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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

久しぶりの一人居酒屋

2019年03月15日 22時12分21秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
新北斎展の鑑賞を終わり、一人で恵比寿駅の傍の蕎麦屋さんに入った。この店、多分10数年ぶりだと思う。JRの改札から1分の店。
昔、渋谷でデモが解散のときに3~4人で入ったことのある小さな店。駅のすぐ前にしては安く、うれしい店である。
山種美術館の帰りに何回か利用した。
仕事帰りの騒々しいグループの話を聞きながら一人酒もいい。
しかも左隣の男二人は、極めて真面目に人事の悩みを、一般論に変換しながら話している。決して個別の悪口に陥らない。見事だ。
中小といえども、このような会社が生き延びるのではないか、先が明るいのではないかと感心している。
会話しているのは30台前半の男二人。先輩後輩、同じ地域、同じ業種らしいが、好感の持てる会話である。
これがお酒抜きならたいしたものだ。

そんなことを思いながら気持ちよく酔っぱらっている。

明日は朝から団地の会議の資料づくり。

本日の予定「新北斎展」

2019年03月15日 17時23分06秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日見に行く予定の展覧会は、「新北斎展」(森アーツセンターギャラリー)。18時半からの解説をお願いしている。近くで待機中。

 体調がかなり回復したので、思い切って前段に上野の東京都美術館で「奇想の系譜」展を見に行きたくなった。これは妻も行きたいということでもあり、別の日に別途。しかし4月7日と会期も迫っている。

 本日まずは理髪店で髪の毛を整えた。頭がより寒く感じる。




ユキヤナギ Ⅱ

2019年03月15日 12時24分44秒 | 俳句・短歌・詩等関連
   

昨日よりはのびのびとしたユキヤナギを見つけた。別名コゴメバナ(小米花)。この別名の音感もまたいい。しかし今は使われることはまれとなってしまった。

★雪やなぎ苑をしろくしひと死せり    山口誓子
★雪柳ふぶくごとくに今や咳く      石田波郷
★小米花米寿を超えた杖の音       藤井静三


ユキヤナギ

2019年03月15日 09時57分18秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 昨晩は上弦の半月。夜23時半ころに外に出れば月の登ってくるところを見ることができたはずであった。残念ながら夜空と星を見ることも思いつかずに寝てしまった。
 夜のウォーキングをしていれば、月と惑星と主だった星はだいたい見ることができる。風邪をひいてからは外を歩いていないので、ふだん当たり前に見ているものが見えなくなりさびしくなるものである。

 夕方帰宅前に団地の近くで夕日に照らされた雑草の中にユキヤナギを見つけた。剪定をしたらしく枝が短く、残念ながら長く伸びた姿ではなかったが、ソメイヨシノの咲く一週間前になったことを知る花である。
 ユキヤナギは太陽が当たらないと地味で控え目である。太陽と風がないユキヤナギは淋しい顔を見せる。昨日観たユキヤナギはそんな風情であった。

★雪やなぎ風を溜めつつ風を生む     庄司たけし
★こぼれねば花とはなれず雪やなぎ    加藤楸邨
★雪やなぎ死者に接するあたりかな    荻原久美子
★朝より夕が白し雪柳          五十嵐播水