
離陸前のスイスインターナショナルエアラインズ・・・成田空港より
ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12(火)~23(土) (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)
<緑色の文字はハイキングで歩いた区間、赤色は展望台>
<1日目 7/12(火) > 成田空港~チューリッヒ空港~<専用バス>~サンモリッツホテル(泊)
<2日目- ① 7/13(水) > サンモリッツホテル~<市内バス>~サンモリッツ駅~
<ベルニナ線>~オスピッツオ・ベルニナ~サッサル・マソン
<2日目- ② 7/13(水) > サッサル・マソン~アルプ・グリュム~ディアポレッツァ展望台~
<ベルニナ線>~サンモリッツ~<タクシー>~セガンティーニ美術館~<徒歩>~サンモリッツホテル(連泊)
<3日目 7/14(木) > サンモリッツホテル~<専用バス>~サースフェー~<徒歩>~ハンニック展望台
~サース・フェー~<専用バス>~ティーシュ~<列車>~ツェルマットホテル(泊)
<4日目 7/15(金) > ツェルマットホテル~クラインマッターホルン展望台~シュヴァルツゼー~ツェルマット(連泊)
<5日目 7/16(土) > ツェルマットホテル~ゴルナーグラード展望台~ローテンボーデン~リッフェルベルク~
ツェルマット~スネガ展望台~ブラウヘルト~フルアルプ小屋(泊)
<6日目 7/17(日) > フルアルプ小屋~シュテリー湖~フルアルプ小屋~シュテリー湖~グリンジ湖~ライ湖~スネガ
~ツェルマット~<列車>ティーシュ~<専用バス>~シャモニホテル(泊)
<7日目 7/18(月) > シャモニホテル~<市内バス>~ル・トゥール~シャラミヨン駅経由リフト頂上駅~バルムのコル
~ル・トゥール~<市内バス>~レ・ブラ~フレジュール展望台~<市内バス>~シャモニホテル(連泊)
<8日目-1 7/19(火) > シャモニホテル~エギーユ・ドゥ・ミディー展望台~シャモニ
<8日目-2 7/19(火) > シャモニ~グルント~メンリッヘンロッジ(泊)
(夕方、メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂往復)
<9日目-1 7/20(水) > (早朝、メンリッヘンロッジ~山頂往復) メンリッヘンロッジ~クライネシャイデック
<9日目-2 7/20(水) > クライネシャイデック~<ユングフラウ鉄道>~ユングフラウヨッホ展望台~
<ユングフラウ鉄道&列車>~グリンデルワイトホテル(泊)
<10日目 7/21(木) > グリンデルワイトホテル~<市内バス>~グローセシャイテック~
フィルスト展望台~バッハアルプゼー~フィルスト~グリンデルワイトホテル(連泊)
<11・12日目 7/22~23(金土) > グリンデルワイトホテル~<専用バス>~チューリッヒ空港~成田空港
2年越しの夢が叶いスイスへ。。。
2年前のクラブの打ち上げで 「スイスに行きたいねー」 と数人で話題になり、今年になってようやく実現!
今回のメンバーは4名、出来れば個人旅行としたかったが、クラブツーリズムの(10泊12日)ツアー参加に決めた。
決め手は山小屋2泊が最大の魅力で、他社の類似ツアーよりハイキングの回数が多かった事もあり
一度に4都市 「サンモリッツ、ツェルマット、シャモニー、グリンデルワイト」 訪問と、途中で立ち寄るサースフェーも魅力だった。
事前の案内では参加者が定員いっぱいの20名だったが、1人キャンセルで実際は19名、それでも大所帯!
内訳は、我々金沢組4名、夫婦5組で10名、単独男性3名、単独女性2名… 添乗員のM氏を入れて総勢20名である。
バスの中で添乗員さんが質問されていたのだが、参加者にはスイス旅行2度目の方多数、中には3度目の方もいた(@_@
人の事には興味のない私だが「東京は暑いからちょっとスイスまで」…と、発言したリッチな人がいたとKさんから聞いた。
2年越しにやっとスイスへの夢が実現した私には 「金沢は暑いからちょっと白山まで」…と、同じ気軽さか?(^^ゞ
成田空港の集合時間が早朝8時の為、前泊予定で日本旅行のレール&ホテルセットを予約しておいた。
成田空港敷地内の成田エアポートレストハウス(朝食付き)が、ほぼJR代金のみであり、朝は楽々である(^^♪
元気印のメンバーの意見で、前泊するなら東京見物をしよう・・・と言う訳で、皆さんの行きたい候補をチェックしたが
運悪く月曜定休が多く、結果、NHKスタジオ見学と近くの代々木公園散歩、明治神宮参杯、最後は渋谷駅ブラ…。
渋谷から成田エキスプレスに乗ろうとしたら、何と事故で不通になっていて、山手線で日暮里へとの案内あり!
