随分と昔の話になりますが、林芙美子は「花の命は短くて・・」と書き、某生保のCMは「花の命は結構長い・・」と歌っていました。
でも、現在では正解は「結構長い・・」の方ではないのかと思っています。
キリタンサス(左)とシンビジュームの一種?(右)でしょうか?よく名前は分かりませんが・・・。
先日玄関先で近所の女性が「まあまあ差し上げたキリタンサスが綺麗にさきましたね」とおっしゃって、どうして我が家で花を咲かせるようになったかの由来、花の名前と元の所属を合わせて強制的に思い出させて頂きまして、物忘れが極度に進行している実態を把握しました。
しかし当の持ち主の家では、あまり成長せず花芽も短いそうでここまで伸びて茂ってはいないとおっしゃいました。
まあ自慢話はさておき、この花は花芽が出て咲き始めたのは去年の暮れでもう2ヶ月を経過していて、なお一輪も駄目になっていないのです。
普通は咲いた順に萎んだりするものですが、まだ一輪も萎まずに次々と追加で咲き続けているのです。
玄関一杯になにやら怪しげな甘い香りを漂わせています。
そうですねえ、むかし子供の入浴後にパタパタやったシッカロールの匂いに似た感じで・・・。
右側のシンビジューム風は無臭で、手入れが悪いので花芽の方向はてんでんバラバラといったところはご愛敬。
さてさて、では一句いってみますか・・・「花の知恵目立たぬ色で良く香り」ってのはどうでしょう?。