ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。
忘れるから記録に残してます。
そして、その記録が役立つといいかな。

映画「ココ・アヴァン・シャネル」

2009年09月30日 | 映画
「ココ・アヴァン・シャネル」を観てきました。
オドレイ・トトゥがシャネルを演じるということで、非常に楽しみにしていました。
同名の原作を元にした、シャネルの幼少からパリで成功を掴むまでの物語です。
しかし、本編中にはまったくシャネルという言葉が出てきません。最初にちらっと自己紹介があったと嫁さんは言ってましたが、本名のガブリエルまたは愛称のココで呼ばれますし、店の看板も出てきません。もちろん、ロゴなんかもありません。
ここからも、映画の目的がシャネルというブランドの宣伝ではなく、ココ・シャネルという人物の物語であることが伺えます。

オドレイ・トトゥが演じることで、ココは等身大の一人の女性に見えます。その行動はやや破天荒ですが、それが理解できてしまうほど、身近に感じられるのです。
少々の話はホンの少しで、田舎のキャバレーから話が始まります。昼は針子をしながら、夜は華やかな成功を夢見て歌を歌います。
成功とともに、地味な雰囲気が徐々に変化をし、表情が変わっていくので、最後は別人のようです。やはり、ひとえにトトゥの演技力が際だっているお陰です。

全体的に登場人物は少ないものの、テンポ良く話が進みます。もちろん、良いことばかりではありませんが、結局は周囲の巡り合わせに幸運があったのです。
貴族との結婚を信じて待つ姉をなんどもたしなめていたココが、恋に目覚め姉にその胸中を打ち明けます。ココの表情がとても優しく自信に満ち、大いなる成功への第一歩を踏み出した瞬間かもしれません。

パリでの成功もあと一息というところで、人生最大の不幸が訪れます。
女性がビジネスの世界に足を踏み込むことがなかった時代にあって、大きな成功を掴んだのは、才能だけではありません。多くの人に愛されたことが成功に繋がったのです。
伝記的な作品としても楽しめますが、恋愛ものとしても十分に楽しめる映画です。
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映画「火天の城」

2009年09月12日 | 映画
安土城築城の物語です。
主人公は西田敏行扮する宮大工の頭領、岡部又右衛門です。織田信長自らの指名を受けて安土城築城の総頭領となります。
建築図面や模型を使った設計コンペ、巨大な檜を求める敵地の旅、夫の仕事の成功を祈る妻、信長の命を狙う者たち、様々な要素を加えて人間ドラマとして見ることができます。
非常に楽しく、見せ場も順々に出てくるので、見やすく判りやすい映画でした。
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映画「20世紀少年 最終章」

2009年09月02日 | 映画
ついに最終章を迎えました。1も2もどうにも中途半端でしたが、これでようやく全ての謎にケリが付きます。
全てと言っても、結局誰が「ともだち」なのかという一点です。

映画を見始めて、なんとなく「ともだち」の正体に気づきました。最近見た映画に同じ俳優が出ていたため、話し方が似ていると感じました。
最終的に正体が明かされたあと、そこからがこの映画の面白いところです。
結果としては、とても良い終わり方を迎えたと思います。もちろん、そのために1と2があったわけですが、長すぎてまどろっこしかったのは確かです。

この最終章は、映像が続いたままエンディングが流れますが、そのまま話は終わらずに15分か20分か、話が続きます。ここが一番の見所かも知れません。

三本の映画を観て思ったのは、これは壮大な大人の悪ふざけだと。SF要素はかなり無理矢理感がありますが、そのバカバカしさが良いのかも知れません。見る方にもそういう開き直りがあると楽しめるかな。

どうして、みんなが「ともだち」の正体に気づかなかったのか、どうして「ともだち」という怪物が生まれてしまったのか、ミステリー本のトリック風に全て綺麗に解決しています。
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