東洋のナイヤガラと言われる 吹割の滝 (天然記念物)
2013/8/1(木)~8/2(金) 武尊山(2158m)途中撤退 と 谷川岳(1977m)
(前日)金沢東IC(14:00)→沼田IC(18:00)→武尊牧場キャンプ場(19:10)
ログハウス(8:40)→登山口(9:20)→眠る男ロケ地(9:30)→避難小屋(10:30~11:40)→登山口(13:00)
雨にも負けず…とはいかなかった雷と集中豪雨 …
紅葉の名所と言われている谷川岳ではあるが、今夏に武尊山と谷川岳、二つの百名山を登る事になった。
平日に休みを取れるメンバーではあったが、お天気との睨めっこで日付は二転三転とし
まぁまぁの天気予報で出発したにもかかわらず、予報は大きく外れて、初日の武尊山では朝から雨模様、
小雨のち止むのを待って予定より大幅に遅れて出発したが、途中でまさかの雷&集中豪雨となったのである(>_<)
今夏の天気は気象庁の発表が当てにならない、と言うか、気象庁も予想外の特別警報とかを設定したようで
地球規模での異変が起きていて、世界で日本各地で、今迄に経験がない事態が続発しているようだ。
夏山の縦走で雷や雨には何度か遭遇していたが、ここまでの集中豪雨を見たのは初めてであった。
武尊山と書いて、「ほたかさん」と読み、群馬県に数ある日本100名山の中の一つであるが
標高2158mの沖武尊を主峰に、前武尊、中ノ岳、剣ヶ峰、家ノ串などの峰々を総称して武尊山とのこと。
武尊山は登山コースが多く、前泊と温泉や観光を兼ねて、武尊牧場キャンプ場からのコースを選んだ。
冬はスキー場となる武尊牧場キャンプ場は標高1400m、白樺やブナ林に囲まれた大自然の中にある。
広い高原台地で、テントサイトやログハウスがあり、予約したログハウスは人数で広さを選ぶ事が出来た。
武尊牧場登山口から武尊山(沖武尊)山頂までは片道7km、標準タイムは4時間となっていた。
雨上がりで足場は悪いが登山口までは舗装され、ヤナギランやオダマキの群生を楽しみながら歩く。
登山道途中には、武尊自然観察遊歩道への分岐や、花咲湿原を巡る4kmトレイルの案内板などが設置され
春から初夏にかけて、天然林や水芭蕉など、花の群落が楽しめそうな散策コースと思えた。
遠くで雷音が聞こえたと思ったら小雨…このまま雨があがる事を願っていたが、黒い雲と共に集中豪雨
運良く直ぐに中間地点の避難小屋(1758m)に避難できたが、登山道は見る見る川と化し、様子を見る事に!
豪雨は続き危険と判断して、山頂を諦め沢下りのような登山道を引き返し、登山口の牧場に戻ったのである。
車は前泊させて頂いたログハウスに横付けできる環境であり、下山後も自由に使用許可を頂いており
着替えや食事など、ゆっくり過ごせて、このログハウス(寝具込み2500円)の存在がとても有難かった。
武尊牧場を後にした頃、山頂にはまだ黒い雲が残っていたが、皮肉なことに青空が戻ってきていた。
後ろ髪引かれながらも、山の天気はこんなものだねと、思うしかないのであった(^^ゞ
帰路には、予定していた 「花咲の湯」 につかり、R120 ロマンチック街道沿いの「吹割の滝」 を観光して
沼田ICから水上IC経由、途中でバンジージャンプで有名な橋を通って、谷川温泉の宿へと向かった。
到着時間が遅くなる可能性もあり、夕食は宿から徒歩で行ける 「焼肉 ありさん」を予約してあった。
これがまた大当たり! 和牛が絶品!全てが手作り!おかみが気さく!徒歩なので乾杯ビールも全員で!
明日こそは何があっても山頂を目指すぞー…の一心で、焼肉をたらふく食べて体力をつけた(^^ゞ
ホロ酔いで宿に到着し、山好きオーナーの好意で、ボイラー室にカッパと靴を置かせて頂き、助かった。
武尊山では集中豪雨で山頂を踏めなくても、温泉と観光でちょっぴり元がとれた感じではあったが
そうは問屋が下ろさず! 明日だけは晴れて欲しい…の願い空しく、次に日もまた雨に振られたのである。
貸切りのログハウスを出発! 舗装された白樺の森を行く
スキー場の高原いっぱいにヤナギランの群生!…今が見頃!
