Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

救出されたそうで

2010-10-15 00:42:25 | Weblog



チリの33人が無事救出されたということで、良かったと思う。

正直、今日救出されるまで、それほど思うことは無かったけど、今日救出されて、小さな男の子が泣いてお父さんと再会して抱かれるのを見て、ちょっと感動した。

あんな小さな子供でも、お父さんに久しぶりに会えて嬉しくて喜ぶだけじゃなくて、泣いてしまうんだね。

チリという国が、しっかりした国で、技術力も高い国だということを知った。
その一方で、一国のサッカーの代表選手だった人がリタイヤ後に鉱山で働いている、というのは、そのこと自体が個人的には衝撃的で、きっと先進諸国ではありえないことだろうな、と思った。


安全管理の問題もあったという。

ひねくれた見方をすれば、今回のケースは助かったからこれだけ注目されたけど、実際には注目されないだけで、落盤してたくさん死亡した事故なんかも頻発しているのだと思う。

わずか20数年前まで、日本の炭鉱においても、大惨事が繰り返されていた。

それらは、老朽化した坑道で起きた悲劇ではなく、むしろ最新鋭の大型の坑道でこそ頻発した。


日本においては、エネルギー転換という時代の流れもあった中で、これらの大惨事が拍車をかけて炭鉱は衰退した。

しかし、チリにおいては、今もなお銅の輸出が国の基幹産業になっている。

国内に多くの鉱山があれば、当然これからも悲惨な事故が起こるだろう。
安全性を高めることが重要だ、けど、

現実問題として、既に技術先進国であった1980年代の日本においても避けられなかったようなことだから、
それから30年近くたって、様々な技術が世界的にハイテク化されているとしても、

難しいことなのかもしれない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