配偶者が「ナナちゃんに着せてみようかな」というセリフを、ふ~ん等と適当に相づちをうっていたら、ナナちゃんなる人物が想像を越えるものであることが分かりました。
教訓として、会話の聞き流しと適当な相槌には注意が必要です。
(ナナちゃん)
「ナナちゃん」とは、着物の着付けの練習用にネットで購入した半身のマネキンなのでした。
特に愛称の付いた商品でもなかったので、命名の由来を聞くと「無いよりは有った方がいいだろう」という回答でした。
新しい着物や帯、それに新しい結び方を練習したり試したりとよく活躍してるマネキンです。
今はもう慣れましたが、最初の頃は夜間に襖を開けると暗い部屋にすーっと立つ姿に何度ビックリ驚かされたことか・・・・・。
同じものを着ていないし、時には白い長襦袢に細紐で襖と至近距離にフワ~っと立っているのと出くわすと、まさにドッキリ・肝試し・怪談・サスペンスもの。
この頃思うに、首から上が無いのがよかったなということですね。
あったら更に恐かったでしょうね。無いからそうだマネキンだと直ぐ反応できるし・・・・。
慣れっていうのも恐ろしいもんです。反復学習効果でこの頃ドッキリしなくなりました。
さて、明日の朝「ナナちゃん」はどんな着物で立っているのでしょうか。
ひとことコメントを述べるのが、この頃の私に課せられた務めなのです。