ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

落合氏、落選

2010-01-12 23:09:48 | Weblog
オチアイ、オチル。くだらないダジャレではありません。あの落合博満氏が2年続けてわずか一票差で野球殿堂入りを逃しました。プレーヤー部門では東尾修氏が殿堂入りを果たしたにもかかわらず。

三冠王三回。実績は文句なしです。僕はこのブログで以前、ON時代以降のベストナインを選びましたが、落合氏を四番打者にすえました。

その時にも書きましたが、勿論、問題点もあります。狭い球場をホームグラウンドにしていたこと。チームが弱く、徹底的な個人主義が許されたがゆえの三冠王だった事。

しかし、今回の落選はこうしたことが理由ではないようです。やはり落合氏の人格が問題となったのでしょう。WBCに非協力的でマスコミには口を開かず、ファンに対しての思いやりもない。この辺が落選の原因でしょう。

僕の考えではやはり落合氏が殿堂入りしないのは不自然な気がします。あれだけ実績を残した人ですから。

勿論、落合氏のマスコミやファンに対する態度は誉められたものではありません。しかし、それがもともと何処から来ているかといえば、彼らに無視されてきた過去があるからではないでしょうか。

清原和博が入団する前のパリーグはひどい状況でした。落合氏のホームグラウンドの川崎球場は2000人、3000人なんていうことはざらでした。それどころか500人、300人ということも珍しくありませんでした。今のように実数で発表したらそれこそ50人、60人レベルです。

当然マスコミが相手にするはずがありません。そんな中で若き日の落合氏はプレーしてきました。片や当時の巨人戦は観客5万人、視聴率20パーセントが当たり前。今では考えられない格差があったのです。野球ファン、マスコミに対し、落合氏は敵意すら抱いていたと思います。

そうした原点があるがゆえに、落合氏はファンやマスコミに対し頑なになってしまったのでしょう。そうなると、マスコミ側の記者も「落合さんは難しい人だ」と感じてしまうのも致し方ないところです。しかし卑しくも一票を投じる記者ならばそこは割り切って落合氏の実績は実績として認めるべきなのではないでしょうか。

まあ、遅かれ早かれ、殿堂入りは間違いないでしょうが。

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カンノとヒロスエ

2010-01-12 00:20:08 | Weblog
大河でヒロイン役を演じている広末涼子。今日の「Wの悲劇」の主演女優、菅野美穂。この二人はいま乗りに乗っています。

菅野さんのライバルに関しては今まで色々言われてきました。例えば松たか子。松さんは梨園育ちのサラブレッド。それに対して普通の家庭に育ち、事務所も小さかった菅野さんと対比しやすかったのでしょう。年も同じですからなおさらです。

菅野さんは若手時代、大竹しのぶの若い頃とも比較されました。憑依型、天才肌という点でも共通していたのかもしれません。

しかし、僕には漠然としていたものがややはっきりと見えてきたんです。菅野美穂のライバルは昔も今も広末涼子ではないのかと。

今から15年近く前、「イグアナの娘」で若手演技派として菅野さんが頭角を現した頃、ドコモのCMで彗星のように登場したのが広末さんでした。

二人を比較すると広末さんは演技に関しても魅力的だと思います。しかし僕はやはり演技に関しては菅野さんの潜在能力が飛び抜けていると個人的に思っているので、演技に関しては菅野ファンとしては譲れません。

バラエティーでも菅野さんのユーモア、頭の回転のよさは素晴しいものがあります。広末さんはあまりバラエティーには出演しないかもしれませんが、菅野さんのようにはいかないでしょう。

菅野さんの発言や文章を見聞きしていると彼女のクレバーさが伝わってきます。対して広末さんは学校の勉強はできるかもしれませんが、もうひとつ図りかねます。

こうして一つ一つを見ていくと菅野さんが圧倒的に優位にも見えます。しかし、これは広末さんが菅野さんより上ではないかと思うものがあります。それはスター性です。これは言葉では説明しにくい部分ですが、注目をされる才能というものを広末さんは生まれながらに持っているような気がするんです。

ともかく、今年はふたりとも複数の映画の主演も決まっているようですし、このライバル関係からますます目が話せません。


話は変わりますが、成人式を迎えられた皆様、おめでとうございます。それにしても成人式は1月15日じゃないとピンときません。まあ、古い考えですかね(笑)
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