Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ゲルハルト・リヒター展

2022年09月22日 22時43分44秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 南の海上にある二つの熱帯低気圧のうち、ひとつが関東地方をうかがっている。いづれもまだ台風の範疇には入っていないようだ。関東地方をうかがう熱帯低気圧は、明日までには台風となる見込み、ということになっていた。台風としての寿命はごく短く、温帯低気圧になるのだろうが、台風並みの風と雨をもたらすことは間違いない。油断はできない。

 明日、明後日と雨、気温は本日よりも高く、明後日は29℃まで上がるらしい。ふたたび半袖が必要な気温である。

 26日(月)には雨は上がるとのことで、竹橋にある国立近代美術館にゲルハルト・リヒター展【⇒https://www.momat.go.jp/am/】を見に行く予定にしている。ところが翌日が「国葬」なるものの日となっている。「国葬」の会場は、近代美術館のすぐ近くの武道館。
 無料鑑賞券を手に入れてあり、事前予約は必要ないと記載してある。美術館自体は26日は会期末を控えて会館日となっているので、問題は無いとは思うが、交通規制やなどに引っかかると面倒である。遠回りに歩かされたりしたのでは不愉快極まりない。しかしニュースなどでは学校の登校などにも影響が出ているとのこと。見に行くことを邪魔されているような錯覚を持ってしまう。
 しかも図録が税込み3900円ととても手が出ない価格設定となっている。

 そして今気がついたが、27日の「国葬」の日は閉館と記載してあった。ひょっとしたら26日(月)は混雑してしまう可能性も出てきた。明日には情報を集めないといけない。

 気分的に萎えそうでもあるが、見に行きたいという欲求は変わらない。


白露

2022年09月22日 20時49分39秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 本日の最高気温は13時過ぎの23.3℃。出かけようとした時が14時過ぎ、雨が降り出し、出かけるのを諦めた。半袖では寒そうななので、7分袖を着たものの、そのまま15時過ぎまでボーッとしていた。15時半前に雨があがり、退屈でもあり傘も持たずに出かけてみた。

 平日にもかかわらず横浜駅はかなりの人出、杖を持って歩き回るのは少々危険なので、いつものとおり有隣堂の文庫本売り場に寄ってみただけで、早々に再度バスにて家に向かった。一つ手前のバス停で下車してゆっくりと歩いて帰宅。途中で霧雨のような雨が一瞬通り過ぎたが、すぐに止んでくれた。

 バスの空調は未だクーラー。さすがに寒いので、ほとんどの吹き出し口が閉められていたが、換気のための窓も閉まったまま。窓から遠いところに座ったのでそのままにした。空けても寒かったかもしれない。

 あらためて暦を見ると、本日までが「白露」。明日から10月7日までが二十四節気の「秋分」である。

★漬梅の紅のひと粒白露の日         飯田龍太
★白露にて已が咀嚼にも親しみぬ       森 澄雄


秋の風を室内に・・

2022年09月22日 11時40分35秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 本日は時々は日が射すが、空はほとんど雲に覆われている。風が昨日よりも強いが、葉擦れの音が乾いていて、さわやかな音に感じる。
 ベランダ側の窓を空けて、存分に風を室内に取り込んでいる。蝉の声も聞こえなくなった。本日はさいわいにも軍用機の飛来もなく、静かな午前中を過ごしている。
 10時の発表で横浜は21.7℃。長袖の上着が欲しいくらいであるが、我が家ではまだ出てこない。
 週末に関東地方にやってくるという熱帯低気圧が、台風になったようだ。

★窓あけば家よろこびぬ秋の雲        小澤 實
★徒らに古塔ぞ聳ゆ秋の雲          臼田亜浪

★遠くまで行く秋風とすこし行く       矢島渚男
★何がここにこの孤児を置く秋の風      加藤楸邨

★この道の富士になりゆく芒かな       河東碧梧桐
★むだにまた一日すぎし芒かな        久保田万太郎