「永遠のゼロ」の続きです。
映画でもう一つの主役ともいえるゼロ戦。
鹿児島に旅行したとき、実際の特攻基地だった知覧(ちらん)の「特攻平和記念館」で、実際の大きさのゼロ戦を見たことがあります。
シワくちゃになってしまいましたが~。
「生もなく 死もなくすでに我もなし
泣かざらめやも ますらおの道」とあります。
「泣いても仕方がない武士の道」という意味です。
そこには明日出撃する人たちが一夜を過ごす部屋というのがありました。
明日にはいなくなってしまう自分~、どんな思いで過ごしたのでしょうか。
残された家族あての手紙には、「怖い」、「永遠のゼロ」の宮部の言った「死にたくない」という言葉は当然なく~~、
どれだけ多くの封印された感情、言葉があったことでしょう。
封印した思いはどこに行くのでしょうか。
あるいは口にすると余計に感情を抑えきれなくなるのでしょうか。
現在でも、「空気」読むためにやはり自分の気持ちを封印してしまうことはあると思います。
というわけで、青空コーディです。
ブルー三才小紋です。これ、五月ごろに着ようとしたところ、あまりに鮮やかで引いたんですよね。五月の光は、12月の光と違い、やはり強いので「極妻」みたいになりました。
いや、12月の光の下でも十分「極妻」?
彼女たちほどの迫力はありませんが。
帯・ブルー花織
帯揚げ・茶色の絞り(蛍、のつもり)
帯締め・茶と白のツートン。
帯留・平和の鳩、のつもり。
銀座はすっかりクリスマスのしつらえです。
あと何年かしたら、戦争を語りつぐ人はいなくなってしまいます。
戦争ものは苦手と言いながら、やはりいろんなことを考えてしまいました。
励みになります。
下のどれか一つ応援ポチ嬉しいです。