ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

足立美術館

2012年12月29日 | 旅行

山陰旅行の二日目は、足立美術館へ行き、出雲で一泊です。

鳥取駅から安来駅までスーパーおきで移動します。
駅からは美術館まで専用のバスがあります。トイレに行く時間もギリギリでバスに乗り込みました。

美術館は田舎の集落の外れにありました。駐車場から大きな建物の間を歩いて本館へ。意外に小さな建物です。そこから入場して通路を抜けると、別館に入ります。有名な庭園の風景がそこにありました。庭園と遠景の山が一つにまって雄大な景色を作っています。実際にはその間に道路や集落があるのですが、まったくその存在が消えているのです。
その後にも小さな庭園を2つ見て、あまり美術品がないなと思いながら2階へ移動したら、沢山の所蔵品がありました。日本画ばかりで、横山大観の作品を中心に集めています。
個人的には好きな絵が少なかったけど、幾つか発見もあって良かったです。

お昼過ぎまでのんびりして、時間があるようなので松江に寄ってみることにしました。旅館に夕飯の時間を確認するとちょっと早めで、遅らせられないということだったので、お昼を食べたらほとんど時間がなくなってしまいました。
荷物を預ける前に気づいていたら、JR松江駅から一畑電車の宍道湖温泉駅へ移動しながら観光するべきだったかも知れません。折角の晴れ間でしたし。
松江はさすがに都会で、駅前はビルばかりで松江城の方をまったく伺うことができませんでした。

JR出雲市駅へやくもで移動し、そこで1時間ほど電車を待ちます。この時間を松江で使いたかったけど、電車を1つ乗り過ごすと2時間も遅れてしまうのです。
山陰旅行はレンタカーの方が動きやすいですね。実は切符を使うと安く車が借りられたのだけど、28日までが対象だったのです。
一畑電車を乗り継いで出雲大社前駅へ。もう真っ暗です。
駅前からは出雲大社の参道になっていて、一つ目の鳥居が左手にあり、右手に二つ目の鳥居や社があります。石畳みの道路は二つ目の鳥居の前で大きく上り坂になっていました。その後は住宅街を抜けて旅館にたどり着きました。駅から20分くらい歩いたかも。

夜の食事は豪華でした。益田牛の分厚いステーキでした。これがしっかりした食感なのに、脂がジュワジュワ出て来ます。脂と繊維が一体になっていて、脂が消えると繊維が残る感覚がありました。
それ以外はほとんどが海の幸でとにかくお腹いっぱいになりました。
旅館はかなり古い建物で増築を繰り返して変形しています。温泉もありましたが、昔の銭湯のようでした。中の仕切りがガラスなので、廊下に人が通ると浴槽から丸見えです。ほとんど人に会いませんでしたが、出るころには隣の女性風呂に人がいるようでした。
風呂場の手前には遊技場があって、ポケットのないビリヤード台と、卓球台がありました。風呂上がりに嫁と娘に呼び出されて少し遊びました。
その間も誰にも会わないのでした。

あとはやることもないので、部屋に戻って寝るだけです。ちょっと寒さが厳しくなっていました。



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