日暮里からは京成本線特急で成田空港駅に無事到着したのだが、大都会の交通網は予期せぬことが多いようである。
せっかく成田空港にいるので、早めに両替をすることに…添乗員さんから電話で事前に言われた通り
スイスフランを4万円分と、シャモニで使用するユーロを1万円分、(日本円で合計50,303円)の支出で
スイスフラン(370フラン)と、ユーロ(90ユーロ)が、交換(両替)で手元に返ってきた。
ここ何ヶ月かでレートが安くなっており、出発間際で1フラン(102.5円) 1ユーロ(111.2円)だったことや
今春辺りから燃油サーチャージが無料になるなど、今回の旅行には有利な条件が揃っていた。
実際には、1フランを100円と考えて使ったら、物価が把握し易く計算も素早くできて、お金の扱いが容易だった。
事前に、日本のスイス観光局より小冊子(郵送料350円のみ)を取り寄せたり、ネットで「地球の歩き方スイス」も購入して
例のごとく得意のグーグルアースで、宿泊予定のホテルや、ホテル周辺の環境などを見に行ってきた。
360度リアルに見れるので、「あっこれこれ、この建物だ!」と、現地では訪問が2度目であるかのような錯覚に陥る。
簡単な地図や自分流の工程表も作成(印刷)して持参したので、ガイドさんに言われる前に先読みできるのも面白い。
自由時間があれば、近くで行けそうな観光地やハイキング場所、行き方も調べておいた甲斐ありで
サンモリッツでは、閉店時間ギリギリではあったがセガンティーニ美術館へ、そしてサンモリッツ湖の早朝散歩、
ツェルマットでは、マッターホルンの朝焼けで有名なマッターフィスパ川に架かる橋へ(初日はガスだった)
メンリッヘン小屋ではメンリッヘン山頂を2度往復、山頂からユングフラウ3山の夕焼けとご来光を見る事ができた。
グリンデルワイトではフィルスト展望台で解散となり、バッハアルプゼー(湖)へ逆さシュレックホルンを見に行った。
他にも行きたい場所、歩きたいコースがいっぱいあって、候補を色々調べて行ったのだが、時間が取れず!
しかし、少ない自由時間にこれだけ動けた我々金沢組は、なかなかの行動力である(^^)v
スマホは電話を使用しない予定だったので、旅行中はずっと機内モードで、Wi-FiだけONにしていた。
滞在中数ヵ所のホテルでWi-Fiのパスワードを頂いたが、繋がったのは何故か3ヶ所のホテルのみである。
もしかしたら部屋ではなくロビーで使用とかの指定があったのかもしれないが、何せ時差が7時間であり、
スイスで夜の11時に送ったメールが日本では早朝6時到着となり、まだ寝ているかな~と言う時間帯である(^^ゞ
旅行中(7月14日)にフランスのニースで、花火見学の群衆にトラックが突っ込み、84人が死亡したテロ事件があった。
返信が次の日になったりすることもあったが、一言でも話せたことで、取りあえず元気で良かったと返信が来て
写真でこちらの様子も伝える事ができて、家族や友人の様子も分かったりで、何となくお互いに安心であった。
今回の海外旅行でとても役に立ったスマホアプリを二つ紹介しておく…もちろん無料で使えるものである(^^♪
「MAPS.ME」と言う地図アプリであるが、事前に自宅などで行先の地図を地域ごとにダウンロードしておけば、
いつでもどこでも利用できて拡大縮小も自在、しかもGPSで現在位置も直ぐに分かると言うものである。
道案内もしてくれるのでグーグルマップと同じではあるが、山の標高が出てくるところがちょっとお気に入りである♪
グーグルマップ+MAPS.ME+山旅ロガー+地図ロイドの4点セットでスマホフル活用!用途に応じて使いこなしたので、
なかなか面白い軌跡も取れて、今回のように雪の為、当初の予定以外をハイキングした時などにも役立った。
長距離移動も多かったので、どの辺りを走っているのか?地名や、窓の外に見える湖や山の名前も分かる。
もう一つは「世界時計」アプリである。海外からメールなど送るときの日本時間が即座にわかる。
スマホは本来自力でその国の時間に修正されるのだが、何故か最初の2日間は変わらず、3日目に突然変わっていた。
腕時計を到着と同時にスイス時間に変更していたので、私の場合不便は無かったが
「7時間引いて考えれば良いだけ」と、頑固に時計を修正せず、朝はTVに表示される時間を頼りにしていたTさん、
