ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「20世紀少年 第2章」

2009年02月25日 | 映画
久々に映画館に行きました。「おくりびと」がアカデミー賞を取って、初のレディースデイの日なので事前に予約をして向かいました。
映画館のフロアから行列がはみ出していました。「20世紀少年」「おくりびと」「マンマ・ミーア!」と上映時間が近かったのですが、おそらくほとんど「おくりびと」効果だったのではないでしょうか。
自動発券機でチケットをもらって5分ほどで中へ入りました。上映開始から日も経っていましたが、10人もいませんでした。

原作好きな人しか見ないと思うので、ネタバレのがっかり砲を打ちはなっておきます。私は原作を読んでいません。

さて、「20世紀少年 第2章」の内容は、1から15年後のお話です。
1の顔ぶれはほとんど出ないし、少ない出番にちょっとずつ出ています。
とにかく話が荒唐無稽でした。
1の主人公達はテロリストとして学校でも洗脳教育が実施されている世界になっています。
それなのに、その姪であり、1では彼女の誘拐を巡って話が展開していたカンナが普通に生活しています。
でも、本人はちっとも隠してない。誤認逮捕で捕まったけど、刑事にあっさり「おじちゃんは悪くない」とか言ってる。しかも、洗脳教育世代の刑事があっさり仲間になるとかあり得ない。
誤認逮捕にせよ、本名で学校にも通っているのに、あっさり釈放した警察。なのに、その後は命をつけねらう存在となる。

明らかに第3章への時間稼ぎのような展開で、原作知らない人は置き去りです。
「ともだち」は誰なのか?と言った謎が、結局新しいキャラが出てきて終わりそう。「名前を思い出せない誰か」ということらしいが、それでは謎でもなんともない。
あと、「本格科学冒険映画」らしいけど、死んだ人が生き返るとか、どこがどう科学なのか理解できない。しかも、そんなことできる小学生がいたというのも、宇宙人でもなければ話に登場しないだろう。
とにかく、突っ込み処満載なので、ネタとして見るのは良いけど、説明しようのない虚しさがあります。

そうそう、良かったのは、カンナの同級生小泉響子役の女の子。表情が豊かで存在感がありました。

漫画「Q.E.D. -証明終了-」

2009年02月15日 | コラム

NHKでやっているドラマをたまたま見かけて、2回目の放送から見ていたら、嫁さんが漫画を借りてきた。
主人公は15才でMIT(マサチューセッツ工科大学)を卒業し、日本の高校に転校してきた少年燈馬想(とうま・そう)。ヒロインには剣道や格闘技に秀でたクラスメイトの水原可奈。
人付き合いが苦手な想に対して、なんでもほっておけない可奈が事件に巻き込んで行きます。

1巻に2つの話が入っていて、その長さもかなり偏っていて、それだけでも風変わりですが、お話はしっかりと本格的なミステリー作品にも劣りません。
主人公が数学の天才なので、高等数学や科学の公式や理論になぞらえたトリックも良くでてきます。理論の話は難しい物の、トリックはなんとか判りやすく解説しています。
非常に論理的に解決に導かれるので、作りは丁寧です。そのために、1話が長くなっているんだろうと思います。
登場人物も個性的で魅力的な人が多くて好きです。また、そういう人物が準レギュラーとして何度も登場するのは嬉しいです。
小難しい話ばかりでもなく、殺人事件ばかりでもありません。想の過去を追ったり、校内で起きる事件もあります。もちろん、海外にも良く行くこともあり、飽きることがありません。

案外スラスラと読めるので、気軽にミステリーを読むには打って付けですよ。

Q.E.D.―証明終了 (1) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩
講談社

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余呉高原でスキー

2009年02月11日 | 日記

今季初のスキーです。今回は弟が迎えに来てくれて、一緒に行くことになった。

娘を滑らせては、上に引き上げるのが私の役目で、午前中はずっと娘に付き合っていた。
お昼前に休憩しようと食堂へ行ったら入口が人で溢れてたので、外の小屋でホットドッグを買った。なかなか美味かった。しかし、やっぱり足りないので結局食事を取ってしまった。かなりお腹が苦しい。
午後になって嫁の借りたスキーを借りて2本滑ったところで、切り上げて帰ることにする。
ゲレンデを下りた頃に雨が降ってきたので、丁度良いタイミングだったようだ。

