オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

付加価値について

2009年12月15日 01時19分33秒 | オフィスシオン名古屋
現在その存在価値を認められているものであっても、

その価値や理由が希薄になってしまった場合

やがて消滅の一途をたどる事が想像されます。

すでに価値を認められなくなり、

忘れ去られてしまったものも多く見られます。

ただ一部の例外を除き、その前兆はあり、

ある程度時間を掛けて消滅して行くものや

突然のように消えてしまうものなど

さまざまです。

当然その価値が認められ続けるのであれば

消え去る事もないわけです。

従来からあるものでも、その価値に

さらなる価値を「付加」したり

アレンジすることによって、あらたな必要性(需要)が

生まれ、存在感を増した事例もよく見かけられます。

現在の葬儀が典型的なその事例といっても良いと思います。

葬儀に対する「理由」と価値が認められなければ、

やがて現状の葬儀スタイルは消滅し

新たな需要のもとに次のトレンドが生まれるはずです。

全国で「直葬」が10%のシェアを占めるようになり

また首都圏ではすでに20~30%のシェアが

認められるまでになっています。

この事実を前兆として受け止め、

新たな葬儀への付加価値として

提案された様式が「家族葬」ということです。

時代のトレンドを真摯に受け止め

新たな葬儀に対する提案を怠る葬儀社は

必然的に消滅する運命にあるのです。