しばらくは白樺の森が続く。。。
オダマキが咲き乱れており、蕾が多くてまだまだこれからのようだった。
花を楽しみながら遊歩道を過ぎると、いよいよ登山口だ。
(左画像)登山口に、トレイルの案内と、何故か気になる 「ヒメカイウの群生5分」 の案内文字
これだった!ヒメカイウ(珍しい品種) 眠る男のロケ地
避難小屋付近までは順調だったが…
大粒の激しい雨(集中豪雨)で、あっという間に登山道が川となる!(避難小屋から撮影)
これを見たら先に進めない(>_<) かなり下りて、少し水が引いてもこの通り。
東洋のナイヤガラ 「吹割の滝」 に寄る。
滝の入り口には、まるで明治時代にタイムスリップしたような雰囲気のお店が、ズラッと並ぶ。
ねずみ男?のような岩 こちらは名前あり!…はんにゃ岩
鱒飛びの滝から始まり、奇岩が並ぶ川の流れに沿って歩くと。。。(これは後ろを撮っている)
人が集まる広場に出た! お~これだ ナイヤガラ
核心部の滝…音も凄いが、流れが360度ここに集中していて、壮絶な迫力!
方向を変えて見ると、更に凄かった!
通り道のバンジージャンプの橋に寄る。
本来は左折だが目の前が橋 歩道に囲いがあった。
川沿いには遊歩道があるので、下からもバンジーの様子を見学できるらしい。
川底は岩!水深浅く流れは荒く、しかもお金を出して飛ぶなんて、100万円貰っても無理無理(^^ゞ
花咲の湯の天然水 また行きたい「焼肉ありさん」
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関東の登山者との会話の中で「ほたかさん」が出てきて、穂高と勘違いし、話の喰い違いで恥をかいた思い出あります。(何しろ北陸の山しか知らない井戸の蛙ですから)
ヒメカイウも一度見てみたい。
北陸ではめったに見られないヤナギラン(敦賀の池河内湿原で見ました)も他では群生しているの不思議です。
自然が大好きなので、やはり雨も受け入れなければでしょうか(^^ゞ
最初は武尊(ぶそん)だと勝手に思っていたので、私も「ほたか」は穂高のイメージが強くて、未だにピンとこないですね!
ヒメカイウは立派な実になっていたので、もう少し早い時期の方が綺麗だったのかも知れないです。
なるほどそう言えば、北陸でヤナギランの群生は余り見かけませんね!
写真は一部ですが、武尊牧場一帯に群生していて見応えありました。
でも雨は 相当大変だったようですね。
今年の夏は 私のあてにする土日のお天気が特に悪く・・・ブツブツ
天気が良ければ 他の予定が入りと 全くどこにも行けない日々を過ごしていました。
snoopyさんのページを見て 行ったつもりを楽しませていただいています。
「吹割の滝」 こんなところがあるのですね。
これからも 是非よろしくお願いします。
うちのペットは ニャン達です(=^・ェ・^=)
本当に今夏は、休日にかかわらず大雨の日が多かったです。
又何処かの山をご一緒に! こちらこそどうぞよろしくお願いします。
ネットで登山口近くの温泉を探している間に、吹割の滝を見つけて、今回立ち寄る事ができました。
吹割の滝は独特の流れと独特の渓谷美や奇岩、水量も豊富で見応えありました。
ペットはニャンコでしたか! 私はニャンコ大好き派です(^^♪
この前、たまたま寄ったドンキーのペットショップで可愛い子猫を見つけて、
しばしガラスケースに張り付いていました(^^ゞ
和製ナイアガラ・・・見ているだけでオットロシイ。ドボンしたらどうなっちゃうんでしょう。それぞ本物の“アナタノシラナイセカイ”かっ(爆)
またの登山レポ楽しみにしておりまする^^v
街の観光なら一度行けば十分だけど、広大な自然と3000m級の山々に魅了されて帰ってきました。
和製ナイアガラは高さ7m、ドボンしても丸く浸食された岩なので、知っている世界に留まりそう(^^?
流れが面白いので一見の価値ありですな(^^♪ 沼田近辺に行かれる折には、是非お立ち寄りを!
登山レポ…遅れに遅れていますが、またお待ちしています。(*^^*)