Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

韓国の車

2011-03-08 23:46:54 | Weblog
最近の韓国車は、洗練されていて、すごい。

わずか数年前まで、韓国車というと、デザインはどうしてもダサかった。
トレンドの取り入れ方が雑で、無理があって、カネもかかってなさそうなデザインだった。

日本で売られたいたヒュンダイ車の多くはそういうモデルばかりだった。
だから、よけいに韓国車=ダサいってイメージを持ってしまうかも知れない。

でも、ここ数年、本当にこの2・3年で変わった。



ヒュンダイの新型エラントラは、「安い」だけではない魅力を十分に備えていそうだ。
少なくとも、デザインを見る限り、アクセラや、メガーヌ、インプレッサ、308あたりと互角に戦えるライバルとなれそう。
以前よりも格段に「洗練された」という表現がしっくりくる。



これはキアの、フォルテKoup(クープ)という車だそう。
日本ではなじみのないモデルだけど、このデザインもなかなかのもの。
顔はシビックやアリオンに似てるけど、(どっちが後発か知らないけど)パクったというよりも、むしろこっちのほうがボディ全体のデザインの消化が秀逸なくらい。


残念なことは、こういうすぐれた韓国車が出てきても、

ネットの掲示板などでその評判を知ろうとすれば、すぐに低レベルな「嫌韓」の風潮に乗ったきたない発言しか出てこない。
ネットでは、どういうわけか韓国や中国を叩くことで、連帯感を高めようとする人々がいる。

もちろん、そのあたりは歴史的な背景とかあって難しい問題もあるけど、頭ごなしに韓国車を馬鹿にするのは、むしろ時代遅れと言わざるをえない。


中国の自動車は、まだまだヒドいレベルだろうけど、それと韓国車とはまったく別の次元だ。
性能的には日欧米に追いついているのだから、デザインの良いものが出てくれば、韓国車はもはや無視は出来ない存在だ。
実際に、ヒュンダイはアメリカでの販売台数で、日産に肉薄。ヨーロッパでの販売台数では、トヨタを抜いた。
既に、シェアの面でも日本車やヨーロッパ車に追いつき、追い越そうとしているのだ。





ただし、そうは簡単にはいかない、っていうところが自動車の面白いところでもある。
ヒュンダイをはじめとした韓国車にとって、大きな弱点は、ブランドイメージみたいなものが無いことだ。

日本車もかつてはその点で弱くて、それでもF1やWRCなどのモータースポーツに参戦することで、イメージ向上をはかってきた。

方法は、モータースポーツだけではないだろうけど、今後韓国車はどのようにして世界で、日本で、受け入れられていくだろうか。

より洗練されて魅力を増した韓国車なら、いずれは日本の人々にも受け入れられるようになるかもしれない。(簡単ではないだろうけど)




最新の画像もっと見る

コメントを投稿