新型のマーチに乗った。
うむ。良く出来ている。
こんな風に、プッシュスタートボタンも備える。
このボタンがあるということは、ベースよりひとつ上の12Xグレードだと思われた。
12Xグレードは、マーチのもっとも売れ筋グレードで、価格帯はFFで120万円台。
ヴィッツ、フィット、デミオのベースグレードと同等クラスに位置する。
マーチが、3気筒1200ccと小さいエンジンになる反面、プッシュスタートボタンやアイドリングストップ機能をつける等、標準装備が充実する。
さて、走り出してみると、デミオに比べれば足回りは大きくロールする感じで、ステアリングもあいまいな感じがする。
でもこれは、こういう味付けであって、小型車としてバランスは取れていると思った。
ま、走りのことはよくわからん。
とりあえず、ドア側の右ひじのあたりは狭く感じた。
さて、気になったのは、内装の安っぽさだった。
もちろん、100万円前後の小型車に高級感を求めるわけではない。
木目調パネルやアルミ調パネル、カーボン調パネルを貼り付けるだけの「高級感」なんて、雑魚みたいなものだろう。
だから、そういうものを求めるわけじゃない。
ただ、たとえば写真でもあるように、ウィンカーレバーやワイパーレバーの、先端のテッペンの部分に、プラスチックの継ぎ目がある。
この、もっともよく指先が触れるあたりに、継ぎ目がある設計にも疑問だけど、この継ぎ目の精度がわるくて、繊細な肌なら傷つけてしまいそうなほどだ。
個体差もあるだろうけど、あの荒っぽい切れ目は、たぶんどれも同じだと思う。
たとえば、テレビのリモコンの素材よりもずっと雑な継ぎ目だ。
その他、ハザードランプが、周りのパネルとツライチ感を廃した形状である等、全体として丸っこい可愛い形状のデザインになるようにして、部品それぞれの個体差をごまかす狙いもあるだろうな。
という感じで、内装についてはあまり良く感じなかったわけだけど、シートについてはかなり良かった。
適度に硬いシートは、形状もよく出来ていて、デミオやヴィッツより確実に良い。
日産車にありがちな、「無駄にシートをデカく分厚くするだけで、ぜんぜんイクナイ」という方向性とは真逆な感じだ。
リアシートは、3座席とも3点式シートベルト。
後席シートベルトが義務化された今、当然の装備だろう。
ヘッドレストは2人ぶんしか付いてないけど、これは国産のこのクラスでは当然のことで、これで良いと思う。
よく、自動車雑誌で自動車ジャーナリストたちは、後席のヘッドレストが3人分ないことを悪く言う。
3人分ついているヨーロッパ車を見習え、として、それを標準装備したアクセラなんかについて「ようやく後席の安全性にたいする考えが、ヨーロッパに追いつきはじめた」くらいの上から目線のことを言う。
ただですよ、このクラスの車で5人乗る頻度がどれだけあるのか?ってことですよ。
たぶん、一度も5人乗らないで終わることも多いでしょ。マーチクラスの車なら。
ヘッドレストを後席に3つも付けようものなら、後方視認性は著しく低下して、運転の苦手な奥さんがせっかく小さいマーチを買っても、後ろが見えなかったら意味がない。
それでなくても、国産車の後席ヘッドレストは このマーチもなっているように、ちゃんとシート背もたれに重なって収納できるようになっているのに。
ヨーロッパ車なんて、最初から3つとも出っぱなしで、あんなもの後ろ見えないことが逆に危ねーぞ、と。
どこのドイツ人がポロに5人フル乗車してアウトバーンかっとばすんだ?と思う。
さて、脱線した。
そんなわけで、マーチは当然ながら一長一短。
3気筒、1200ccを感じさせない、十分なパワーでしたよ。
とくにCVTが秀逸なのだろうと思った。
うむ。良く出来ている。
こんな風に、プッシュスタートボタンも備える。
このボタンがあるということは、ベースよりひとつ上の12Xグレードだと思われた。
12Xグレードは、マーチのもっとも売れ筋グレードで、価格帯はFFで120万円台。
