南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

ここは何処?

2006-09-12 01:05:06 | アジア
今朝、無錫のホテルをチェックアウトして、無錫の新区の工場
での撮影を終えて、常熟という街のホテルに辿りつきました。
Sijimeijia Hotelというふうに聞いていたのですが、漢字では
四季美家と書くようです。英語の名前はFour Seasons Sweet Home
と書いてありました。

で、部屋の中はこの上の写真のこんな感じです。この部屋はこの
ホテルで一番高いスウィートエグセクティブですが、一泊280元で
朝食がついています。昨日泊まった無錫のホテルよりも高いですが、
日本円に換算すると4150円くらいです。

部屋の中はかなり広くて、この写真の右側は麻雀ができるような
四人がけの正方形のテーブルがあります。仕切りのところにテレビ
が置いてあって、テーブルではもちろんインターネット接続が無料
でできますさすが中国です。

しかし、この写真でおわかりのようにベッドがピンクなのです!
これってひょっとしてラブホテル?と思ってしまうのですが、ホ
テルのサブタイトルはきちんとビジネスホテルと書いてあります。
このピンクの雰囲気は、私の妻の下町娘が大好きな色です。
でも、このピンク、ちょっと強烈すぎるんではないのかな?

このホテルに中国人スタッフ数人とチェックインした時に、フロ
ントに奇麗は女性が二人いたのですが、その一人がオーナ-とい
うことでした。きっとそのオーナーの趣味でこういう感じにした
のかと納得。リゾート地のペンションという雰囲気です。

朝食付き(しかもルームサービスのみ)というのがペンションっ
ぽいですよね。朝食は、麺かおかゆかパオ(まんじゅう)で選べ
るようですが、私はミックスにしてもらいました。どんなんが来
るのかな?

ところで今朝は、無錫の駅の近くから、新区の錫梅路(シーメイ
ルー)という通りにある工場を目指したのですが、上海の運転手
の無謀なこと。全然アバウトに進んでいくので、目的地に辿りつ
けるはずがない。新区という道路標識に従っていたつもりなのに、
何だか田舎道に入ってしまう。私は前に3回くらい新区には来て
いるので、これは絶対雰囲気が違うと指摘。運転手が、そのへんの
工場で聞いて、やはり間違いだとわかり、もと来た道を引き返す。

運転手は無謀にも、道行く人や運転手に「シーメイルーはどこ?」
と聞きながらどんどん進んでいくのですが、辿りついたところは
新梅路(シンメイルー)。結局そこからスタッフの一人がタクシー
にのり、上海運転手のバンを誘導していくことに。結局全然見当
違いのところに来ていたようでした。車で10分くらい走ったあたり
で工場の看板を発見。何とか行き着くことができました。

しかしながらこの上海運転手のいいかげんさにはびっくりです。
方向感覚は全くなく、猪突猛進型。こんなんで目的地に辿りつける
わけはないのです。私は事前に地図で確認していないと気がすま
ないのですが、この運転手は地図を信じていないかのような人で
ありました。

常熟(これはチャンシューと発音します)に来るのも大変でした。
反対車線を走っての追い越しが数十回。そのつど警笛をがんがん
ならされているのですが、全然平気です。普通の人のいいおじさん
なんですけど、中国で仕事をするのは疲れますね。

今日は、このピンクのベッドで、どんな夢を見るのやら。明日は
また朝から撮影が入っている。ではおやすみなさい。