Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

編集のノウハウを少しばかり

2021年04月04日 22時59分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日配信となったばかりの、「VSPグランドツアー2021 コラボ企画 天文雑誌 月刊『星ナビ』のつくりかた」【➡https://www.youtube.com/watch?v=TolQ7UNVuZs&t=23s】というユーチューブを見ていたら、22時半を過ぎてしまった。
 読書タイムと意気込んで「万葉集講義」を手にリビングルームでお茶を飲みながらと思っていたのだが、この番組を見たいというリクエストが妻からあり、一緒に見てしまった。

 私は退職者会の新聞の編集作業をしているので、編集作業に少しは役に立つかもしれないと思って見ていた。役立てるほどの能力は私にはないのが悲しい。組合的な新聞と、天文ファンのための雑誌では、紙面構成も、記事の扱いも、読んでもらいたい内容も違いはある。しかし読んでもらう工夫に勤めなければならないことは共通している。
 写真を中心にして読んでもらえる構成を練り上げていく、という方法は参考にしてみたいととりあえず思った次第である。
 やはり組合的に、「お知らせ」と「これをやろう」というばかりの紙面からは、何とか脱却しなくてはいけないのだが、なかなか思うようにならない。また急に紙面の構成のあり方を変えると、会員から怒られてしまう、ということもあり、難しいものである。

 あまり刺激の乏しい一日だと思っていたが、一応最後にそれなりの刺激を得られた、ということで満足しよう。

 


ベートーヴェン「ピアノ三重奏曲「大公」」

2021年04月04日 19時38分11秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 ウォーキングからの帰り、最後の1kmほどのところで雨が降り出した。慌ててリュックに防水用のカバーをかけ、気休め程度だがウィンドブレーカーを羽織った。幸いにも某町内会館があり、その庇のある玄関先を借りた。
 恥ずかしながら出がけに、傘をリュックに入れるのを忘れていた。

 明日の昼間でぐずついた天気が続くとのこと。

      

 昨晩第三楽章だけを聴いたベートーヴェンのピアノ三重奏曲「大公」を聴いている。すでに幾度か取り上げている曲である。演奏はスークトリオ。


「青の時代」

2021年04月04日 14時17分48秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

  風が強い。曇り。時々陽は差すものの、温かいという感じにはならない。午前中の団地の会議は昼過ぎに終了。
 これよりいつものとおりウォーキング&コーヒータイム。

 先ほどまで、録画していたプレミアムカフェの「青の時代 パブロ・ピカソ」を見ていた。これは録画したときに少しは見ていたもの。記憶と重なる部分がだいぶある。青の時代のピカソの作品には惹かれる。
 苦悩と悪戦・苦闘というものは何も10代後半から20代に限定する必要もなく、いつまでたっても悪戦・苦闘なのである。しかしこの時期の苦悩と悪戦・苦闘をいかに自覚的に自分の中で抽出できるか、そこがその人の人生にとって、一番大事なものであると思っている。
 他者の、それも尊敬できる人物のその時期を見つめることも、自分のその時期を再確認するのにいい契機となる。得るものも多いと思う。そして常にそこに立ち戻って自分を考えることを続けたいものである。

 「若気の至り」という言葉を私は使いたくない。それを言って何かを語ったつもりになるのは、自分の原点を否定することである。かといって理屈にならない理屈でごまかしてもいけない。自分に不誠実な者は他者に対しても不誠実であることを公言していることに等しい。