その後・・・

続・Nちゃんとの日常です。

幸せになるための基本的態度

2019-08-24 11:20:31 | Weblog
パニック障害を発症した20年以上前にかーとぅタイゾーです!の本をたくさん読んだ、神経症が治りたかったからだ。生い立ちに問題があるところは理解できたが、エリート家庭で優等生として生きるしかなかった恨み辛みの文章があまりに自分とは違うので読まなくなった。
最近、道端で友達と一緒に居る娘と偶然会う時の心地悪さが、かーとぅタイゾーです!本に、大学の構内で父親に出くわした時、どうして良いのかわからなかったことを大問題のように何回も書いてあったことが思い出されて、気になっていた。
本屋さんにある新刊を立ち読みしたら悪い親批判に共感し読みやすかったので、図書館で比較的に新しい本を大量に借りてきた。
まず『子供にしがみつく心理』事例や例えは面白いのだけど、子育てがうまくいってる人は他人を批判せずに自分の幸せな過去に感謝すべき、のところでムカッとして、ちゃんとは読めなくなった、けれど最後のところに、イヤな親に育てられた人の不幸の解決方が書いてあり、まず、離れること、そして動物園で動物を見て楽しむように世の中の人を見て違いを楽しむことが幸せになるための基本的態度だと書いてあった。私はなるほど、と思う。こんな性格の悪い惨めな方法を持ってやっと自分が人間として成り立つことができる。そして私は結構できている。
重い神経症に悩んでる方は、性格の悪い考え方をすることに罪悪感を感じて苦しみが増すかもしれない。


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