病院には多くの方が入院されています。
故人様が個室や霊安室にご安置されている時は
あまり神経質にならなくても良いのですが
大部屋へのお迎えは本当に気を使います。
そんな時、お迎えの私たちはあくまでも黒子に
ならなければなりません。
風のように隙間から音もなく入り
知らないうちに、そっと消えてしまうような
そんな存在でなくてはいけないのです。
やはり看護師さんもいろいろ気配りをして頂いて、
ルームメイトの死を悟られない様に懸命です。
しかし病院によっては、個別のカーテンも
閉めることなく患者さんと目が合ってしまう事が
時々有ります。
とてもやりきれない思いでいっぱいに
なりますが、こころの中は宮沢賢治の
「雨にも負けず、風にも負けず」の気持で、
お世話をさせて頂いています。
あえて視線を合わせることなく、
こころの中で「この方の分まで生きて下さいね。
そのために頑張って少しでも早く退院して
元気になってください。」と呟いています。
故人様が個室や霊安室にご安置されている時は
あまり神経質にならなくても良いのですが
大部屋へのお迎えは本当に気を使います。
そんな時、お迎えの私たちはあくまでも黒子に
ならなければなりません。
風のように隙間から音もなく入り
知らないうちに、そっと消えてしまうような
そんな存在でなくてはいけないのです。
やはり看護師さんもいろいろ気配りをして頂いて、
ルームメイトの死を悟られない様に懸命です。
しかし病院によっては、個別のカーテンも
閉めることなく患者さんと目が合ってしまう事が
時々有ります。
とてもやりきれない思いでいっぱいに
なりますが、こころの中は宮沢賢治の
「雨にも負けず、風にも負けず」の気持で、
お世話をさせて頂いています。
あえて視線を合わせることなく、
こころの中で「この方の分まで生きて下さいね。
そのために頑張って少しでも早く退院して
元気になってください。」と呟いています。