Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

リーフ

2010-12-05 00:24:24 | Weblog
日産の電気自動車リーフの発売が間もなくだ。

本格的な量産型電気自動車としては、世界初のモデルとなる。


どのくらい売れるんだろう。

EVの本格的な普及にはまだしばらくかかる、だとか、
いろいろ言われるけど、

思い返せば1997年に初代プリウスが発売されたときだって、
あんなのは特殊なクルマで普及はしない、って感じで見ていた。

ところが、発売以降コンスタントに台数が増え続けて、あれよあれよと普及していって、今に至る。


リーフも、案外そんな風にうまく台数を増やすかも知れない。


ただし、自動車の未来の中期的な展望を想像して、必ずしも全てのクルマが、「ガソリン→ハイブリッド→電気」の道を辿っていくわけでもないと思う。

悪路や過酷な天候の中を走るタイプのオフロード車には、やはりガソリンエンジン(ディーゼルエンジン)のクルマが信頼され続けるだろうし、

北海道なんかでは連続航行距離も長いし、今後もガソリンエンジンやハイブリッド車が重視されるだろうと思う。


それぞれに得意なシーンが当然違うから、車のタイプによってそれぞれ違ったエコ性能を持って棲み分けるようになるのではないだろうか。

でも実際にそんなふうになっていくと、消費者(とくに車に疎い人)は、車選びが複雑になってしまって、困るだろうな。


今だって、すでにその車種がハイブリッドカーなのか何なのか、わかってない人も多くて、たとえばカーセンサーのサイトなんかでは車の諸元一覧の中にハイブリッドか否かを示す項目まである。

なんだかねぇ・・・



さて、リーフだけど、電気自動車である以外にはメカニズム的にはティーダクラスに匹敵するようだ。
全幅こそ1700mmを超えるけど、全長は4mちょっと。

ティーダよりは少し大きく、アクセラやインプレッサより小さい。

サスペンションは前ストラット、後トーションビームだから、コンパクトカーとして一般的なものだ。

ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスク。
後ろもベンチレーテッドディスクとは贅沢だけど、これは車重が1500kgを越えるからその対策だろうか。


動力性能として、
最高出力は80kw(109馬力)。このクラスの車としては、ガソリン車の感覚でいうと普通。
重さが1500kgを越えるなら、ぜんぜん足りない。

ところが、その80Kw(109馬力)というのは2730~9800回転まで持続するものだから、低速のトルクが極めて高い。
事実、トルクは最大280Nmで、これが0~2730回転まで。
最大トルクの数値だけで言えば、これは2500ccから3000ccクラスのガソリンエンジン車に匹敵する。

ただし、回転するのはピストンエンジンじゃなくて、電気モーターなのだから、2730回転が、低回転域というものなのか、いまいちピンとこない。

2730回転という、細かい数値が謎だけど、馬力もトルクも最大になるこの回転域は、なかなかすごい加速なのかも知れない。

タイヤは、205/55R16というサイズ。大きくて、扁平で、太い。
これは、デザイン上の意味でっていう浅はかな理由なのか。
それとも、電気自動車としてのフラットで独特な乗り心地を演出するためなのか、

あるいは、本当にかなりの加速力を持っていてそれを受け止めるためなのか。。。



結構興味深いですね。
一度、乗ってみたいです。






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