ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

鳥取へ

2012年12月28日 | 旅行

JRの山陰巡りパスを使って山陰旅行に行くことにしました。発売が27日までで、使用期限が30日までで、京都から10500円。行きと帰りを別ルートにしないと行けないので、行きは智頭急行のスーパーはくとで鳥取駅まで、帰りは出雲市駅から特急やくもと新幹線が使えます。山陰区間の列車は乗り放題という切符です。

野洲駅を出発したものの、京都駅に着いたときにはスーパーはくとが2分前に出たところでした。いつもなら5分前に付くはずなのに、到着が遅れてしまいました。
仕方なく次のスーパーはくとの自由席で行くことになりました。マールブランシュのカフェで2時間時間を潰しての出発です。お昼前に付く予定が大幅に出遅れました。

ところが、鳥取は雨です。目的はあまりなくて、砂丘と砂の博物館に行く予定でした。
とりあえず、駅前のホテルに荷物を置いて、傘を借りて駅に戻りました。
駅前はホテルと大丸、若干の商業ビルがありますが、都会とは言えません。駅の2階がホームになっていて、電化されていないため架線がありません。同じJR西日本だけど、経済的に大きな差があるんだなと、駅の設備を見ても感じられます。

駅前に戻ったものの、バスは本数が少なく待ち時間も移動時間もかかるので、タクシーで砂の博物館へ。砂の博物館の行き帰りのみ特別料金で1600円に統一されています。
砂の美術館は山の斜面に沿って作った感じなので、外から大きさが全然分かりませんでしたが、中は大きめの体育館のように空間があります。とは言え、一般的な美術館からすると小さいのかも知れません。
ここの砂は砂丘から飛ばされた砂で、作品の展示期間が終わると崩して砂に戻すのだそうです。そのため、砂だけで固められています。型枠を7段ほど組んで、砂と水を流し込み、水だけを抜くことで中の空気が抜けて砂が固まるとか。型枠を上から外して、彫刻をしながら、1段ずつ外して行くので、必ず上から作ることになります。それにしても、人の顔とか、鼻や髪がしっかり取れずにできあがってる様は不思議な感じです。どれもが大きくて圧巻でした。一番大きい物で幅30mくらいあったでしょうか。小さくても5mくらいの幅で高さは2mか3mくらいあります。
外にも作品があるのですが、雨のせいで崩れてしまっています。前日には雪が降っていたそうで、その影響が大きかったようです。

折角体が温まったけど、ここまで来て砂丘を見ないわけに行きません。と言っても、目の前に砂丘が広がっています。大きなうねりが波のように立ち上がり、海の手前で山のようになっていました。雨が降る中、トボトボと歩いてみました。山はかなりの傾斜があり、雨のせいで固まっていたので、返って登りやすかったかもしれません。山の上から海を見て戻ってきましたが、結局1時間くらい砂の上を歩いたでしょうか。
途中、ハイヒールのような穴が続いていましたが、山の斜面で折れたヒールを2個見つけました。どんな格好でここに来たのだろうか。

土産物屋に移動したけど、雨でほとんど人が居ません。娘は駅の土産物売り場より同じ物が安くなってて悔やんでましたが、特に目新しい物はありません。
タクシーを呼ぶことにしたけど、ここで待つと料金が高くなるので、砂の美術館へ戻りました。5分ほどなんですけどね。
こちらのタクシーは静かですね。運転手が良くしゃべるのは関西だけなのか。

無事に駅前に戻って、商店街で夕食を。駅前から地下道があるのだけど、このエスカレータが遅い。すんごく遅い。思わずつんのめってしまうくらい遅かった。
商店街は手前に飲食店が数軒合って、一番奥にある店に入ってみました。名物の蟹を使った丼を頼んで見たけど、蟹小さいし身がほとんどなくてがっかりです。他の物は美味しかったのにな。

一日目はこれで終わりです。早めに寝ました。

 



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