南京に到着しました。夜の9時20分くらい。小さな飛行場で
した。パスポート審査の係官に「Japan?」と聞かれたときは、
ちょっと変な感じがしました。やはり我々日本人はこの南京
には複雑な思いがあります。気にしすぎかもしれないのです
が、戦争のときの「南京虐殺」が重荷になってしまいます。
この出張では、田中正明さんの『南京事件の総括』(小学館
文庫)の本を持ってきていました。「南京大虐殺」というの
は東京裁判の時に大きく誇張された出来事で、事実とは異な
るということをいくつかの証拠をあげて論証していく本です。
事実はおそらくこの本が指摘する通りのことなのでしょうが、
連合国側に作り上げられた「事実」と、中国人の思い込みは
なかなか修正するということはできません。その重荷に我々
はしばらくは悩まされ続けるのでしょうか。
空港から高速で南京市内までは30~40分かかったでしょうか、
道路がかなり奇麗な気がしました。街中に入ってきて、奇麗
にイルミネーションされた城壁に感激しました。南京は古く
からの都です。三国志の呉の時代から、東晋、宋、斉、梁、
陳、それから南唐、明などの都があったところ。北京や上海
よりも歴史的にはキャリアが長いです。都市を取り巻いてい
る城壁がその歴史を感じさせます。
ホテルは、知らない町なので、安心できるインターナショナル
系にしました。南京シェラトン(金絲利喜来登)です。
部屋は大きくてとっても奇麗です。一人で泊まるのがもった
いないくらいの広さです。
さらに、インターネットは無料でつながります。これもいいです。
しかし、インターネット接続画面が、中国語、英語、日本語が
選べるようになっているというところまでは素晴らしかったので
すが、画面表示の日本語がこんなんでした。
「人の客室の顕著なゲスト、ようこそシェラトン南京キングスリー
ホテルへ」となっています。不可解な日本語です。これは機械
翻訳なのでしょうか。あるいは日本人への嫌がらせなのでしょうか?
わけがわからないので、英語にしてみてこの日本語の言わんと
するところがわかりました。つまり、「お部屋にお泊まりの大切な
お客様へ、シェラトン南京キングスリーホテルへようこそおこしく
ださいました」というようなことなのです。
そしてインターネットに接続しようと思ったら、またまたこんな
日本語の攻撃にあってしまいました。
「ブロードバンドは上陸する」???う~ん、何と詩的な表現。
これは英語を参照すると、「ブロードバンドにログオンする」と
いうことのようなのです。「ブロードバンド」という膨大な数の
軍船に乗った兵士たちが、揚子江を遡って南京市に上陸するか
のような雰囲気です。三国志の呉の国は水軍の強さでは定評が
ありましたので、このブロードバンドの上陸は何となく理解で
きる気がします。このボタンを押すと、自動的にブロードバンド
がパソコン上に「上陸」してくるということですね。
明日はいよいよワン・リーホンのコンサートです。
した。パスポート審査の係官に「Japan?」と聞かれたときは、
ちょっと変な感じがしました。やはり我々日本人はこの南京
には複雑な思いがあります。気にしすぎかもしれないのです
が、戦争のときの「南京虐殺」が重荷になってしまいます。
この出張では、田中正明さんの『南京事件の総括』(小学館
文庫)の本を持ってきていました。「南京大虐殺」というの
は東京裁判の時に大きく誇張された出来事で、事実とは異な
るということをいくつかの証拠をあげて論証していく本です。
事実はおそらくこの本が指摘する通りのことなのでしょうが、
連合国側に作り上げられた「事実」と、中国人の思い込みは
なかなか修正するということはできません。その重荷に我々
はしばらくは悩まされ続けるのでしょうか。
空港から高速で南京市内までは30~40分かかったでしょうか、
道路がかなり奇麗な気がしました。街中に入ってきて、奇麗
にイルミネーションされた城壁に感激しました。南京は古く
からの都です。三国志の呉の時代から、東晋、宋、斉、梁、
陳、それから南唐、明などの都があったところ。北京や上海
よりも歴史的にはキャリアが長いです。都市を取り巻いてい
る城壁がその歴史を感じさせます。
ホテルは、知らない町なので、安心できるインターナショナル
系にしました。南京シェラトン(金絲利喜来登)です。
部屋は大きくてとっても奇麗です。一人で泊まるのがもった
いないくらいの広さです。
さらに、インターネットは無料でつながります。これもいいです。
しかし、インターネット接続画面が、中国語、英語、日本語が
選べるようになっているというところまでは素晴らしかったので
すが、画面表示の日本語がこんなんでした。
「人の客室の顕著なゲスト、ようこそシェラトン南京キングスリー
ホテルへ」となっています。不可解な日本語です。これは機械
翻訳なのでしょうか。あるいは日本人への嫌がらせなのでしょうか?
わけがわからないので、英語にしてみてこの日本語の言わんと
するところがわかりました。つまり、「お部屋にお泊まりの大切な
お客様へ、シェラトン南京キングスリーホテルへようこそおこしく
ださいました」というようなことなのです。
そしてインターネットに接続しようと思ったら、またまたこんな
日本語の攻撃にあってしまいました。
「ブロードバンドは上陸する」???う~ん、何と詩的な表現。
これは英語を参照すると、「ブロードバンドにログオンする」と
いうことのようなのです。「ブロードバンド」という膨大な数の
軍船に乗った兵士たちが、揚子江を遡って南京市に上陸するか
のような雰囲気です。三国志の呉の国は水軍の強さでは定評が
ありましたので、このブロードバンドの上陸は何となく理解で
きる気がします。このボタンを押すと、自動的にブロードバンド
がパソコン上に「上陸」してくるということですね。
明日はいよいよワン・リーホンのコンサートです。