私の腕時計と比較して気付いたのだが、たまたま見ていたTVはサマータイムが反映されていなくて危なかった。
そんなこんなで私にとって二つのアプリは、今回の海外旅行でとても頼りになったのである(^^)v
お天気は?…もちろん日本気象協会の世界天気予報で、出発の直前まで何度もチェックしていたのであるが、
出発直前予報は、到着日から3日間は傘マーク付の曇り雨と一時雷雨予報もあり、4日目から4日間は晴れマークだった。
いくらチェックしても、お天気だけは運を天に任せるしかなかったが、天は我々に微笑んだのである(*^^*)
サンモリッツでは真冬に逆戻りして雷雨や雪、現地の人もビックリの夏の降雪となり、ベルニナ山群は見逃したが
ツェルマット、シャモニ、グリンデルワイトでは快晴となり、マッターホルンもモンブランも飽きるほど堪能できた。
そして何と言っても、何処に行っても一面のお花畑が出迎えてくれたことが最大に嬉しかった出来事♪
ガイドさんの話によると、スイスは日本とは逆で、今冬は残雪が多く、雪融けもかなり遅れていたそうである。
お蔭で花のピークに遭遇できて、エーデルワイス、ゲンチアナ、アルペンローゼのスイス三大花にも出会う事ができた。
<1日目…7/12(月) > 成田空港~チューリッヒ空港~<専用バス>~サンモリッツホテル(泊)
飛行機は定刻通りに離陸!
成田発のスイスインターナショナルエアラインは古い機体で、Wi-Fi もなくTVモニタも使い辛く、音声の接触も不良!
この3拍子に加えて日本語版の映画も少なく、やっと見つけても古い映画で、もちろんUSBなどの充電もできない(^^ゞ
つまり、スイスエアラインの機内でタブレットやPCなど長時間使用する場合は、大容量の携帯充電器バッテリーが必要であり、
私は今回スマホだけだが、1泊以上の外出時にいつも持っていく充電器(13000mAh)を機内に持ち込みしていた。
アイマスクも耳栓もネック枕も持参していたが、あの轟音では耳栓の効き目はほとんどなく、
眠れないので何とか日本語の映画を探して、2本見終わったのだが、他に探しても見たい映画は見つからなかった。
こうなったら楽しみは機内食(^^♪・・・
日本時間の11:10分過ぎに、お菓子の小袋とドリンクサービス(私はコーラ、白ワインは隣のKさん)
「And water please」とお願いしたら、快くお水も頂けた(^^♪・・・「water two please と目の合図」で2人分Get!
12:00頃にはドリンクとランチサービス、「野菜ラザニア」と「若鳥の照り焼き&ライス」が選べる(写真はラザニア)
日本時間13:00頃には、タイミング良く食後のコーヒーサービス・・・と続き。。。
昼食時のワインと食後のアイスクリーム・・・日本時間16時過ぎに間食のおにぎり(鮭)とドリンクサービス(日本茶を頼んだ)
家にいてもこんなには食べないので、機内では運動もできず一日で太りそう(^^ゞ
そしてこの辺りでカメラの時計をスイスタイムにしたので。。。
スイス時間で同日の13:30分頃(到着の2時間位前)に、2回目の機内食サービスとドリンク、食後におやつのチョコ1個
到着前の機内食は選べないので「野菜焼きそば」のみだが、見た目通り味が濃すぎてイマイチだった(^^ゞ
間食で配られたおにぎりと、ちょっとしたお菓子は後方の配膳室カウンターに置いてあるので、
機内で寝られない場合など、お腹がすいたら自由に取って来れるようであった。(夜食用におにぎりを1個Get!)
定刻通りにチューリッヒ空港に到着!
成田空港を10:25分に離陸、12時間25分の飛行でほぼ定刻通りの15:50分頃(スイス時間)チューリッヒに到着した。
右画像・・・「スカイメトロ」と言う綺麗な車両の電車で、到着ゲートから移動後に入国審査だった。
空港内の時計はスイスの高級時計メーカー「OMEGA」・・・荷物受け取りロビーにて
初日は移動日…チューリッヒ~サンモリッツへ
初日はチューリッヒ空港からサンモリッツまで移動して、ホテルに入るのみの行程である。
チューリッヒ空港~サンモリッツホテルGPS軌跡(専用バスで4時間ちょっと)
チューリッヒ空港到着時は雨だった。。。
地球の歩き方によると、サンモリッツは 「シャンパン気候」 として有名で、晴天日が年間平均322日もある町だとか!
