ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

ネクタイ帯作りに挑戦してみました

2014-11-10 09:25:40 | 手仕事 和裁

 

先日きものブログ村の「ほばーりんぐ・とと」のとんぼさん、いつもいろんなことを教えてくださいます。先日「ネクタイでの帯作り」を紹介していました。

ネクタイ…この手ごわい相手?」

前にネクタイの生地でベストを作っている方を見て、「ああ、ネクタイをパッチワークできるんだ。これで帯でも作りたいなあ。でもものすごく面倒そう」と思っていました。

ジムにいく途中に幸いリサイクルショップがあり、ネクタイを安く売っているので、ざっと10本くらい購入していました。

ネクタイの生地って、いいものが多いでしょう。

いつかパッチワークしたいと思っていたのですが、そのまま放置。

とんぼさんの記事を拝見して、「なるほど、こんな風に生地をカットするんだ」と納得。

試しにやってみたら、一枚の生地が15センチと大きいせいもあり、どんどんできていきます。

一つのネクタイで、二枚取れます。

型紙の置き方、とんぼさんと微妙に違いますが、要は、矢印のように生地に沿って置きます。

スジ消しが結構手間取る~~?

ドットの生地にはスジがついています。

白いドットの幅が短いのは、汚れがあったのと、白を少しポイントにしたせいです。

アイロン強く当てたつもりですが、またスジ浮き出てしまいました。

こういうところは、線から1センチくらいを縫い代にしてカット、次の生地を縫っていきます。

横幅がただいた15センチ、なので3メートルの半幅の場合、20本必要とあります。

私はおおよそ90センチまでできました。

ここで、思案、半幅にするには大変なので、

二部式作り帯にするつもりです。

最初は、隣の生地同士の色合いを考えながらやっていましたが、

作業が進まない上、考えても変わり映えはしないと思い、でたとこ勝負です。

その場合、前帯はもうこれで足ります。

あと、お太鼓の部分をどうするか。

それに裏地はどんな生地にするかです。

お太鼓にするなら、パッチワークになるわけです。

右の写真は、かなり前に紅型の生地で作った二部式です。

さて、これから、お太鼓と裏生地の部分を考えます。

ここからが長い、と思いますが。

できたら、アップさせてください。

詳しい作り方は、最初に紹介したとんぼさんのブログを見てね。

とんぼさん、ありがとうございます。

関連記事

簡単なのにプロ級?の作り帯」

 

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駈け込みで北斎展

2014-11-09 08:40:58 | アート・美術展

 

行きたい、行きたいと思いながら、

期間が比較的長かったこともあり、

ついつい延ばしてしていた

ボストン美術館浮世絵名品展・北斎」

終了まじかにようやく行きました。

 


一時間待ちとか、混んでいるとの情報があったので、

あまり待つようなら散歩でもして帰ろうとの

気楽な気持ちです。

 まあ、どうにか入れはしましたが、

中の込みようは激しい。


北斎といえば冨嶽三六景などの風景画が有名ですが、

面白かったのは、日本画のような花鳥版画や、

文字で描いた文字絵、妖怪の絵など、

この人、ものすごいアイデアマンなんだと再確認。

いまさらながら、ですが。


技術とアイデアとバイタリティと没頭~。

西洋に影響を与えた構図やら色彩感覚

遠近法や視点を無視、というより度外視して、

自分の見たいものを見たいように見ると

いう自由奔放さ。


 

花鳥版画の「菊に虻」 

同じ葉っぱにいろんな種類の菊の花。

 

一生、富にも無縁、名誉にも無関心。

ただひたすら創作に没頭して終えた九〇年の生涯。

遊びやけむと生まれけむ~~、

まさに子どものように遊んだ90年、

羨ましい~~。

家はいつもゴミ屋敷、

九三回も引っ越ししたといいます。

 

作品と人の数のあまりの多さに疲れて、

出てからは上野公園のなかを散歩。


 

 

十月桜、だそうです。

 

 

こちらは、美術館の前にある清水観音堂の「月の松」

歌川広重の江戸名所にある風景で

何十年ぶりかに復活したそうです。


かつては川だったのでしょうか?


