定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

「ツール・ド・シルクロード20年計画」キルギス08

2018-02-25 19:23:50 | ツール・ド・シルクロード キルギス
     

2006年に中国のカシュガルからキルギス共和国のバリクチまで、そしてイシククル湖を一周するサイクリングを実施した。「ツール・ド・シルクロード20年計画」では1999年にカシュガルからビシケクまで走破する計画だった。だが、洪水のために自転車で出国することができなかった。2000年にもチャレンジしたが、トルガルト峠を人力で越えることはできなかった。ここまでの写真は中国のカシュガルの絵柄です。

2006年にカシュガルからトルガルト峠を通ってイシククル湖へとサイクリングしたいというメンバーがそろったので、3回目になるがチャレンジをすることにした。

  

トルガルト峠は、珍しく晴れていた。道はダートだった。シルクロードの走破では、どんな道に巡り合うかわからない。だから、参加者にはマウンテンバイクを薦めている。このダートでは、マウンテンバイクでよかったと思った。今では、この道も舗装されているかもしれない、だが冬を越すたびに路面は荒れていると思われる。



タシラバットという遺跡の周りには、ユルタが建ち、宿泊施設になっている。このキャンプ場は、夏場しか開いていないので、気を付けてほしい。幹線道路から15キロほど東に入ります。

トルガルト峠からナリンへ向かうルートの途中には、タシラバットという遺跡が修復されている。「タシ」は石、「ラバット」は宿とかキャラバンサライという意味らしい。むかしのキャラバンサライの遺跡が修復されている。日本人の姿は見かけないが、ヨーロッパの観光客が乗馬を楽しんでいた。馬によるハイキングの感じだった。

カシュガルからナリンまでの途中にあるトルガルト峠、何回か人力で越えようとチャレンジしているが、あと35キロが残っている。こうなったら、キルギス側からカシュガルまでめざそうかと思う。この峠を自転車で越えた人はまだいない。ただ、中国の軍による特別な許可が必要だ。途中は写真撮影も許されない。でも、チャレンジしたいものだ。

    


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