「もしも天気が悪かったら、それは珍しい体験かも知れない」 と書かれていた。・・・何の慰めにもならないが、そう何だ~(*_*;
と言う訳で、我々一行は到着日の夜から出発日までの3日間、「世にも珍しい?」お天気体験をすることになる。
16:40分頃発、専用バスでサンモリッツに向かう。 窓の外は雨。。。
やがて雨はやみ。。。
機内では寝られなかったので、今度こそ寝ようと思ったが、いつまでも明るいので車窓が気になった。
到着時は雨だったが雲の切れ間に青空も覗き、サンモリッツまで雨上りの雰囲気を楽しみながら過ごした。
サンモリッツに近付くと、バスはどんどん標高を上げていく。
青空が見えて日が射し、車窓の山々が美しい・・・
山裾には雪解け水が勢いよく流れていた。
下り坂では流れの勢いがもの凄く、眼下は迫力満点!
夜の8:39分でこの眺望である。
バスの中から見えていた湖
バート(温泉)で有名なホテルだと添乗員さんが言うので、急いで写真だけ撮ったが、名前などは記憶から消えている(^^ゞ
ようやくホテルへ。。。
到着予定時間を1時間オーバーして、ホテルにチェックインできたのは21時頃である。
サンモリッツでの宿泊ホテル・・・ホテル・ラウディネラ(正面からと側面からの入口が2ヵ所)ここに2連泊!
(左画像)雰囲気はエレベーターだったが、階段の横にあるので物置かも?と裏に回って見たりウロウロ・・・
ドアノブが付いており、それらしきボタンもないので、これがエレベーターだとは誰一人気付かず(^^ゞ
日本とは違っていて、到着のタイミングでドアを手前に引いてから乗るようで、ドアを開けなかったら永遠に乗れない。
(右画像)Wベットに見えるが、ツインがくっついている配置で、このホテルの部屋は狭かった。
お風呂に湯船はなく、シャワーのみで湯温調節が分かり辛く、2人とも超ヌル湯で入って、後に気付いた(*´з`)
スイスのお風呂とトイレ事情
全てのホテルで、お風呂に置いてあるのは液体のソープ1種類のみ!(固形石鹸が置いてあったホテルはある)
1種類のみの場合、髪も顔もボディーも同じものを使って洗う事になる(^^ゞ・・・中身は何だったのか??
バスタオルとフェイスタオル、ドライヤーはあり! 歯ブラシセットなど他はもちろんないと思っていた方が無難である。
「シャンプー・リンス・ボディーソープ」と分けて使いたい場合は、 ボディータオルと一緒に日本から持参した方が良い。
私は、トリートメントとお風呂用ボディタオル、フェイスタオル、ドライヤー、洗濯用の粉石鹸を持参していて、 色々役立った。
ドライヤーは固定されているので、洗濯ものを早く乾かしたい時(手絞りでは洗濯機のように上手く絞れない)や、
ハイキングの場合では、急な雨で登山靴の中が濡れてしまった場合など、ドライヤーは大いに役立つと思える!
その他、携帯とカメラを一緒に充電する為、二股コンセントプラグも持参した。 (携帯とカメラに変圧器は必要ない)
ついでに書いておくと、スイスのトイレに(ホテルも含めて)ウォシュレットはなし!少なくともこの旅では見ていない。
有料トイレと無料トイレが半々くらい、添乗員さんが気を利かせて、なるべく無料トイレに案内してくれた可能性もあり!
地球の歩き方に「基本的にチップは不要」 と書かれていたが、チップを払った方が良いとの添乗員さんのアドバイスで
レストランで飲み物を注文した時、お釣りの端数をチップに、ホテルでは枕チップ、 タクシーでもチップを払った。
24時間+7時間の長い長い一日だった。。。
初日の夕食はフリーだったので、日本からカップラーメンとおかゆなどの非常食を持参していたが、
機内で貰ったおにぎりを食べて寝ることに…日本は早朝のはずなので、これは朝ご飯?寝る前なので晩御飯かな?
と、ここからスイスタイムに頭を切り替えて、事実上の長い一日が終わり、23:30分頃やっと寝ることができたのである。
<2日目- ① 7/13(水) > サンモリッツホテル~<市内バス>~サンモリッツ駅~
<ベルニナ線>~オスピッツオ・ベルニナ~サッサル・マソン
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