Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「老いのかたち」(黒井千次)  再読

2024年08月01日 22時19分44秒 | 読書

   

 本日は猛暑にはならなかったものの最高気温は32.6℃。やはり暑かった。7月中は実に40万歩近くも歩いていたこともあり、昨日から本日は少し休養。
 お疲れ気味の時は、長い文章の本はやはり敬遠。黒井千次の「老いの〇〇〇」シリーズの最初の「老いのかたち」を引っ張り出してきて、喫茶店で涼みながら少しだけ目を通した。すでに拾い読みをいくつかしているが、4年近く前のことなので、とぎれとぎれの記憶しかない。ということで、初めから読んでみた。
 このブログにも2022年頃に感想にならぬ感想を書きかけで終わらせてしまっていた記憶がある。

 2005年から2009年まで、作者が73歳から77歳までのエッセイである。私も今月初めには73歳、この文章を作者が書いたとき、身の回りで感じたときと同年齢である。

 昔拾い読みしたときは何となくピンとこなかったが、どこか切実に共感できるようになった。

 本日は最初の6編を読んだことの報告だけにさせてもらい、感想なりは後日。