房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

外房単独 釣れん !

2016-12-10 01:27:59 | 釣行記
12/8単独で外房から出撃して来ました。

今回は少し怖い思いをしました、生きてて良かったーって感じです。

  自宅4時出発、気温は3℃とかなり冷え込んで来ましたが、ここの所の2連荘坊主が

海に足を向かわせます。なんで・・?どうして・・?このどうしようもない気持ちが寒さを吹き飛ばしてくれました。

風は朝のうち7m北より後5mやや東に変化というもの、現地到着6時、早速準備に取り掛かります。

アキレスボートでの外房はお初!やや手間取って7時30分岸払い、今回もトーハツ9.8㏋との組み合わせ。

  海はこんな感じ、風も殆んど無くエサ釣りにはナイスなコンディション、今日は

テンヤで真鯛、ビシ釣りでイサキ、あわよくば青物! とにかく釣れればなんでも良いんですという心境。

ポイント到着、テンヤ仕掛けを投入すると  ファインディング二モみたいな魚、

いらって言うのかな?愛嬌のある顔なんですがお帰り頂きました。

その後ビシ釣りでイサキでもと思い仕掛け投入しますが、どうもニモ君に好かれたようで一荷でお出まし!

可愛いアカハタをテンヤで釣り上げたタイミングで、何だか周りがざわついて来ました。

結構な北風が吹き出し、こりゃ厳しいなーとエンジンをかけようと何気にボートをよく見ると!

えっ?チューブがしぼんでる一瞬現状が把握できず目が点に!

すぐに現実に戻って漏れ箇所を探しますが、これといった場所は見当たらず取り敢えずバルブの

増し締め実施と同時にエンジン始動、出航場所目指して舵をきります。

3気室あるうちの後ろから見て右側のチューブがほぼほぼエアー漏れしています、何でだろう?

走りながら考えますが、原因が判りません、漏れ検査は石鹸水で入念にやったし、ありえない・・・

やっぱりバルブしかないな、なんて考えてると途中でエンジン停止、マジかー・・・・・・此処で?

どうもトランサムがエアー漏れの為かなり沈み込んでエンジン内部に海水が入り込んだようです。

今考えると、気室がひとつ抜けても沈む事はないんで、もっとゆっくりでも問題はなかったんですが

人間焦っていると正常な判断と行動が出来ないものです・・・・

やっと出航場所に着いた時は「生きてて良かったー」素直に思いました。

早速陸揚げして調べましたがどうも漏れ箇所が判りません?駐車場管理のおじさんに中性洗剤を

戴き各部調べましたが、やはり走行中に荷物がバルブに当たり緩んでエアー漏れというのが原因

の様です、最終的にチューブはこんな感じ 

エアーを入れて暫く様子を見る事にして、持参した簡易ボンベとコンロでお湯を沸かし

カップラーメンを食べて気持ちを落ち着かせます。よくよく考えると素材そのものが破損や裂傷

しない限り、大気圧より圧力が下がる事は無いんで沈む事は無いんですよね、気質も3つ有るし・・・

2時間近く様子を見ましたが、エアー漏れが無いんでやはりバルブの締め付けが弱く、走行中に荷物が

当たりエアー漏れという結論に至りました、アキレスボートのバルブは結構出っ張っているんです(泣)

この辺は次回の課題として、2ラウンド目突入!怖いんで岸よりの湾内でベイト釣ってからの泳がせ開始(嬉)

1本は釣れたイワシの泳がせの置き竿、1本はサビキ仕掛けをそのまま手持ちでアタリを待ちます。

  餌のイワシはこんな感じでかじられているんですが、どうも深追いしない感じ?

何か違和感を感じているんだろうな・・そんな事を思っているとサビキの方に重いアタリが!

やったー ヒラメだーと思っていたらイナダでした、しかしベイトが食べられる前のあのぶるぶる感は

興奮マックスです、こりゃー嵌るわ!気が付くと時刻は3時30分、急いで沖上りし片づけを速攻でやっつけて

月に見送られながら海を後にしました。 

今回の反省点として、次回は出航前にバルブの空気漏れを石鹸水で実施。

帰ってきたら  リールの破損発見(泣)少しスピード出しすぎたかな?

釣れた魚は美味しく戴きました。  


         今日の一句   年の瀬に 魚追いかけ 肝冷やす 海の恵みに感謝 !