夜は、母の誕生日ということもあって、もう一人の弟の店に集まることになっていのたで、家に戻って時間を潰す。
「リトルビッグプラネット」を娘と弟と3人で遊んでた。弟がPS3用のカメラを貸してくれたので、娘の顔を撮影してステッカーを作り、ゲーム内に貼り付けてみた。
色々画像が取り込めるので面白そうだった。

夜は弟の店で手巻き寿司パーティー。ダイニングバーだけど、なんでもありやな。
しかし、お昼の量が多かったので結構苦しい。4ほど巻いたけど、あとは刺身をちびちび食べた。
鯛とか淡泊なものは海苔の味に負けるので、刺身で食べた方が良いですな。イカとはまちがうまかった。


PS3「シヴィライゼーション レボリューション」

2009年02月07日 | ゲーム

久々にシミュレーションゲームを買いました。元来好きな系統のゲームで、パソコンをいじる切っ掛けになったものです。
その当時は「信長の野望」や「三國志」という歴史物や、「大戦略」といったオーソドックスなものでした。その後は「シムシティ」で町を作り、「A列車で行こう」では鉄道を中心とした経営と町作りに発展します。そして、「ポピュラス」という民族を率いて進化と発展を競うゲームが出てきます。そして、この「シヴィライゼーション」では、町を築き、自らの文明を発達させるというゲームになりました。

「シヴィライゼーション レボリューション」には4つの勝利条件があります。
制覇勝利・・・戦争をしかけるなどして、他の文明の全都市を配下に納めます。
技術勝利・・・文明の発展のため様々なテクノロジーを開発し、最終の宇宙移民を達成させます。
経済勝利・・・20000ゴールド貯めて、世界銀行を設立します。
文化勝利・・・世界遺跡を作り、偉人を定住させ、文化転向で都市を配下に引き込み、その数が20に達すると国際連合を設立します。

都市を発展させると、文化の発信力が他国の領地に影響を及ぼし、他国の都市がその影響によって自文明に寝返ることがあり、これを文化転向と呼びます。
また偉人の力で強制的に文化転向を引き起こすこともあります。
戦争ばかりでなく、平和的に世界を統一することができるようになっています。

世界に降り立つと、最初は小さな範囲しか見ることができません。探索をすることで、世界地図ができあがって行き、他の文明と接触を行います。その過程も結構好きです。「アトラス」や「大航海時代」というゲームにもある要素です。

戦争はもちろん、戦略シミュレーションには欠かせない要素です。文明毎に特異なユニットを持っており、ここにも文明の特徴が出ています。
地上用の攻撃と防衛ユニットの他、船や航空機も出てきます。それらはテクノロジーの発展次第で使えるようになったり、強化されたりします。

テクノロジー。これがこのシリーズの最大の特徴だと思います。
アルファベットに始まり、筆記、青銅器、陶器などと関連するテクノロジーを系統に沿って開発します。開発されたテクノロジーに応じて、次の開発ができたり、都市に建物が造れたり、戦闘ユニットを作れたりします。
建物には、市場、図書館、裁判所、水道橋などがあり、それらは都市の発展となり、文明全体の発展へと繋がっています。

最終的に4つの勝利条件の1つを満たすことで世界の覇者となるのがこのゲームの目的です。
シミュレーションにしては3~5時間と短い時間でクリアできますし、手応えも十分にあります。画面をちょこまかとユニットが動くのも楽しい要素です。
寝る時間がどんどんなくなってしまいます。

シヴィライゼーション レボリューション(「戦略ガイドブック」同梱)

サイバーフロント

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