先に若い仕事仲間と食事会をしました。
鉄板焼きとあって、
汚れを気にしなくてもいいカジュアルきもの。
「わあ、きものだわあ!」と若い人、
「私も着たいわあ」と言うのも聞きなれた言葉。
「じゃあ、着てみれば、私のきもの、あげるわよ」と、
これもいつものやり取り。
しかし、いつもその後の発展はありません。
で、今回は「どうして着物、着ないの?」と
聞いてみると、少し間があったあと、
「老けて見える~~」とのことです。
若い、といってもアラフォーです。
そう、最近はアラフォーは
十分若いうちに入るのです。
で、彼女たちが言うには、
着たのはやはり成人式と結婚式、ときどき浴衣~~。
そう、きもの初心者やあまりきもの着ない人が
いきなりきものを着ると、
どうしても年齢より上に見えます。
落ち着いていると言ってもいいのですが、
最近の40代
「落ち着いて見える」の嫌がるのですね。
実際にまだまだ若い、
20代、30代と変わらない。
左のモデルさんのような童顔でも、
これは老けてみえるというより、
女らしく見える、あるいは色っぽく見える~~。
一流のメイクアップアーティストの仕事ですから。
40代ではなくでも、きもの初心者がきもの着ると、
よほどのセンスの持ち主ではないと、
年齢より上に見られる。
私なんか、「どうしたの?病み上がり?」
なんて言われたことありますもの(爆)
その理由はいくつか考えられますが、
まずは自分に似合うアップヘアがわからない。
ダウンよりアップのほうが落ち着いて見えますから。
いや、最近の人はそんなことないか~~。
それでも、年齢より老けてみえる人の多くは
ヘアが原因のこと多いような、気がします。
特に自分で作った場合、
後れ毛などが少しでも出ているとアウト。
ちゃんと作った場合でも、
頭のてっぺんが膨らんでいないと、
途端に老けて見えます。
ウイッグのCMと同じですね。
頭頂部にふくらみを持たせると、3歳は若くなります。
あっ、この子は違った(汗)
それほどヘアは大切。
あとはもちろん着付けですが、
着つけ悪いとシワが光を反射しないので、
老けて見えるのですね。
顔のシワと同じ原理です。
数多いきものヘア本のなかで、
洋服感覚、若い人の今のファッション感覚で
きものとヘアを見せているこの本はお勧めです。
若い人に見せてあげよう~~。
「きものヘア」(成美堂出版)
ね、キュートでしょ。
可愛く、しっとりしていながら、
若さはちゃんと生かされています。
で、私の次なる課題が見つかりました。
きものを着て老けない、ではなく、
フォーマルを着ても老けない~~。
私、ファーマル、特に黒留めなんか着ると、
途端に老ける、んですよね。
それで、着たくないがために
子どもたちの結婚を邪魔しているという説も~~、
あるわけないか。
ヘアの微妙な膨らみ、半襟の出し方、
着つけなどによって、若々しく、
とはいわないまでも、
品よく老けずにファーマルを着てみたい。
次なる課題が見つかりました。
練習してみます。
それまではカジュアルに~~??
それにしても、初心者が「きもの着てみたい」
というときのイメージってアンティーク・きものが
一番多いんですね。
年甲斐もなく、私もそうだったけど~~。
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