鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

苙口の苙神

2023-06-11 | 史跡

日置市吹上町和田苙口(おろくち)の苙神(おろかみ)を紹介します。

 

苙口集落の道路に案内板があり、これに従って進むと鳥居があります。

 

緩やかな斜面を登って行きます。

 

山頂に着きました。右の岩が苙神です。苙(おろ)とは家畜を囲っておくところで、牧に相当します。

 

薩摩藩には20の馬の牧があり、馬を放牧して軍馬、農耕馬などを育てていました。ここは伊作牧(和田牧、大坂牧、白川牧)に当たります。

 

正面から見た苙神。

牧には牧神(馬の守り神として祀られる巨石や祠)がありました。この苙神が伊作牧の牧神に相当します。

 

正面の割れ目は不規則です。

 

左から見る。左は直線状の割れ目に沿って割れています。

 

左にある石碑。

 

右は苙神の碑です。左は、案内板によると山の神または疱瘡の神と思われます。

 

右から見る。右の割れ目も直線状です。

 

右にある紀元二千六百年の碑。

コメント (2)
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