その後・・・

続・Nちゃんとの日常です。

2次元の方で

2024-06-19 23:26:39 | Weblog
できるだけ悔いを残したまま死にたくはない、ので家族で観ているデスノート最終回を一人で観た。なんかコミックとちがっているように思う。
娘の影響で文ストを知り、一昔前の小説をネットの縦読み文庫で(特に娘のいる時に)読んだりする、娘は角川文庫は文字がぎっしり詰まって読みにくいとか言ってきたので「わざわざ読みにくい本をお金を出して買う意味が理解できない」と言って閉口させてしまった。表紙のデザインやら所有することが喜びなんだろうけど、わたしにとって嗜好品全てが邪魔だなーと感じてしまう、夫のバイクに関しては維持費が凄いので思い出すだけでムカムカする。デカい部屋にメーターボックス内にも工具やら部品やら溜め込んでいる。片付ける人が大変だからわたしはできるだけ所持品を少なくしたい、死後の世界の入口で残してきたガラクタがマイナスポイントとして加算されギリ地獄になった人もいるんじゃないかと予想している、死んでみないとわからない。死んでみてもわからない事だらけなんだろうとも思う。
太宰治の女生徒が面白かったと娘に話すと真っ直ぐ前に立って「どんな感情で読んでるん?バカにして面白がってるん?」と聞かれて驚いた、オッさんが女子高生目線で小説を書いてるのが面白ポイントらしい。「主人公の女の子が可哀想やねん、2回泣いた、うーん、斜陽のお姉さんの若い頃って感じかなー」と答えだけど斜陽を読むのも断念してたし全く理解不能なようだった。
弱い犬を虐める事、母に楽しみがないと言われる事、幸せが来ない事、中でもお金が無いのに百合の花を買っちゃってるところが一番悲しかった。多分娘には通じない。
そこが悲しくなるのは正解でしょう?もし死後、太宰治に会えるなら聞いてみたい、できたら2次元の方でお願いします。

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