御衣黄桜と十分間の逢瀬。
暖かいですねぇ、これでは何もかもお花は一気に咲いてしまいます。
昨日、御衣黄桜が咲いていますと連絡をいただいた、
それからというもの気になって気になって気もそぞろ、今日しか逢えない、
午後の仕込みを放り投げて逢いに行きました。
なんて上品な萌黄色なのでしょう・・・清楚で美しい。
七本ほど御衣黄桜あります、誰もいなくて愛しい色を独り占め。
桜のゼリー作りました、いい香りがしてと何かに(?)ときめくと思います。
明日と明後日の蕎麦コースのデザートになります。
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我が家の八重桜。
微笑みながら見上げて楽しむ、桜を慈しみ愛でて過ぎ行く春を・・・
なんていう観賞用ではないのです。
女衒屋の女将の如く、幼気な少女をいたぶっているような気になってくる、
さっさと蕾のうちに取ってしまう、桜の精も怒っているかも、
花弁に謝りながら今日も摘んでいました。
これだけ残して・・・。