 

 

 


上野には何度も来ているのに、

知りませんでした。


きものは生紬にイカットの帯

(娘の土産から、自分で作りました)

イカット帯作りました」

帯揚げ、黄色と納戸の絞り染め分け。

帯締め、納戸色。


うーん、先日の集まりと似た色合い、

化粧も普段と変わらずヘアも雑、

もう少し上部、膨らませてもよかったかな。

きもの、着る回数が増えるのはいいけど、

着つけやコーディが雑になることあるようです。

気をつけねば。



反省を込めて~~。

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殿方はやはりきものが好き?&臨死体験

2014-11-07 10:25:58 | ビジネス・半分ビジネス

 

このところ続いている飲み会。

「ヒットの予感」会やら「お疲れ会」やら、

「一段落会」やら~~。

私はお酒に強いほうではなく、

また集まりも苦手で、若い頃はほとんどスルー、

付き合いのいい方ではなかったのですが、

この何年か、集まりやら食事会やらが楽しみ。


 

そのために仕事をするようになったと、

いっても過言ではありません。(やや、過言か~~。)


拍車をかけたのは、もちろんきもの、です

きものは人の性格まで変える力を

持っているのですね。

仕事ついでのとときには、洋服ですが、

きものを着ていくと、やはり反応が違いますね。

顔なじみのメンバーはともかく、

初めてきもの姿を見た方は、例のあの言葉、

「~~、びっくりした。全然違うじゃない、

どこの00のマダムかと思った~~」

洋服で「マダム」と言われたら、ちょっと、

と思うのですが(絶対に言われないけど~~)

きものだと不愉快にならないから不思議。

コスプレに成功!とでも言ったらいいでしょうか。

しかし、きもの見慣れている方には、

いたってフツウのきものです。


背中にシワが寄ってしまいました~~。

辛子色や緑などの入った縞小紋。

帯は更紗。

帯揚げは橙と緑、ベージュの染め分け。

帯締めは橙。


こんなモンでも受けがいいから嬉しい。

話題豊富なメンバーですが、

その中の一人が話してくれた臨死体験、

興味深かったので、記しておきます。

その方は、一度60秒間、

心臓が止まったことがあるそうです。

病院に運ばれて一命を取り留めましたが、

その60秒間に体験したのは、

「~~日常のなかで、ふと淋しいな、

と思うことがあるじゃない。

その淋しさの100倍、淋しいんだよね。

淋しくて淋しくてこのまま沈んでいくような~~。

死ぬときに、周りの人は手を握るでしょ、

その理由がわかった気がした。

淋しくてさびしくて、

誰かに手を握ってもらいたくて~~」




不覚にも涙が出そうになりました。

あまりにリアルで~~。

「一人で逝くからいいわ」と

強がり言っていましたが、

その話を聞いて私も、

誰かに手を握ってもらいながら逝きたい~~。

そんなこんなで、

笑ったりしんみりしたりの集まり、

この日は記念写真を、はい、パチリ。

一人一人の顔隠し、面倒なので、

モザイク入れました。

イケメン、美女ばかりなのに、もったいないけど。

集まりのあと、写真なんて珍しいんですけど…。



紫苑バー?からのご報告でした。

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「殿方ときもの」

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高すぎるけど、目標はこの粋上品?

