病院１２日目 突然の訃報

古くからの大切な友人のお連れ合いの訃報があった。突然のことで驚いている。４５年も前だが、結婚のお祝いパーティーで始めてことばを交わした。２０年以上前に２度ほどお宅にお邪魔し泊めてもらったことがある。美味しい夕御飯をいただいた。

こんばんは静かにご冥福を祈りたい。

友人は医師 。今回の私の入院直前にアドバイスをもらった。その時にお連れ合いの具合はかなり悪いとは聞いたが 、亡くなるとは思いもしなかった。
入院中の身、身動きがとれない。山形まで行くわけにもいかない。他の友人にメールを打つくらいしか出来ない。

入院中に知り合いの訃報を聞くのは、さびしい。

病院１２日目 久しぶりにバッハ

ＭＲＩ検査の同意書にサインをして来週以降の治療予定が動き出した。当初予約が多くいつになるか不明と言われたが、押し込んでくれたのだろうか。ということは憂慮すべき事態なのか。
ともあれ無為な時間を過ごすよりはいい。

久しぶりにバッハを聴いている。ＦＭ東京のベストオブクラシックでバッハとその息子たちの曲を放送していた。チェンバロは気持ちが落ち着く。

本日は大腸内視鏡で疲れた。検査後は饂飩がいいのだが、病院食なので無理。夕食より五分粥となり、三分粥より格段に普通食に近づいた。豆腐四分の一、鶏肉のそぼろ、箸で食べた。食べる楽しみが倍加したよう。

病院１２日目 退院は来週に

１６時近くになって大腸の内視鏡検査がようやく終了。ＣＴ検査ではわからなかった病変があり、来週早々ＭＲＩ検査となった。血栓の原因に少しずつ近づいているような気はするが、どう判断したら良いのだろうか。

血栓についてはワーファリンは効き目が出てきたようである。このまま安定的に数値が推移すれば、退院して服薬を続けることが可能と言われた。

血栓の対策とその原因を探る作業、同時平行である。

病院１２日目 腸管洗浄剤

朝８時から腸管洗浄剤を飲み、規定どおり１０時に終了。ホッとしたら３０分ほど寝てしまった。ところが検査室からお呼びがかからない。このままでは昼休み終了後の１３時過ぎまでは呼ばれそうもない。
慌てる必要はないが、あの検査は気持ちの上での準備が必要。

腸管洗浄剤を飲み始めると、気分的には読書も何も出来ない。１８０CC飲むと便所に、ということを１０分単位で繰り返す。慌ただしい上に、体力も使う。精神的にも疲れる。