ヴィッツ、フィット、デミオのベースグレードと同等クラスに位置する。
マーチが、3気筒1200ccと小さいエンジンになる反面、プッシュスタートボタンやアイドリングストップ機能をつける等、標準装備が充実する。
さて、走り出してみると、デミオに比べれば足回りは大きくロールする感じで、ステアリングもあいまいな感じがする。
でもこれは、こういう味付けであって、小型車としてバランスは取れていると思った。
ま、走りのことはよくわからん。
とりあえず、ドア側の右ひじのあたりは狭く感じた。
さて、気になったのは、内装の安っぽさだった。
もちろん、100万円前後の小型車に高級感を求めるわけではない。
木目調パネルやアルミ調パネル、カーボン調パネルを貼り付けるだけの「高級感」なんて、雑魚みたいなものだろう。
だから、そういうものを求めるわけじゃない。
ただ、たとえば写真でもあるように、ウィンカーレバーやワイパーレバーの、先端のテッペンの部分に、プラスチックの継ぎ目がある。
この、もっともよく指先が触れるあたりに、継ぎ目がある設計にも疑問だけど、この継ぎ目の精度がわるくて、繊細な肌なら傷つけてしまいそうなほどだ。
個体差もあるだろうけど、あの荒っぽい切れ目は、たぶんどれも同じだと思う。
たとえば、テレビのリモコンの素材よりもずっと雑な継ぎ目だ。
その他、ハザードランプが、周りのパネルとツライチ感を廃した形状である等、全体として丸っこい可愛い形状のデザインになるようにして、部品それぞれの個体差をごまかす狙いもあるだろうな。
という感じで、内装についてはあまり良く感じなかったわけだけど、シートについてはかなり良かった。
適度に硬いシートは、形状もよく出来ていて、デミオやヴィッツより確実に良い。
日産車にありがちな、「無駄にシートをデカく分厚くするだけで、ぜんぜんイクナイ」という方向性とは真逆な感じだ。
リアシートは、3座席とも3点式シートベルト。
後席シートベルトが義務化された今、当然の装備だろう。
ヘッドレストは2人ぶんしか付いてないけど、これは国産のこのクラスでは当然のことで、これで良いと思う。
よく、自動車雑誌で自動車ジャーナリストたちは、後席のヘッドレストが3人分ないことを悪く言う。
3人分ついているヨーロッパ車を見習え、として、それを標準装備したアクセラなんかについて「ようやく後席の安全性にたいする考えが、ヨーロッパに追いつきはじめた」くらいの上から目線のことを言う。
ただですよ、このクラスの車で5人乗る頻度がどれだけあるのか?ってことですよ。
たぶん、一度も5人乗らないで終わることも多いでしょ。マーチクラスの車なら。
ヘッドレストを後席に3つも付けようものなら、後方視認性は著しく低下して、運転の苦手な奥さんがせっかく小さいマーチを買っても、後ろが見えなかったら意味がない。
それでなくても、国産車の後席ヘッドレストは このマーチもなっているように、ちゃんとシート背もたれに重なって収納できるようになっているのに。
ヨーロッパ車なんて、最初から3つとも出っぱなしで、あんなもの後ろ見えないことが逆に危ねーぞ、と。
どこのドイツ人がポロに5人フル乗車してアウトバーンかっとばすんだ?と思う。
さて、脱線した。
そんなわけで、マーチは当然ながら一長一短。
3気筒、1200ccを感じさせない、十分なパワーでしたよ。
とくにCVTが秀逸なのだろうと思った。
内装のプラスチック感、ほんとそうですね
同じプラスチックでも、表面の出し方でずいぶん違ってくるものですが。
そうすれば、素材は同じでも工程でコストがかかるでしょうね・・・
ただ、ライフサイクルが長いでしょうから、少しずつ弱点を改良していってくれるといいですね!
内装の安っぽさは自分も気になりました。
安っぽさ、というか、デザインよりも表面のプラスチック感丸出しな感じが安っぽさに繋がってるのではないか、と。。。
マイカーとして購入したくなる要素がイマイチな感が否めない印象でしたが、データ見るとそれなりに売れてるんですよね…不思議。