ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「あなたが嫌いです」の言語化&10月の変動費をエクセルで表にしてみた

2023-10-30 11:08:58 | きものの本&本

昨日の雨のせいもあり、
本日の快晴はなんとも
気持ちいいです。
とにかく掃除。
一軒家は掃除始めると
どこもかしこも汚れている~~。
寒くなる前に、
とにかくきれいにできるところは
きれいにしておきます。

台所の換気扇も。
端にまで汚れがあるけど、
やりだすとキリがないので、
ここは目をつぶる。



「雪と珊瑚」(梨木香歩著)を読みました。

広告表現や美とは何かを読んでいると、
活字が小さいせいもあり、
頭が痛くなったので、

小説を読みたくなって。

主人公は21歳のシングルマザー。
子どものときに
母親のネグレクトから、
自分を「普通」ではないと認識している。

「自分はおかしいのだろうかと思う。
でも、自分の育ちのなにもかもが
「普通」ではないのだから、普通の心情に
なれないのは普通だろう」とも思う。

つい笑ってしまいました。
こういう考え方っていいなと。

そんな彼女が赤ん坊を通し、
いろんな人と関わっていくのですが、
みな親切で~~。
「疲れた人に元気の出る総菜屋カフェ」を
開くことになる。

トントン拍子だなと思いながら、
主人公の心の繊細さ、

「自分は人の親切さを
利用しているような気がする」とか。

に導かれて読む進むのですが。

休憩、


自家製パンラスク。
蜂蜜をかけてカフェオーレと。

総菜屋カフェが順調に行きはじめたとき、
前に勤めていたパン屋の同僚から
いきなり手紙が来て、
「~~私はあなたが嫌いです。
逆境にもまじめに生きているとのポーズ、
周りから同情と親切をかすめ取る~~」
延々と記述が~~。

主人公はもちろん
大きなショックを受けるのですが、
「それは違う」と思う記述もあったが、
彼女自身がうすうす感じていたことでも
あるんですね。

ここまで
「あなたが嫌い」を言語化すると、
それはもう「嫌い」を超えた
別の感情になる~?
それが何かかわからないけど。

そのせいか主人公は傷つきながらも、
いつかこの人はカフェに来てくれる
ような気がすると書いています。

映画化するとしたら、
主人公はのんさん?
強くしなやか。

「モノクロの街の夜明けに」
「ルータ・セペティス著・2023年刊)

こちらはルーマニアの暗黒時代、
チャウシェスクの独裁時代、
17歳で「密告者」にならざるを得なかった
主人公の葛藤を。

まだ途中ですが、
もう息が詰まる不自由さ。
いつも人に見張られていて、
一言何かをいうと反動的と逮捕!される。

「嫌いです」
でも、
それを口にできることは、
まだ救いがあるんですね。
まして、
手紙で詳しく書くってすごい。
試しに
嫌いな人(今はいないから)
イヤな人を頭に浮かべ、
その人に
「あなたが嫌いです」と言語化して
みようとしたけど、
ばかばかしくなりました。


10月の食費を含めた変動費を
エクセルで表にしてみました。

書く時間がなくなったので、
こちらはもう少しあとで、
固定費と一緒に。

「嫌われる勇気」との本がありますが、
「嫌う勇気」もあるかも。
嫌いの言語化、好きより難しいです。
「悔しい」「気持ち悪い」
これは言語化ではなく単なる悪口。

というわけで、
本日は嫌いの言語化は難しい、でした。
最後までお付き合い
ありがとうございます。

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