでプライベートなことを語る気なんてなくなるのは当たり前。

「インタビューは大の苦手」と言いながら、心の中を一つ一つ言葉に変えて出してくれるウィショーさんの心が傷つかないことを願うばかりです。

「This is Going to Hurt」秒読み

2022-01-29 20:56:00 | ベン・ウィショー
ベン・ウィショー主演の医療ドラマが2/8放送と発表され、新聞The Guardianの付録雑誌の表紙とインタビューが出ました!下の写真が表紙です。地雷級の破壊力!



ウェブ記事リンク ➡ tyusha

内容はこれまでの経歴から、ウィショーさんの最近の作品の出演への想いなど幅ひろくておもしろいです。取り急ぎ!





「ファーゴ4」がプライム特典に

2021-10-27 10:11:00 | ベン・ウィショー
別契約して見なくてはならなかった「ファーゴ4」がアマゾンプライム会員特典で見れるようになっています!

50年代のアメリカ、ギャング団同士の覇権争い、とまったく普段は見ないカテゴリーでしたが、

ベン・ウィショーがアイルランド系ギャングの人質としてイタリア系ギャングコミュニティで生きるラビを演じているので話は別です。

ジェシー・バックリーも怪演しています。




Qバッヂ

2021-10-21 17:50:00 | ベン・ウィショー
007公式グッズのバッヂが届きました。



ボンド映画の中で本当にQがしていたという覚えはないバッヂですが、グッズがあれば欲しくなる・・・それがファンというもの。

下のエプロンはNO TIME TO DIEで本当にQが身につけていたとはいえ、ここ日本でQ以外の人が身につけてもあまり意味はない・・・それでも売ってたら買ってしまうのがファンというもの。



ニュージーランドに留学中の娘はK-POPアイドルに推しがいるのですが、最近、連日関連グッズが家に到着して、開封して中身を確認する係を私がやっています。トレカとかタオルとか、そういうものを集める気持ちはどうにもわかりませんが、その性癖のDNAの出処はどうも私自身のような気がして叱ることもできないという・・・