クリスマスなどのパーティ・シーズンになると大活躍のブラック・ドレス。
あれは1920年代にシャネルが発表したものなんですね。
例のカーディガンドレスだけではなく、いまのファッションにシャネルの存在はものすごく大きい。
彼女は、自分のデザインをコピーされることをむしろ歓迎していました。
自分のデザインや縫製に誇りを持っていたからでしょうね。
そんな太っ腹なところも、ブランドを広める理由になったと思います。
それまで装飾過多で女性の身体を締め付けていたドレスから、ジャージーやツイードなど下着や男性用だった布を使って身体を解放、ファッション革命だけではなく、女性の生き方まで変えてしまったわけです。
20歳の頃のシャネル
美しい~~。
そんなファッション革命を起こしたシャネルは、修道院で育ち、デザインの勉強などしたことがないというから驚きです。
帽子の店を始めるため、愛人のカペルから資金を借りたものの、すぐに借金は返済し、どんどん上流階級の女性たちの服装を変えていった。
ほんとにすごい人です。
で、昨日の映画のときに着たコート。
ピンクのツイードに椿の花です。
友人のお手製を譲っていただきました。
シャネルはツイード、そして意外にもピンクをよく使っています。
遅らばせながら、昨日の映画鑑賞のときのコーディです。
黒に銀糸が入った紬
帯揚げ・ピンクの絞り
帯は昨日紹介したひげ紬の椿。
このほか、年末に向けて、きものでブラックドレスコーディを作ってみました。
帯にオレンジが入ると途端に古風に?
オレンジを抜いてみます。
帯留には皮のカメリアを。
こっちのほうがいいかな~?
最後に映画のなかのカールの、印象に残った言葉を紹介します。
「僕は昔がいいとか、過去を振り返るってことはまったくない。過去が今よりいいのなら、人は何のために努力するんだ。未来に向けてじゃないのかな」
というわけで、きのうより今日、私も未来に向けて努力していきたいと思います
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