さて、夜の網走です。
やはり、お祭りの勢いはハンパじゃなかった。
街一番の商店街を全部封鎖して、露店が連なっている。
人口4万人弱ということを考えれば、おそらく全人口がお祭りに来ていると言えるくらいの人出だ。
そしてまた同時に、網走の飲み屋街は、この商店街を挟むようにして形成されているようだった。
つまり、飲み屋街もお祭り騒ぎ。
浴衣の中高生がそこらじゅうに歩いている。
飲み屋はというと、居酒屋はどこも満員状態。
お祭りで店を開いていないところも多く、営業している店は人でごった返している状態だ。
居酒屋を出た俺たち2人は、次に入る店をまったく見つけられないで居た。
次第に面倒くさくなり、それっぽいビルに入って、入居する飲食店の看板を見て、良さそうな店の名前を見つけてはドアを開けていった。
そして、ある店に入ることになる。
頭にタオルを巻いたオヤジが経営する、カッコイく言えばバーの形態を取る店だ。
ま、スナックの分類だろうか。
ママもお姉さんも居ない、オヤジがやっているスナックだ。
価格は安い。2時間だか90分で2000円。なんでも飲める。
大きくわけて3つのボックス席があって、既に2組のグループが入っていた。
それぞれ常連客のようだった。
そして、いずれも男女のグループである。
おそらくお祭を男女で初々しくデートして、その帰りにここに来たと想像できた。
俺らは男2人である。
しかも網走っ子じゃない。
しかし、酒が進み、誰かがカラオケを歌うようになると、いつしか彼らと打ち解けあって仲良く飲むようになっていたw
片方のグループは、高校時代の部活の同窓会のようなメンバーで34歳。
もう片方の4人組は、年齢はさらに若くて、たぶん俺らと同じか少し下くらいだった。
34歳のグループのうちの女性一人が、「あの男の子たちも一緒に飲もう」などと騒ぎだしたのがキッカケだった。
その女性に、年齢を聞かれたので29歳だと教えると、
「なんだ、意外と行ってるんだ」などと好き勝手言われたので、厳重に抗議した。
そうすると今度は、その女性のことを高校の頃から好きだったという男が「邪魔するんじゃねえ」みたいな感じで騒いでいる。
面倒くさいので少し席を移動したら、別の4人組の一人がマイクを一本俺に渡してきて、見ると彼は一人でカラオケにシャムシェイドを入れて歌っている。
曲は「PASSION」。
こんなマイナーな曲を!?このタイミングで、なぜ俺と一緒に歌おうとする!?
完全にワケがわからない。
でも、とうぜん2人で熱唱する。
その後もあーだこーだ言いながら飲んでいたら、いつの間にか4人組は帰っちゃってもう居ない。
夜も更けて、良い頃合なので全員で店を出る。
さっきの騒いでいた女と、それを好きだったとかいう男も、タクシーで別々に帰っていった。
別々に・・・。
残された34歳の兄さん2人と、姉さん1人に連れられて、次の店。
「網走にもこんなオシャレな店あるんだー!」みたいな、素敵なバーだった。
が、1時間もしないでオネムになってきて、ゲボも出そうになってきたので、解散。
酔ってそのまま解散したので、彼らの誰とも連絡先を交換していない。
もう二度と会わないだろうw
ただ、あの店にいけばタオルを巻いたオヤジには会えるだろう。
オホーツクの小さな町に、良い店を見つけた。
ホテルに戻ると、窓から、日本一早い朝が始まろうとしていた。
やはり、お祭りの勢いはハンパじゃなかった。
街一番の商店街を全部封鎖して、露店が連なっている。
人口4万人弱ということを考えれば、おそらく全人口がお祭りに来ていると言えるくらいの人出だ。
そしてまた同時に、網走の飲み屋街は、この商店街を挟むようにして形成されているようだった。
つまり、飲み屋街もお祭り騒ぎ。
浴衣の中高生がそこらじゅうに歩いている。
飲み屋はというと、居酒屋はどこも満員状態。
お祭りで店を開いていないところも多く、営業している店は人でごった返している状態だ。
居酒屋を出た俺たち2人は、次に入る店をまったく見つけられないで居た。
次第に面倒くさくなり、それっぽいビルに入って、入居する飲食店の看板を見て、良さそうな店の名前を見つけてはドアを開けていった。
そして、ある店に入ることになる。
頭にタオルを巻いたオヤジが経営する、カッコイく言えばバーの形態を取る店だ。
ま、スナックの分類だろうか。
ママもお姉さんも居ない、オヤジがやっているスナックだ。
価格は安い。2時間だか90分で2000円。なんでも飲める。
大きくわけて3つのボックス席があって、既に2組のグループが入っていた。
それぞれ常連客のようだった。
そして、いずれも男女のグループである。
おそらくお祭を男女で初々しくデートして、その帰りにここに来たと想像できた。
俺らは男2人である。
しかも網走っ子じゃない。
しかし、酒が進み、誰かがカラオケを歌うようになると、いつしか彼らと打ち解けあって仲良く飲むようになっていたw
片方のグループは、高校時代の部活の同窓会のようなメンバーで34歳。
もう片方の4人組は、年齢はさらに若くて、たぶん俺らと同じか少し下くらいだった。
34歳のグループのうちの女性一人が、「あの男の子たちも一緒に飲もう」などと騒ぎだしたのがキッカケだった。
その女性に、年齢を聞かれたので29歳だと教えると、
「なんだ、意外と行ってるんだ」などと好き勝手言われたので、厳重に抗議した。
そうすると今度は、その女性のことを高校の頃から好きだったという男が「邪魔するんじゃねえ」みたいな感じで騒いでいる。
面倒くさいので少し席を移動したら、別の4人組の一人がマイクを一本俺に渡してきて、見ると彼は一人でカラオケにシャムシェイドを入れて歌っている。
曲は「PASSION」。
こんなマイナーな曲を!?このタイミングで、なぜ俺と一緒に歌おうとする!?
完全にワケがわからない。
でも、とうぜん2人で熱唱する。
その後もあーだこーだ言いながら飲んでいたら、いつの間にか4人組は帰っちゃってもう居ない。
夜も更けて、良い頃合なので全員で店を出る。
さっきの騒いでいた女と、それを好きだったとかいう男も、タクシーで別々に帰っていった。
別々に・・・。
残された34歳の兄さん2人と、姉さん1人に連れられて、次の店。
「網走にもこんなオシャレな店あるんだー!」みたいな、素敵なバーだった。
が、1時間もしないでオネムになってきて、ゲボも出そうになってきたので、解散。
酔ってそのまま解散したので、彼らの誰とも連絡先を交換していない。
もう二度と会わないだろうw
ただ、あの店にいけばタオルを巻いたオヤジには会えるだろう。
オホーツクの小さな町に、良い店を見つけた。
ホテルに戻ると、窓から、日本一早い朝が始まろうとしていた。