2014-11-06 13:02:35 | アート・文化

 

古書店で見つけた古いきもの雑誌。

NHKの趣味悠々の「きものを楽しむ」1997年から98年版です。

今から、17年も前のものです。

クリックすると大きくなります。

この号、とても充実しているのですが、目を引いたのは、「粋な着こなし方法」と題され、その例として載せてある鏑木清方の「築地明石町」。

 

この絵、何度も目にしています。

鎌倉にある鏑木清方記念美術館にも行ったし、画集でも拝見していましたが、なぜかこれまではそれほど心をとらわれなかった。

ところが、今回、この絵に目を奪われました。

粋とは、

1 気持ちや身なりのさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気をもっていること。

2 人情の表裏に通じ、特に遊里、遊興に関して精通していること。

と広辞苑にあります。

かの名高い九鬼周造氏の「いきの構造」には、「垢抜けしていて、張りのある色っぽさ」とあるそうです。

この本、若い頃にめくった記憶があるのですが、歯が立たず、今も同じでしょう(汗)。

「張りのある色っぽさ」なんて、よくわからないけど、

きりりとした色っぽさということかな。

言葉では捉えにくものを、言葉で捉えようとした面白さなんですね、きっと。

ところが、具体的には、「薄ものをまとう姿~~、きものの柄は縞がよい」などと、例が狭くなる、ところも面白い~~。

「粋」とは捕まえたとおもったら、するりと逃げてしまうものなのでしょう。

で、わからないなりに、この絵に魅かれたのは、いくつものクエッションがあるせいかもしれません。

きものは、納戸地の江戸小紋、そこに三つ紋の黒羽織、朱色の鼻緒の黒塗りの下駄。なんと素足です。

その足元はちょっと開き気味で、かき合わせた袖とともに伝法な雰囲気を漂わせています。

で、この小紋、下に襦袢を着ていません。

三つ紋の黒羽織に、襦袢なし、素足なんて、今の着付けからいうと驚き、です。

昭和初期には、襦袢なしで着る「素袷」という着方があったそうです。

「粋」というと、私は「玄人」さんや歌舞伎俳優の奥様方を思い浮かべるのですが、この方は清方の奥様の友達だそうです。

 背景の花は、朝顔?

旧暦の9月、今の10月頃。朝顔って秋の季語でもあるなんて、これも驚き。朝顔帯、秋に締めてもいいのね?

と、いくつものクエッションに包まれたこの絵。もう少し調べてみたい。

どこか投げやりでいながら、この上品さ。

華奢、か弱そうでいながら、姿勢や目線に強さを感じさせます。

「伝法」と「上品」の共存の具合が絶妙。

まあ、いまさら、この粋、域に到達するのは無理ではありますが、こういう風に絵を拝見できるようになったのも、きものを着るようになったおかげです。

ちょっと、リキが入ってしまい、長くなりましたが、

最後まで、ありがとうございました。

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歌舞伎役者、妻の覚悟と気遣いー波野好江さん」

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広げたい「きもの断捨離」の輪・和

2014-11-05 09:07:11 | 捨てる・整理する


昨年、きもの断捨離を実行したとき、

ある方から、「豊能労働者センター」

に送って欲しいとのメールが来ました。

 

早速段ボールに詰めて送付、

そのときのことをブログにアップしたら、

それを読んでくださった方々ー

出前きもの」のうまっちさん、

和日和」さん、

絹のいと」さまーなどから

早速実行したとのコメントを。

 フェイスブックにあげてくださったせいか、

それ以来、「きもの送ってもいいでしょうか」

という問い合わせが増えたそうです。

 

ここの労働センターからメールで

「着物の問い合わせは、

今までほとんど無かったのに、

最近急に、

着物に関する問い合わせが増えた」と、

喜びの報告が届きました。\(^o^)/

  センターには、

着物が多く届くようになったそうです。

 私は新幹線でここのセンターまで

見学に行ったのですが、

売り物にならない着物も、

ボランティアの人の手で

かばんなどにリメイクされ、

きちんと商品として販売されていました。

また、少しの端切れのみでも、

希望して買っていく人が多いそうです。

 嬉しいですよね。

 ブログでもよく拝見するのは、

「熱に浮かされて購入したものの、

今では趣味に合わない」というもの、

いや、これ、私のことでもあります。

 

P7233432

 





そんなきものが少しでも誰かの役に立てる

 なら、こんな嬉しいことはありません。

 (聞いたことあるな、この言葉)

 

 

もうキャリーバッグごと送ろう!

皆さまも、ぜひ、

「きもの断捨離」をするときには、

ぜひこちらに~~、

すっきりして、

気持ちも和むこと請け合いです。

豊能障害者労働センター

〒 562-0013

大阪市大阪府箕面市坊島1-7-17

問い合わせ

072-724-0324

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きもの断捨離、実行」

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笹の紅型帯・愚息と銀座デート

2014-11-04 08:00:54 | 家族

 

連休中、友人の結婚式のため

愚息が帰ってきました。

「00君、結婚するんだ」と感慨ひとしお。

式の行われるホテルは、

私の好きなホテルなので、

「君と一緒に行って、

お茶でも飲んで来ようかな」とつぶやくと、

「ダメ、絶対にダメ」と息子。

息子の脳裏には、式に乱入し

「00クン、私よ、ワタシ」

と叫ぶ母の姿が浮かんだのではないでしょうか。

息子の言葉を聞く前に、

「いや、そんなことしないから。

一人でお茶飲むだけだから」

と返す私の言葉は、あたかも彼の心を読んだかのよう~~

これぞ以心伝心? 母子の愛、なわけないか。

その代りというわけでもないのでしょうが、

銀座で美味しいものを食べさせてくれるそうです。

やはり銀座に来たら三省堂。

本を漁って、食事に。


ステーキが食べたいというので、

三笠会館の「大和」へ。

前日は式の二次会、三次会で朝帰り。

それでもこの食欲。

若いのねえ~~。

 

これはソニービルの前のディスプレイ。

トヨタLEXUSとなぜかソニー製のロボット。

 

 

 

 

 



銀座でショッピング。みゆき通り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



本日のきもの。

葡萄色の紬。これも初期に購入。

マンションの着付け遊びで、よく着ていたものです。

 いわゆる仲居さんルックで、

その後は着用しなかったのですが、

この瑠璃色紅型に何を合わせようかと考えて、

ブルー系では面白くないので、

こちらにしたら反対色効果で、

結構パンチのきいた組み合わせになりました。

前は左のような感じで着ていました。

帯揚げは、山吹とベージュの染め分け。


山吹一色にしようと思ったのですが、

抜け感欲しくてベージュをいれました。

帯締めはヘビロテの紺と赤のリバーシブル。

琥珀の帯留です。

というわけで、次のホテル会食を約束して、

愚息はまた仕事に戻っていきました。

 

最後までありがとうございました。

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心落ち着かせる手仕事

2014-11-03 10:37:07 | 手仕事 和裁

 

なにかと落ち着かない日々が続いております。

そんなときには、ちょっとした手仕事をするようにしています。

ドラマ「マッサン」のエミリーさんも、手仕事。

帯などの大作(?)は、早く仕上げたとの邪心が出るのでNG。

和裁などのまだ慣れていないものもNG、です。

ただひたすら、目の前のものに集中できる小品にします。

うまくやろうというより、こうときには心理的な効用優先ですから、出来栄えにはこだわりません。

「そのせいで、この人の作品はイマイチなのね」と言う方、そうなんです。

で、いまやっているのは、この二つ。

先の友禅染めの雪の結晶に合わせようと結晶模様の上に刺繍しています。

 

もう一つは~~

同じやるなら、いろんな刺繍の刺し方を練習してみようと、市松縫い、匹田縫い、十字組み縫い、です。そうは見えないかもしれませんが~~(汗)

このブログを始めるようになってから、手仕事をやることが増えました。

それで気づいたことは、

不愉快なことがあったとき、

怒りたいとき、

悲しいとき、

何かを待っているとき、

何もする気がしないとき、

忙しすぎるとき、

そんなときに、手仕事を始めると、心はいつのまにか別のところに飛んで、前の気持ちから少し離れることができるようになりました。

感謝。御礼。

エミリーさんが、優子さんとの別れにあげた刺繍のハンカチ。

今ではこういうことする人、少なくなりましたが、やはり心打ちますね。

その際、少し下手なくらいのほうが、手仕事感あって感動も増す(な、わけないか)というのは、もちろん私の願望でございます。

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